モノローグ
text / tagotago
[01]
ねえ、キミ最近ちょっと変だよ。
わたし知ってるの。黙ってわたしのことを見ているでしょ
う。じっとわたしのことを見つめているでしょう。目をそら
さないで、答えて。わたしを見ながら何を考えてるの?
もしかしてエッチなこと? わたしを見ながらエッチなこ
とを考えてるの?
男の人って『する』んでしょう? ひとりで。わたし、知
ってるわ。キミも『してる』の? もしかして『したい』
の? わたしで『したい』の? そうなの?
正直に答えて。
[02]
そうなのね。わたしを見ながらしてみたいのね。わたしに
見られながら飛ばしてみたいのね。毎日ひとりでしているん
でしょう。嘘をついてもわかるわ。
正直に教えて。
いつも一人でしているのね。わたしを思い出してしている
のね。わたしで気持ち良くなりたいのね。そうなの?
やっぱり。わたしでオナニーしてたのね。わたしずっとそ
うじゃないかと思ってた。やっと白状したわね。
じゃ声に出して言ってみて。わたしを見ながらオナニーし
たいって。わたしを見つめながら言ってみて。わたしにオナ
ニーを見て欲しいって。
[03]
ね、素直になって話そうよ。オナニーしたいんだよね。わ
たしがキミを励ましてあげる。キミを応援してあげる。
だから、キミのことわたしに教えて。キミの秘密の場所。
キミの大切な瞬間。本当のキミを見せて。
ね、おちんちん出してみようか。
勇気を出して。さ、出して見せて。恥ずかしがらないで。
わたしに見て欲しいんでしょう?
[04]
出てきたね。こんにちは、おちんちんクン。隠さないで、
ちゃんと見せて。恥ずかしくないわ。
こうやって女の子におちんちんを見て欲しかったんでしょ
う? そんなに離れないで、もっとそばにおいでよ。息がか
かるくらい顔を近づけて見て欲しいんでしょう? キミのお
ちんちんの匂いが嗅げるくらい近くで、じっと見つめて欲し
かったんでしょう?
わあ、キミ元気いいんだね。こんなに大きくなって、ぎゅ
ーっとうえ向いてる。先っぽがオヘソに付きそうだよ。
心臓がバクバクしてるんでしょ。先っぽが震えてる。ほら、
こんなにドクドク震えてる。血管が浮き出てる。もうカチン
カチンなんだ。いつもより堅くなってる? わたしが見つめ
ているせい?
キミ、もう、したくてしたくて、たまらないんでしょう。
早くおちんちんに触りたくてたまらないんでしょう。
[05]
ね、どこなの? キミの一番感じるところがあるんでしょ
う? わたしに教えて、キミの弱点。
人さし指で触って見せて。
あっ、ピュクン、って跳ねたね。おちんちんに触った瞬間。
そこなの? そこがキミの秘密の場所なの?
指先でなでて見せて。一番気持ちいいところを、そーっと
なでて見せて。
ほら、反応してる。おちんちんがギューッとリキんでる。
はっきりわかるわ。
感じてるの? 気持いいの?
このくびれたところは? ここはどんな感じ? 指で輪を
作って、くびれたところを触って見せて。
わたし、わかるわ。気持ちいいんでしょう。もっと触って。
そう。手首を使って。わたしを見ながら。
[06]
それからどうするの? 教えて。
おちんちんを握るの? どういう風に握るの? 握ってみ
せて。わあ、先っぽが一回り大きくなったみたい。おちんち
んにツヤが出てきたよ。
ただ握るだけ? 違うよね。どうしたいの? なに? 聞
こえないわ。
こすりたいの? おちんちんをこすりたいの?
じゃはっきり声に出して言ってみて。「おちんちんをこす
りたい」って。「メチャクチャこすりたい」って。
どんな風に動かすの? どんな風にこするの? 手を動か
してみて。キミのやり方があるよね。わたしに見せて。
[07]
わたしから目をそらさないで。わたしを見ながらこすって
見せて。
よく見えないわ。もっと大きく動かして見せて。もっと大
きなストロークで。もっと手を動かして。そう、わたしに見
せつけるみたいに。
なんだか、先っぽ濡れてるみたい。ダメよ、隠さないで。
ほら、濡れてるよ。先っぽの割れ目から透明なおつゆが出て
きてる。
指先でおつゆをつんつんしてみて。わあ糸引いてる。ほう
ら、キミのおつゆがこんなに糸引いてる。
キミ、多いね。
もう先っぽがキミのヌルヌルでいっぱい。わたしのこと気
に入ってくれたんだ。わたしのために、いっぱい出してくれ
たんだ。
[08]
わたしの匂いを嗅いでみたいの? いいわ。わたしのここ
に鼻をつけて。わたしの匂いを吸い込んでみたいの? うん。
深呼吸していいよ。
キミの胸いっぱいに、わたしの匂いをあげるね。キミが気
持ち良くオナニーできるように。もっと吸い込んで。あたま
の芯までしびれるみたいな、女の子の匂い。
[09]
わたしの顔の正面でしごいてみたいんでしょ。
腰をぐんとそらして、キミのヌルヌルおちんちんをわたし
の顔の前に突き出して、ずぷずぷこすってみたいんでしょう。
わたし、目をそらさないわ。じっと見つめてあげる。
キミの敏感な先っぽに、わたしの暖かい吐息があたるわ。
キミが腰を突き出したはずみに、濡れた先っぽがわたしのほ
っぺたや唇に触れて、ねっとり糸を引くわ。
わたしがそっと唇をなめると、ヌルッとしたものが残って
いて、そして、味を感じるわ。キミからあふれ出したおつゆ
の味。これがキミの味なのね。
[10]
ねえ、わたしで感じてるの? だって手がすごい勢いだも
ん。キミのオナニーの音が聞こえるよ。ちゅぷちゅぷ音が聞
こえるよ。
男の子だもん、女の子のカラダを見ると興奮しちゃうよね。
いっぱいこすっちゃうよね。仕方ないよね。
わたし、キミを見つめてあげる。キミの手の動き。びくん
びくん震える先っぽ。
ね。感じる? こすってる?
ねえ、もっと聞かせて。キミのおちんちんの音。
もっと、くちゅくちゅいわせて。速くこすって。
もっと、じゅぷじゅぷしごいて。大きく動かして。
[11]
いきそうなの? キミの両足がぴんとつっぱってきたよ。
キミのたまたまがきゅーつと上がってきたよ。
ねぇ、聞いてもいい?
わたしでいいの? わたしの言いなりになって、オナニー
しちゃっていいの? もしかして、別の女の子でしたいんじ
ゃないの?
ほ・ん・と・うにわたしでいきたいの?
本当なら、いっぱいこすって見せて。わたしを見つめて、
本気でこすって見せて。
[12]
うれしいわ。いっぱいこすってくれてるのね。しぶきが飛
びそうだよ。本当にわたしでいきたいのね。
毎日おちんちんがカチカチになって大変なんでしょう。今
日は、がまんしなくていいのよ。わたしがいっぱい抜いてあ
げるからね。キミの精液、わたしが全部出してあげるね。
準備はいい? いくわよ。
[13]
さ、いこう。
わたしの視線を感じて。キミの手の動きにわたしの眼は釘
付け。ぎゅんと張ったキミの裏筋が、りゅくんりゅくんこす
られてる。
わかる? 私、胸がドキドキしてる。教えて。わたしの前
髪やほっぺたにびゅくびゅく飛ばすつもりなの? わたしの
身体の上に思いっきり撒き散らすつもりなの? もう私、喉
がからから。
もうすぐでしょ? お願い、わたしに見せてね。
キミの腰がぎくんぎくん跳ねるとき。キミの快感が噴き出
す瞬間。
ねえ、お願い。今すぐいって。
私、待っているの。キミの先っぽを見つめているの。
お願い。出して。飛ばして。
何度も、何度も。うんといっぱい。
私に見せつけるみたいに。
[14]
すごいわ。こんなに、いっぱい。
キミの精液が。
私、はっきり見えたわ。
ずっぴっ。びゅくっ、びゅくっ、びゅくっ、ってキミが噴
き出すのが。
匂いがするわ。部屋中に青いキミの匂いがいっぱい。私、
匂いを吸い込んでいるわ。キミの指もキミのおちんちんも、
キミ自身の匂いでいっぱい。
まだ、ひゅくんひゅくんって動いてるわね。
最後の一滴まで絞り出してね。根元から先っぽまで、ぎゅ
ーっ、て絞り出してね。
[15]
どうだった? 気持ち良かった? わたしで素敵なオナニ
ーが出来た?
わたし、キミのこと応援してるよ。キミが元気になってく
れたらいいなって。
えーっ、おかわりしたいの?
もぉーっ、元気良すぎだわ。