1997年12月から今も続く冒険

American flag

ボルチモア冒険記
〜その2〜


「も〜インド人」

まぁそれはいいとして、インド人です。
ぼくは幽霊生活を送っているので同じ家に住んでいながらあまり会わないのですが、 初対面からいきなり
「君の年収はいくらか?」
でした。 なんなの?あんた?って気分でした。
マックに向かっていても、
「いくらだった?」
自転車で帰ってくると
「いくらだった?」
でも慣れてきました。
何かしているときに目が合うと聞かれる前にこれは何ドルだったよって教えて上げています。
彼は、外国に出たのはこれが初めてだったそうです。それで最初はかなりとまどっていたみたいで、最初は全く笑わない、じっとにらみつけるように話してくる。それでこっちは妙なプレッシャーを受ける感じでした。この頃は笑顔を見せるようになってきました。まぁ大丈夫でしょう。

第二に彼の英語はアメリカ人よりもわかりにくい。これはインド独特の発音によるみたいです。これも最近徐々に慣れてきました。

第三に彼は家の中で毛布をサリーの様にまとって歩いている。
「寒いの?」
って聞くと寒いみたい。インドでも南の方からきたそうなのでボルチモアはとっても寒く感じるそうです。北海道から来て、薄着で通しているぼくとは対照的です。
インドでは男の人もサリーを来ているの?
の質問にはノーでした。

今もインド人はなぜかぼくの隣に座って一緒に紅白を聞いています。
まさに今
「そのビールはいくらだった?」
って聞かれました。しまった、先に値段を聞かれてしまった。
「七十セントだよ」


今日はのんびりとした土曜日です。
豚の味噌煮込みか、それともポークカレーかどっちをつくろうかと迷っていましたが、結局、インド人も居ることだしと思ってカレーを作りました。
この家には入れ替わり立ち替わりいろんな国籍の人が住んできたみたいで、世界中の料理の材料がそろっています。カレーの香辛料も様々な物がそろっています。
タマネギをぼんぼん炒めて、鍋に放り込んで5時間煮込みました。最高のできです。いままでこれほどおいしいカレーを食べたことはないほどのできでした。さっそくインド人に味わってもらおうと思ったのですが、答えは、
「私はベジタリアンです」
でした。ショックでした。
ちなみにポークカレーです。 最初に言ってよ、と思いました。

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