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ALPS MD-5000 活用編


■ ラベカフリーでステッカーを作成 ■

※車(VW Golf 2)のページと内容が重複しますがお許し下さい。
⇒ 詳しくはこちらのページへ

屋外POPや、自動車、自転車に貼るためのステッカーを作る場合、アルプスMDシリーズ用の
ラベカフリー(LabecaFREE)シートが利用できます。
ペイントソフト(私の場合はPaint Shop Pro 5.0)で原図を作成し、ラベカ専用テープ、
または、紙用テープにて印刷を行なうだけです。

ステッカーにするなら、自由レイアウトサイズのもの(型番:型番:MDS-LFFR)を使用
することになると思います。これには、A4サイズの白・赤・緑・黄のものが各1シート
ずつ入っていて、これらの色をバックの色としてそのまま使用することになっています。

見たところ0.1mm程度の薄さのプラスチックシートの裏に糊付けしたもののようです。
なおかつ、熱転写テープでの印刷ができるように表面に一種の艶消し処理を行ない、
極微細な凹凸を実現していると思われます。
MD-5000は表面が完全にツルツルのものには印刷することが困難です。また、できたとし
ても紙以外の材質であれば表面が硬いためインクの食いつきが悪く、爪等でこすることに
よって剥がれてしまうことがあります。ラベカフリー専用のインクリボンを使用すれば
それが防げるのですが、フルカラーの写真印刷ができないので、今回は黒い部分は
ラベカフリー用を、その他の色は紙用インクを使用しました。
サイズはA4サイズですので、今回のNVIPステッカーであれば2枚。通常よくやるように
ロゴやキャラクターを刷り込むとしたら7〜8枚は作れるのではないでしょうか。

実は、アルプス電気より先ごろ届いた、1999冬季DMで知ったのですが、ラベカフリー
シートおよび専用リボンは1999/11/30をもって生産終了となりあとは在庫限りということ
です。
その代わりに、と言ってもいいかも知れませんが、伝票・規定フォームのプリンタ用紙で
有名な「ヒサゴ」から、1999/12/03発売開始ということで、CD-Rやビデオラベルに最適な
糊付きのフィルムタックシートがアナウンスされています。

《 図案作成 》
MD-5000の場合、600dpi/240ドットマルチラインという精度ですが、大まかな話、3原色で
1つのドットを表現するわけで、実質200dpi程度の表現力であると考えられます。
そこで、私は、200dpiで図案を作成しました。

《 印刷 》
印刷は比較的簡単にできました。

1.図案の黒い部分(Jの文字と縁取り)だけで印刷用イメージを作成し、
  ラベカフリー用黒で1色のみの特色印刷を実行。
  経験上一度だけではかすれがあるので、もう一度同じようにシートを投入して
  2重に印刷をする。MD-5000の位置決め精度は非常に高いので目立つほど印刷が
  ずれることがない。

2.手差し用紙を選択して、今度は黒以外のイメージデータを紙用インクで印刷。
  この時、光沢処理を行なう指定にしておく。それによって、心持ち、剥がれ
  にくくなるようだ。

《 貼り付け 》
裏紙を除き、端から気泡が入らないよう、ウエス等で拭くように押さえつけながら貼りつけます。
万一、気泡ができたら、針の先で塗装面まで傷めないよう注意して、シートに穴を開け
空気を追い出します。

で、これが出来上がりです。
  nvip_sticker


■ マグネットシート ■

金属のホワイトボードやロッカー、冷蔵庫等に貼りつけることができるよう、
裏にマグネット・シートの付いたインクジェット用紙がOAサプライ品として
市販されていますが、それでステッカーを作ってみました。
試しにエレコム製のものを使いましたが、各社どれも同じようなものだと思います。

《 図案作成 》
プリンタに付属のペイントツール「Print Studio V5」で作成します。
CDのサンプル素材をペタペタと並べて文字を入力し、サイズを調整するだけです。

  psp5 window

《 印刷 》
平滑紙を選択して、手差しモードで印刷しました。表面が光って見にくくなるのを
防止するために光沢仕上げは指定していません。

気付いた点としては、用紙の説明にもありますが、直接3.5インチFDに触れてもデータ
を壊すことのないほどの弱い磁力だということで、貼りつく力がいまいちかなあという
ところです。

  magnet sheet
印刷したところ。ちょっと見にくくてすみません。
これをはさみで適当に切り取って使用します。名前やクリスマス関係のイメージを作ったので
姪たちが遊んでくれています。


■ アイロンプリント ■

ただいま試行中です。


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