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ソフトウェアインストール時の諸注意など


■ UNIX Software / Tool編 ■

  (1) Samba 1.9 他
   WindowsNT4.0およびWindows95への修正情報適用時の注意事項

   WindowsNT4.0にサービスパック3以降をあてた場合やWindows95にセキュリティ
   強化の修正( http://www.microsoft.com/JAPAN/WIN95/SECURITY/ )を適用すると
   SAMBAが使用できなくなることがあります。

   現象としては、接続で「そのアカウントは、このワークステーションからのログインを
   許可されていません」というエラーになったり、正しいパスワードを入れているのに
   何回もパスワードを要求してくるのです。

   原因はこれらの修正情報で、パスワードを暗号化して送信するのがデフォルトに
   変更されたため、暗号化されたパスワードを復号できないSAMBAサーバと接続を行う
   ことができなくなったのです。

   解決策は、SAMBAを暗号パスワードを受け付けるようにコンパイルし直すのが一番
   いいのですが、修正適用前のようにネットワーク上にパスワードがテキストのまま
   送られても問題ないならば、レジストリの変更で対処できます。

      WindowsNTの場合
      レジストリエディタ(regedit.exe)で
      \\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Rdr\Parameters
      にEnablePlainTextPasswordとういうREG_DWORDを作成し、1を設定します。
      Windows95の場合
      \\HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\VxD\VNETSUP
      にEnablePlainTextPasswordとういうREG_DWORDを作成し、1を設定します

  (2) Sybase SQL Server 11.0.x + Solaris 2.x
   インストール時の確認事項(マニュアルに書いてあることですが)

   OSの共有メモリの最大値の設定を忘れる場合があります。
   これを忘れた場合、startserver に失敗するため、システム Stored Procedure
   がインストールできないので慌てることが、結構慣れていてもたまにあります。
   (要はインストーラーが、最初にチェックしてくれればいいのではないの?という
    話ですね。)
   そうなった場合は、マニュアルにある通りに /etc/system に以下の行を追加
   して reboot しましょう。
   もう一度最初からインストールし直せば、今度はSybaseが起動してくれるはずです。

      set shmsys:shminfo_shmmax=268435456
      set shmsys:shminfo_shmmin=1
      set shmsys:shminfo_shmmni=100
      set shmsys:shminfo_shmseg=10
      set semsys:seminfo_semmns=200
      set semsys:seminfo_semmni=70

■ Windows Software / Tool編 ■

  (1) Winamp 2.01 以降
   Playlist Editorでの日本語フォント表示の方法

   各skinフォルダの中に「pledit.txt」というテキストファイルを置きます。

   ※「YunaSoft SexyFont Plug-In」ヘルプからの引用です。
   [Text]
   Normal=80ff80(普通の文字の色)
   SelectedBG=8080ff(選択中のバックの色)
   NormalBG=000000(普通のバックの色)
   Current=ffffff(選択中の文字の色)
   Font=MS UI Gothic(フォント名)

  (2) Win95/98のMSDOS.SYSカスタマイズ
   編集方法
    MS-DOSプロンプトで、C:\に移動し、ATTRIB -r -s -h MSDOS.SYS を実行する。
    エディタ等で編集を行なう。
    MS-DOSプロンプトで、ATTRIB +r +s +h MSDOS.SYS を実行する。

   編集内容・オプション一覧

---- MSDOS.SYSの内容例 ----
[Paths]
WinDir=C:\WINDOWS
WinBootDir=C:\WINDOWS
HostWinBootDrv=C

[Options]
Logo=0
AutoScan=1
BootMulti=1
BootGUI=1
Network=1
;
;The following lines are required for compatibility with other programs.
;Do not remove them (MSDOS.SYS needs to be >1024 bytes).
;xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxa

※この、xxx...行以降はMSDOS.SYSのサイズを1024バイトより大きくするための埋め草
  なので、用がないと思って削除しないで下さい。
--------
   ご覧の通り、[Paths]セクションと、[Options]セクションに分かれています。
   以下の表の通りの設定項目がありますので、お好きなように変更して下さい。

[Paths]セクション
エントリ設定可能値デフォルト説明
UninstallDirドライブ・ディレクトリ名C:\アップデートインストール時に復元するためのファイル情報を格納したディレクトリを指定する。
HostWinBootDrvドライブレターCWindowsのシステムブート時に使用するドライブを指定する。
WinBootDirドライブ・ディレクトリ名C:\WINDOWSWindowsの起動に必要なファイルの格納先を指定する。
WinDirドライブ・ディレクトリ名C:\WINDOWSWindowsがインストールされているディレクトリを指定する。

[Options]セクション
エントリ設定可能値デフォルト説明
AutoScan0=無効、1=メッセージ表示して確認後実行、2=メッセージなしで自動実行1Windowsの異常終了後の再起動時に、SCANDISK.EXEを自動実行する。
BootGUI0=DOSモードで起動、1=Windows画面で起動1Windows画面(GUI)で自動起動する。
BootKeys0=無効、1=有効1起動キー(ファンクションキー)を使えるようにする。
BootMenu0=無効、1=有効0起動メニューを自動表示する。
BootMenuDefault1〜71起動メニューのデフォルト項目を指定する。
BootMenuDelayn(秒)30起動メニューのデフォルト項目が実行されるまでの待ち時間を指定する。
BootMulti0=無効、1=有効0Windows起動時に、[F4]または[F8]キーで旧バージョンのDOSを起動する。
BootSafe0=無効、1=有効0Safeモードで起動する。
BootWin0=旧バージョンのDOSを起動、1=Windows起動1WindowsをデフォルトのOSとして起動する。
BootWarn0=無効、1=有効1Safeモードで起動したときに警告メッセージを表示する。
DblSpace0=無効、1=有効1DBLSPACE.BINを読み込む。
DoubleBuffer0=無効、1=有効1ダブルバッファの必要なSCSIカードがあればDBLBUFF.SYSを読み込む。
DrvSpace0=無効、1=有効1DrvSpaceを使っていればDRVSPACE.BINを読み込む。
LoadTop0=無効、1=有効1DBLSPACE.BINまたはDRVSPACE.BINをコンベンショナルメモリの上位に読み込む。
Logo0=無効、1=有効1Windows起動時に起動ロゴ画面を表示する。
WinVerバージョンナンバーWin95OSR2/4.00.1111、Win98/4.10.1998Windowsのバージョンナンバーを格納するための項目。
※なお、当方はこの変更をされることによって生じた結果のいかなる責任も負いません
 のでご了解下さい。


  (3) Explorer4.xのアクティブデスクトップを無効化する方法
   確かコントロールパネルでもできますが、レジストリを1個所修正すれば同じことです。

   レジストリエディタ(REGEDIT.EXE)を起動し、以下のバイナリ値を追加します。
   それだけです。
    HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer\ の下に、
     NoActiveDesktop='10 00 00 00'
    を追加します。

  (4) WindowsNT4.0のログイン画面を表示させずに自動的にログインする方法
   有名な「窓の手」などでも出来ますが、以下のレジストリを直せば可能です。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon\ の下に、
     AutoAdminlogon="1"(文字列(REG_SZ)です。)
     DefaultPassword="password"
    を追加します。


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