超大陸


 今の地球をみると、大陸は比較的バラバラに散らばっています。でも、その昔大陸が一つに集まり大きな陸地を作っていたことがあります。そうした巨大な大陸を超大陸といいます。左の図は、約6億年前にあったゴンドワナという超大陸です。 

 地球の歴史46億年のなかで、超大陸は5回ほどあらわれたと考えられています。超大陸ができてしばらくすると、真ん中のあたりに火山がふきだし、大地が割れはじめます。そして、ついにはバラバラになった陸地が移動を始めます。

 細かくなった大陸は移動を続け、また衝突、合体して超大陸をつくります。こうした繰り返しには、何億年という長い年月がかかるといわれています。

 超大陸が現れては消える仕組みは、地下にあるマントルの流れが大きな役割を果たしているという人もいて、そうした考えをプルームテクトニクスといいます。