古代クジラ
1990年にペルーのアレキバ州で発見されました。
約800万年前のクジラの成獣で、ひれを含めた幅は2.2メートル、全長は8.3メートルにも達します。今までに知られていない新種のクジラで、ニタリクジラ(Balaenoptera edeni)の仲間である可能性もあるといわれています。保存状態は良好で、口の中の髭にいたるまで鮮明に見ることができます(右下写真:クリックすると拡大されます)。
生命は海で生まれたといわれています。そして、クジラたちは陸からふたたび海へともどっていきました。やはり海はわたしたち生命にとって居心地のいいところなのでしょうか?