ALPS MD-5000 活用お正月編
■ 注連縄(しめなわ)飾りを自作する ■
1999年の年末も本当に押し迫った、12月29日、お正月用の品々を買い出しにでかけ、
新年を迎えるに無くてはならない、しめ縄を家の玄関用×1、車用×2購入して来ました。
お店では、色とりどりの飾りの付いた縄や果てはスヌーピー、キティちゃんといったキャラ
もののリース風のものまでとありましたが、いずれもちょっとお高い。おめでたいお飾り
ですが、分相応というものもありますので、とりあえず最小限の縄と水引きだけのものを
買ってきたのでした。それには、とある考えが頭にあったからです。
・MD-5000のカラー印刷機能と、紙用フラッシュゴールドの金箔紙のような仕上げで
それなりの見た目のお飾りを作る。
そのためにお店でじっくりとサンプルを眺めて帰ったのは言うまでもありません。
《 図案作成 》
Print Studio V5を立ち上げ、「賀正」の文字の入った扇型の原形となる横に長い長方形の
紙片と、「のし」部分の部品となる金色の帯(3mm程度の幅に切って使う)。それから、
「交通安全」の御札(おふだ)を1枚のA4用紙にレイアウトします。
折った時に内側が赤色になるようなのしを作るのに、1辺が6.5cm角の正方形を作りたい
のしの個数分印刷する、もう1枚の用紙のデータも作成します。
《 印刷 》
印刷するのは本当は厚手の和紙が良いのでしょうが、印刷の乗り具合を考えるとしっかりと
した平滑紙であれば数日間の使用を考えれば耐久性も十分だと思います。
《 作成 》
のしを折るのは、同じ大きさの紙で型紙を作っておき、それに合わせて折っていくと
比較的楽にできます。
順次、扇や御札を作っていきます。接着は木工用ボンドを使いました。
部品ができたら、お互いにボンドで貼りあわせて組み合わせます。
最後に、しめ縄本体にお飾りの部分を取り付けますが、飾りの裏側に藁を1・2本糊付けし、
それをくくり付けることにしました。車への取り付け用モールのところに縛ってある藁が
それです。
《 完成 》
それにしても、MD-5000(新機種のMD-5500もそうですね。)のフルカラーの発色と
紙用フラッシュゴールド、シルバーといった特色は、インクジェットでは表現できない
独特のインクの厚みと金属箔の表現力、それに耐久性においてペーパークラフトに
大変有効だと思います。