9. [拡張子毎に設定]"する"だと、[Save]時に、"hmretdel"+[拡張子]+".ini"のファイル名で保存し直し、次回起動時から、専用の設定ファイルを使用します。
また、[Save][Load]時の数字キー([1]〜[0])押下で、その番号を拡張子として設定ファイルが保存・読込出来ます([SHIFT]は基本設定)。

Written at 1999.08.15
Last Update at 1999.08.17


 「改行文字指定マクロ」Ver4.1(以降)のマクロ内設定で、[拡張子毎に設定]"する"だと、メインダイアログ、[詳細設定]ダイアログのタイトルの右端に、"[ ]"を表示します。

「改行文字指定マクロ Ver4.1」時(1999.08.14)

// 改行文字指定マクロ Ver4.1 (1999.08.14)
//----------------------------------------------------------------------------

 (省略)

//----------------------------------------------------------------------------
$ini1="hmretdel";         //- 基礎設定ファイル名 (拡張子は"ini")
#pc98=1;              //- NEC PC98x1機種依存文字 (0:OFF 1:ON)
#ext=1;         //- 拡張子毎に設定 (0:しない 1:する)
//●以上の設定は、改行文字指定マクロL2(改行文字指定??'l2.mac)でも同様として
//●下さい
$hmretcut="指定文字数折返.mac"; //- 指定文字数折返マクロ ファイル名
$hmdcheck="文書確認.mac";     //- 文書確認マクロ ファイル名
$hmretd2="改行文字指定41'l2.mac"; //- 改行文字指定マクロL2 ファイル名
#retcut=0;            //- 指定文字数折返設定 初期状態 (0:行わない 1:行う)
#retcaw=0;            //-     〃    (0:同ダイアログ 1:別ダイアログ)
#sc=1;               //- [Save]時、確認  (0:しない 1:する)
#lc=0;               //- [Load]時、確認  (0:しない 1:する)

 編集ファイルの拡張子の設定ファイルが有れば、そのファイル("hmretdel"+[拡張子]+".ini")を使用し、無ければ、基本設定ファイル("hmretdel.ini")を使用します。

 この時、"[ ]"内には、その拡張子が表示されます(空白の時は基本設定ファイル使用を表します)。

 

 メインダイアログの[Save][Load]時に、[SHIFT]キーを押していると、基本設定ファイル("hmretdle.ini")に保存したり、読み込んだり出来ます。

 また、数字キー([ 0 ] - [ 9 ])を押していると、その数字を拡張子として("hmretdel0.ini"-"hmredel9.ini")、保存、読込が出来ます。

 数字を拡張子とすると、実際にその数字が拡張子のファイルで起動する以外には、メインダイアログの[Save][Load]時の数字キー同時押下しか、その設定を使用できません。拡張子に関係なく、複数の設定を保存したい時などにご利用下さい。

注意:数字キーのみを押下すると、アクティブなウィンドウ、特にエディットボックス関係に影響を及ぼすので、適当なコントロールキー(ここでは、[CTRL]、[GRAPH(ATL)]キーなどがいいでしょう)も同時に押して下さい。

 

 さらに[Save][Load]時に、動作確認をする設定を追加しました。

「改行文字指定マクロ Ver4.1」時(1999.08.14)

// 改行文字指定マクロ Ver4.1 (1999.08.14)
//----------------------------------------------------------------------------

 (省略)

//----------------------------------------------------------------------------
$ini1="hmretdel";         //- 基礎設定ファイル名 (拡張子は"ini")
#pc98=1;              //- NEC PC98x1機種依存文字 (0:OFF 1:ON)
#ext=1;         //- 拡張子毎に設定 (0:しない 1:する)
//●以上の設定は、改行文字指定マクロL2(改行文字指定??'l2.mac)でも同様として
//●下さい
$hmretcut="指定文字数折返.mac"; //- 指定文字数折返マクロ ファイル名
$hmdcheck="文書確認.mac";     //- 文書確認マクロ ファイル名
$hmretd2="改行文字指定41'l2.mac"; //- 改行文字指定マクロL2 ファイル名
#retcut=0;            //- 指定文字数折返設定 初期状態 (0:行わない 1:行う)
#retcaw=0;            //-     〃    (0:同ダイアログ 1:別ダイアログ)
#sc=1;               //- [Save]時、確認  (0:しない 1:する)
#lc=
0;               //- [Load]時、確認  (0:しない 1:する)

 "する"だと、現在の設定ファイル名の表示と動作の確認を求めてきます。

 

 メインダイアログの[Save][Load]は、通常、編集ファイルの拡張子設定ファイルで行います。この時の拡張子は、タイトルの右端の"[ ]"内であるとは、必ずしも言えません。

 保存されていない拡張子のファイルで起動した時、マクロは基本設定ファイル("hmretdle.ini")を使用するので、

「今の拡張子では、保存されていません。基本設定で起動します」

と言う意味で、"[ ]"を表示しています。それ以外では、基本的に拡張子を表示すると思って下さい。

 この時、[Save][Load]ボタンを押すと、マクロは積極的に、

今の拡張子で「保存」「読込」

します。

 つまり、

・ .txtファイルでマクロを起動したが、拡張子設定ファイルがなく、基本設定ファイルで立ち上げた。
・ その後、[Save]ボタンが押されたので、"hmretdeltxt.ini"に今の設定を保存した。
・ 以降.txtファイルから起動されたら、保存した"hmretdeltxt.ini"を使う。

と言う流れなのです。

 

 以上は無印版であれば、滞り無く動作するはずですが、Light版となると、少し話が違ってきます。

 

 Light版は「改行文字[詳細指定]」を別ファイルのマクロ動作で行うので、メインダイアログで行った動作の引継が多少やっかいです。

 そこでLight版では、

・ 保存していない拡張子のファイルで起動すると、基本設定を読み込むように、([SHIFT]キー押下の)
・ [Save][Load]時に、[SHIFT]や[ 0 ]-[ 9 ]キーを押していると、その動作を[詳細設定]実行時に行うように、(それぞれのキー押下の)

メッセージを出すようにしました。

 つまり、起動時、及び[Save][Load]時のチェックを、[詳細設定]時にもしているんです。多少、二度手間感は否めませんが、これは仕方ないと言うことで……

 通常は、その指示に従って下さい。従わなかった場合、ファイルの拡張子の設定ファイルを操作してしまい、メインダイアログ操作との統合性が失われる場合があります。ご注意下さい


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