- 夜、たまたまFM-NHKを聴いてたら、ジャズの番組で、夏に野外ライブをやったとかいう模様が放送されていた。すると、最初のトランペットの人の時、「クゥァ〜ン」とハウリングしてるのが聞こえてきた。はっきりと。しかも2回ぐらいハウってた。これはちょっといややなあと思いながら、自分の行った現場のことを思い出した。
- あれは、PA屋がいちばん忙しいといわれる10月、大阪中央体育館で新体操の世界大会という現場だった。大会のテーマソングだったヒステリックブルーの曲のCDを、休憩時間や客出しのときに流していた。そのCDデッキは他のデッキよりも揺れに敏感で、体育館独得の床の揺れ(振動がよく伝わる)をわざわざ感じ取っていらっしゃった。つまり、音が飛ぶのである。卓周りは慎重に歩いたり、走り回るこどもを睨み付けたり。帰ってから衛星放送でやってたのでビデオにとってたのを見てみると、やっぱり音が飛んでいる...。テレビなので、会場内のBGMは薄くしか聞こえてこないが、まだBGMとしての役割だけだったのが救いだったかもしれない。
- どんな場合にせよ、放送関係が関わってくると、いろいろ注意しなければならない点が出るのは当たり前であろう。
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