恋人色は7月25日追加分だ。前からある文章の頭にくっつけただけの、手抜き更新だす。どんどんフレームを増やそうと思ったけど、やめた。

 

 

 

長くする。今回は懐かしのテーブルを使用しています。

 

 

 

 

 

そろそろ恐怖の大魔王がそこかしこに現れるはずの今日この頃・・・

いかがお過ごしですか?

 

最近の俺はお仕事やら何やらでさっぱり元気が無い。

むしろ無いザマス。

 

 

特に、東京に出張なんぞに行った後からがひどい。

まぁ、この辺のことは掲示板にさらりと書いたので良しとしよう。(とうほうふはい&越後屋ごめんね)

更新も出来ないでいたしなぁ。

まぁ、あんましする気も無いんだけどさ。

更新は。

最近は掲示板のほうにリンクを張ってこちらにはこない人も多いみたいだし。

それはそれで大変結構だ。

見てもらいたいわけでもないし。

診てもらいたいけど。

 

 

 

いや、何度も書くようで申し訳無いが、本州は暑いねぇ。

暑いってゆーより熱い。

今回初めて体験した梅雨は酷かった。

おかげで一週間くらい体壊したしな。

小学生のころやった、避難訓練以来だった。ハンカチを口に当てて歩くの。

まじで息できねぇーよ。梅雨の東京は。

行くときはなぜか「GRAYジャンボ」に乗ってちょっと得した気分だったが・・・

帰りはぐったりでしたな。

帰ってきても仕事ばっかり残ってやんの。

休めねぇーっての。

おかげで最近は掲示板を見ることすらままならない状態でした。

言い訳だけどさ。

まぁ、誰も気にしてないだろうけど。

大変だなぁ・・・梅雨がある土地の人は。

一年間のうちのちょっとの割合、損してるような気がする。

そう思うのは俺だけかもしれないけど。

やっぱし北国が一番だ。

食い物もおいしいし。

空気もおいしい。

水だっておいしいかも。

涼しいし。

はっきりと四季があるし。

スキー場近いし。

まぁ、本州に行きたいときは海を越えるので不便だけどねぇ。

よーするに生まれ育った環境が大好きな俺だ。

「住めば都」とはよく言ったものだ。

優越感に近い感情といっても良いな。

でも、本州とかに住んでる人は住んでるところが一番良いのかもね。本州とか。

そうじゃなかったらちょっと寂しいし。

でも、やっぱり俺は北海道に生まれて良かったよ。

 

 

 

 

 

少し短い夏も大好きだ・・・

哀愁含む秋も大好きだ・・・

馬鹿寒い冬も大好きだ・・・

雪の残る春も大好きだ・・・

 

 

 

 

 

 

 

良かった。

道産子で。

俺的に勝手な優越感を感じました。梅雨を体験して。

まぁ、ちょっとした些細なことかもしれないけどな。

 

 

優越感か・・・

 

 

優越感・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優越感・・・

それは短い夢・・・

覚めない夢であってほしいもの・・・

そして、自己嫌悪の軸になるものである・・・

もんげぇーと伯爵 アサガオ日記 3年4組 より抜粋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の更新はちょいと遅れたなぁ。

やる気はいつも無いけど。

 

「更新してや」

 

というメールが来るんでしょうがないから更新。めんどいので先月更新時にアップしようと思って書いたけどやっぱりやめたやつを載せようかなぁーとか何とか思ってた。

 

 

 

・・・ら、昨日(7月24日土曜 休日出勤)・・・

 

 

昼過ぎ、東室蘭に住んでいる友達からケータイに電話がかかってきた。

仕事してるときに。

まぁ、俺のいるフロアにはだーれもいなかったし。

休日だし。

 

 

 

 

 

 

ヤス「あぁ、俺だけど」

俺「あぁ、ヤスか。」

 

 

 

 

 

 

ヤスとは高校からの腐れ縁である。

安田とか、ヤスアキとか言う名前が付くと大抵あだ名は「ヤス」だよな。

全国共通かな?違うか。

でもポートピア殺人事件でも「ヤス」はいたしなぁ・・・

まぁいいや。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤス

「俺、これから札幌行くけどお前暇?遊びに行かない?」

「今会社なんよ。でも夕方からならいいよ。どうせ夜に来るんだべぇ?」

ヤス

「おうよ。したらさー、6時半位にオーロラタウンの入り口前にいるから来いよ。その時間来れる?」

「いいけどさぁ。どこ行くん?飲み?」

ヤス

「行くかも。でもその前にカップリングパーティー。7時から。」

「あぁ?カップリングパーティー?ナニそれ。」

ヤス

「ねるとんパーティーみたいなやつの腐れたやつ。おもしいよ。行くべ。」

「女の子くんの?」

ヤス

「結婚焦ってるやつとかもな。でもおもしいよ。ぜってぇー良いって。」

「んー、行くけどさぁ。金無いし。」

ヤス

「大丈夫。当日参加でも4000円だし。安いっしょ。」

「わーった。6時半だっけ?」

ヤス

「おう。上出来。一緒に俺の後輩も行くけど別にいいべぇ。話しやすいやつだから。したら、待ってっから。」

「ん。せば。」

 

 

 

 

・・・とか何とか。

詳しい内容は忘れたけど大体こんな感じのやり取りがあった。

 

 

 

 

カップリングパーティーか・・・

 

 

 

 

 

はて?

 

 

 

 

ねるとんパーティーみたいなやつ?

 

 

 

今一つ良くわかんないが、どうやら出会いの場ではあるらしかった。

 

・・・ん?

おっ!

これは良いじゃないですか。ねぇ?

ochanとかもこんな感じのやつで奥さん見つけたって言ってたなぁ・・・確か。

そーゆーやつなのかなぁ?

そーだよな。多分。

うひゃ!

ちょっとわくわくしてきた。

 

 

 

・・・と、同時に心配もあるわけだ。

小心者の俺だ。

文章書くときは偉そうに書いてるが実際は小心者の小物君の俺だ。

全然知らんヤツと話なんか出来るだろうか・・・?

 

上の文章では省いてるが、システムとしてファーストインプレッションとか中間なんとかやらで、人気順位とかもあるらしかった。

良くわかんないけどね。

男も女も冷やかしで来る人と本気で来る人の両方がいるらしいし。

で、最後にめでたく「カップリング」する人たちもいるようだ。

まぁ、一度体験してみようかな?くらいの気持ちで行ってみた。

「変な人も結構いると思う」とのこと。

その変な人の一員になってしまう可能性も大である。

 

心配だ・・・

いきなりのお誘い。

それほど本気になって行くわけじゃないけど・・・

ほら・・・ねぇ?

やっぱしそれなりに・・・

でも・・・

やっぱり・・・

不安はつのるばかりであったのだ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

露骨に「アンタ、気持ち悪い」って、態度取られたりしないかな・・・

露骨に「ダサ・・・あんたどっか行ってよ」って言われないかな・・・

露骨に「顔、こっち向けないでよね」って、素振りされないかな・・・

露骨に「わたし、貴方とはお話できません」とか言われないかな・・・

露骨に「アイツサイテー」とか言われて、後ろ指さされないかな・・・

 

 

 

 

 

 

誰にも口を利いて貰えなかったりして・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな気持ちじゃ楽しめないよ・・・

あと3割カッコ良ければ・・・

あぁ・・・

臆病な自尊心は強がることを忘れてしまいそうだ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

札幌大通地下街

6時15分頃

 

 

 

 

 

あぁ・・・来ちまったよ。

なんだかんだ言っても女の子と話せる機会を提供してくれるのは嬉しいもんだ。

とは言うものの・・・羞恥の心配事は消えず。

仕事が途中っていう心配もあるしなぁ・・・

まぁそっちの心配はどうでも良いけど・・・

 

 

 

 

えっと・・・ヤスは・・・まだいないか・・・

とか思っていたら結構すぐに来た。

ヤスとその後輩の「イチロー君」

ちょっと自己紹介を兼ねてお話したあと歩きながらカップリングパーティーのことを話したりしてた。

聞くところによると実はヤスも行ったことは無いらしい。

イチロー君が結構ハマってるとのこと。

で、面白そうだから行くことになったようだ。

で、会社の若い衆3人で行くことになったがメンツの一人に親戚の方で不幸があって来れないらしい。で、予約してる分の穴を埋める為に俺が誘われたらしい。

らしい・・・ってゆーか、そうだってさ。

オマケみたいなもんだな。

 

ヤス

「どうせ暇なんだべぇ?」

 

とか言われた。

失礼なヤツだ。

まったくその通りだからなんも言えんけどなぁ・・・

悔しいけど。

ちなみにヤスは彼女いるし、イチロー君も彼女いる。

カノジョいないのは俺だけだった。

 

何だよ・・・お前ら・・・

行く必要無いじゃんか・・・

俺みたいな寂しいヤツから幸せを奪おうっていう気か?

 

って、言ったら

 

 

 

 

イチロー君

「いや、別にカノジョ探すとかじゃなくて。ホント面白いですよ。ボーリング代だと思えばいいんですよ。」

 

 

 

 

だってさ。

 

 

とか何とか言ってるうちにホテルの前に到着。

でも、まだ少し早い。

10分前くらいに入りましょうか。

というイチロー君の指示により俺ら3人は入り口から少し離れたところで待機。

 

イチロー君

「今入っていったヤツも多分そうですよ。」

 

・・・って、おい。

スーツ着てるぞ。今の男。

すっげぇービシッ!って決めてるぞ。

 

 

 

俺ら・・・全然私服じゃん。

 

 

 

 

・・・ん?

ヤスは・・・黒いパンツにシャツ。まぁそれなり。

イチロー君は・・・アロハシャツ。ハーフパンツ。今風。夏らしいですな。

俺は・・・疲れたような白い肌着っぽいシャツに、判る人には判るけど興味無い人には唯のぼろいジーンズ。一応俺にとっては持ってるジーンズの中では一番高かったもの。59万した(ローン)。探して探してやっと見つけた。でも、ぼろぼろ。汚い。臭そう。金無さそう。そんな感じだ。

そんなカッコで、スーツの紳士と張り合うなんて自殺行為だ。

来るときに心に抱いていた心配事がぶり返してきた。

これから起こることへの恐怖・・・

俺の見てないところで誰かが指をさして・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ・・・見て・・・あの人・・・貧乏で洋服買えないのかしら?」

「ねぇ・・・見て・・・あの人・・・お風呂とか入っているかしら?」

「ねぇ・・・見て・・・あの人・・・身の程を理解してるのかしら?」

「ねぇ・・・見て・・・あの人・・・近くに寄れるヒトいるかしら?」

「ねぇ・・・見て・・・あの人・・・イケてると思ってるのかしら?」

「ねぇ・・・見て・・・あの人・・・あの人来るなら帰ろうかしら?」

 

 

 

 

 

 

 

 

何か世の中全ての晒し者(さらしもの)になったような気分になってきた。

銀行の営業マンが言っていた。

「歩いてる人みんなお客さんに見えちゃう。」

と言っていたのを思い出した。

 

俺は・・・

道に歩いている人全てが俺のことを笑っているような気分になってきた・・・

 

 

 

 ってことを話したら、

 

 

 

イチロー君

「大丈夫っすよ。普通のカッコでも全然OKっす。ワイルドでイイと思いますけどね。」

 

 

 

 

 

 

って言ってくれた。気を使ってくれてるのかどうかは知らない。

 

でもなぁ・・・男に言われてもなぁ・・・

 

 

 

 

 

 

あぁ・・・小心者の顔が見え隠れしてきた・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

慣れない新幹線。

「これで良いのかな?間違ったらどうしよう・・・」

 

 

 

 

 

 

慣れない電車・そして乗り換え。

「秋葉原ってどうやっていくの?違ってたらどうしよう・・・遅刻しちゃうよ・・・」

 

 

 

 

 

 

慣れない飛行機の乗り換え。

「ゲートくぐっちゃだめなのかな?買い物したいのに・・・諦めようかな・・・」

 

 

 

 

 

 

慣れないお店

「あれ・・・レジどこだろ・・・?店員さんはどこ?テーブルチェックなのかな?違うのかな・・・」

 

 

 

 

 

 

慣れないファミレス

「コーヒー御替り自由なのかな?聞いてみようかな・・・どうしようかな・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はこんな男だ。

文章でだまされちゃいけない。

ほら良くいるでしょ。

CHATとかでえらそうなやつだけど実は変なヤツっぽいの。

あんな感じだ。俺は。

 

 

 

 

 

 

とか何とか言ってるうちに中に入ることに・・・

あぁ・・・憂鬱だなぁ・・・

誰も口きいてくれなかったりして・・・

まぁ、良いけど・・・

 

 

・・・って、強がりは言えませんでしたな。

余裕無し。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホテル2階 受付

6時50分

 

「番号札か・・・」

俺19番

ヤス20番

イチロー君21番

ボールペンを借りて中へ・・・

ウーロン茶を片手に自分の番号の席へ・・・

 

席についてタバコに火を付けながら受付で貰った「プロフィールカード」に記入していった。

 

えっと・・・名前・・・ナンバーと・・・

年は24と・・・

血液型はA。

職種は・・・公務員って嘘書くかな?まぁ、いいか。会社員っと。

現住所は札幌だな。

趣味?えっと・・・無趣味はまずいよな・・・ツーリングでいいか。

好みの異性は、普通・・・っと。

好きな芸能人は新山千春。決まってる。かわいいもん。

デート???知るか。ゲーセンで良いや。

自分は個性的か?あん?普通だな。

物事の考え方??えっと・・・自己破滅的・・・は無いか。じゃあ、普通で良いや。

マイカー?無い・・・っと。

結婚はいつが良い?どうせ出来ないし。35で・・・良いか。

プロフィールカード
私の番号 19
氏名 や○ ゆ○・・・・
年齢 24
血液型
職業 会社員
休日 日・祝
現住所 札幌
なるべく具体的にお答えください
●趣味は何ですか? *スポーツ *映画鑑賞 *旅行 *カラオケ
その他( ツーリング とかなんとか
●好みの異性のタイプは? 例 : 明るくて、誠実な人 など
普通すぎる人がいい
●好きな芸能人は?
新山千春あたり。
●デートに行くならどこがいいですか?
例 : ドライブ お酒を飲みに行く など
ゲーセンとかなんとか
●自分は個性的だと思いますか?
□個性的
普通
□個性的でない
●物事の考え方は?
□進歩的
□保守的
どちらでもない
●マイカーは持っていますか? はい 車種( いいえ
●結婚は何歳くらいでしたいですか?(35)歳
 

 

 

 

 

まぁこんなもんだろ。

適当だけど・・・

 

まわりを見渡すと・・・まだ人はまばら。

男しかいないなぁ・・・来るのか?

 

横長のテーブルが2列。

向かい側に女の人が座るのか・・・お見合いみたいだ・・・

 

・・・って、おっ?

なんかぞろぞろとひとが入ってきたなぁ・・・

結構きれいな人もいるじゃないですかいな。

それに混じって・・・ジャイ子見たいのもいたけどね。3分の2くらいは普通って感じか?

男は・・・半分以上が・・・怪しい。

どう見ても怪しいのが半分くらいいいる。

スーツの人も何人かいたけど、ほとんどの人が普通のカッコでしたな。

変な心配しちゃいましたぜ。

この安心感も小心者ならでは。

 

 

 

俺の向かい側にも人が・・・って、おい。

ちょっと待てや。

 

何?

これ?

動物かな・・・??

まさかな・・・

って、失礼だよな。

俺。

こうは書いてるけど別に普通かな?

まぁ、普通って言うことにしとこう。

あっ、また人が来た。

横の・・・ヤスとイチロー君の前に4人組みが・・・

えっ?

コング?

特攻野郎Aチームの人か?

マジか?

こいつら・・・

 

 

まわりを見渡すと・・・何か俺らの前に住んでるのが・・・

一番・・・

違うぞ。

背中に何か見えちゃいそうだ。

どうしてやろうか?

 

 

 

心配性だった俺はどこへ・・・

だんだん気が大きくなってきた。

ホントは小心者のクセにね。

 

 

 

 

 

 

どうも司会者くさい女の人がマイクでなんか言っている。

良く聞こえない。

どうも「カップリングパーティー」についての解説をしてるようだ。

 

 

最初に全員の顔をみて、自分が良いと思った人を1番から3番まで記入するらしい。

で、それがファーストインプレッションだとさ。

途中にもやるらしい。途中にやるやつは5人まで書けるとさ。

で、終わりに気に入った人の番号を書く。これも5人。

時間の間・・・ある一定の時間、向かいの人と話して、時間が来たら時計回りに席をずれて行くらしい。

で、大体みんなと話せるようだ。

 

 

でも、一個飛ばしでずれるから半分くらいの人としか話せないのかな?

でも・・・まぁ良かった・・・ずっとおんなじやつと話さなきゃならんのかと思った。

ヤスも最初はびびってたなぁ。

だってすごいんだもん。

ヤスの向かいの人。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

って、1番から順に番号と名前を言っていくのだな・・・

こーゆーのって恥ずかしいよね。

まずは男からか・・・

どんな人がいるか・・・

イイ男と言う人もいるのはいるようだが・・・

ホント一握りの人だけですな。

なーんだ。

俺でもいけるんじゃねぇーか。

・・・って、俺もそのたいしたこと無いやつの仲間なのね。

ふぅ・・・もうちょっとで天狗になるところだった。

あぶねぇ・・・

 

 

 

 

 

 

 

次は女の人が順に番号と名前を言っていった。

身を乗り出してみてみたいがみっともないのでさりげなくチラチラと・・・

おっ!俺らの向かいに座ってるヤツらは結構キテるけど、俺たちに背を向けている人たちは結構イイじゃないか。

 

で、これが一通りすむと「ファーストインプレッション」と書かれた紙に自分の好みの人の番号を書いていくのであった。

 

んー

わかんねぇーよ。

13番が多分一番可愛いべぇ・・・

あとは適当でイイか。

めんどいので1、2番と記入。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初の人23番

向かいに座ってる人とお話しなきゃならない。

んー。困ったもんだ。

さて、ナニ話せばいいんかねぇ。

隣のヤス、及びイチロー君は・・・

おぉ・・・ナニやら楽しそうに話してるようにも見える。

ゴリラみたいな人と・・・

きっと彼らも我慢しているんだろうな・・・とか思いました。

そんな事をちょいと考えつつ俺もがんばることを決意・・・しようかね?

まぁ適当でいいべぇ。

とりあえず最初の人だ。俺にとってこのサミットでは初めてのお相手。

何だかなぁ。

今、一生懸命思い出そうとしてるんだが・・・

全然覚えてないなぁ。

最初に

「字汚いね」

見たいなことを言われました。

とりあえず相手のプロフィールカードなんぞを見ながらお話してたと思う。

なるほど。

この紙無いと話のきっかけを作るの難しいですな。納得だ。

どんな話したかは覚えてないですな。

まぁ、普通の人でした。

毒にも薬にもならないって感じですな。

でも、失礼の無いようにがんばってお話しました。

毒舌混じりで・・・

 

 

 

 

 

 

 

2人目 25番

んー。

さっきまでイチロー君がお話していた人だな。

これはきつい。

メガネをかけていて、髪をアップにして・・・

知的な印象が・・・

まったく無いですな。

さてどうしよう?

特攻野郎Aチームのコング似の女の人だ。

恐ろしいわ。

こいつを飛行機に乗せようとしたら、きっと・・・

 

 

 

 

 

 

 

「飛行機だけはカンベンな!」

 

 

 

 

 

 

 

とか言うんだろうか?

設計のお仕事をしていた人だったよう泣きがする。元SEさん。

ここでも最初に

「字汚い」

見たいなことを言われた。

んー、俺が話し掛けてもずばずば会話を切る姿勢は大変見事でよろしゅうございましたな。

絶対男できんて。

って、失礼なこと思ってしまいました。

この人のこともほとんど覚えてません。

顔は一度はっきりと見てみたので覚えているけど・・・

ま、コングだし。よかべ。

ここでも相手のことを考え毒舌でしめました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3人目 27番

太った人。21歳。

ムチッとしてた。

すける素材の服・・・恐らくカノジョにとって最高の洋服であろう事さながら・・・

はちきれんばかりでした。

またもや覚えてない。

でも、がんばって毒吐いてました。

なぜか人で無い人にも

「字汚い」

見たいなことを散々言われた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4人目 2番

さて。

番号が後ろのほうだった俺たちは当然のように番号が後ろの人たちからだったわけだ。

で、2番が最後だったので若い番号の人になるわけだ。

やっとこの辺からまともな人とお話できそうだ・・・

ここら辺からはちょっと覚えてます。

えっと・・・歳は・・・26歳か・・・おねぇさんですな。

一番最初に

「うわっ!すごい字ですね。」

と言われた。

結構普通っぽいし、自己紹介した時の感じでは全然話せる人。

・・・って、思っていたら隣のヤスが口を挟んできた。

 

ヤス

「何か2番の人ってお前の妹に似てるなー。」

 

・・・黙れや。

って、良く見ると確かに似ている。

目元なんかが特に・・・

気になっちまうじゃないですか。

気になるついでにじーって見ていたらだんだん目の前の女の人が憎らしくなってきた。

人目見たときの印象はもう無かった。

仮想マリアとの話はそこそこ。心ここにあらずといった感じで話していました。

多分向こうもそうだと思う。

俺みたいなヤツとは楽しくお話できないようだ。どうもお気に召さないらしい。

しょうがあるめぇ。

この辺はヤスが悪いことにしてしまおう。

他人に責任を押し付けようとしていた。口に出さないからまぁいいっしょ?と言ったとこかねぇ?

まぁ、あんまし楽しくなかったっす。

でも、だんだん見た目の質は上がってきてました。

やはり人間見た目なのか?

毒舌は影を潜め普通にしてました。特に頑張りもせずに・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5人目 4番

見た目。可愛い系でしょうかねぇ?

えっと・・・現住所が・・・ん?滝川???結構遠くから来てるんだなぁ。

ちなみに滝川は札幌の上のほうに位置するところですな。車で2時間位って所でしょうか?そんなにかからないかなぁ?わかんないや。

歳も同じだし・・・って、何か3番のヤツが俺のほうを見ていることに気がついた。

気が付いたってゆーか、2番の人と話しているときから地味に気が付いていた。

4番の席につく直前。実は3番と話をしていたヤスが

「この女ヤバイ」サイン

を出していたので「変な女」と言う風には思っていたが・・・

まぁ、俺は4番の人と話さねばならない。

4番のコが

「字汚いね」

と言うと3番のコが覗き込んでクスクスと笑っていた。

で、4番の人と話していると・・・3番女がナニやら4番のコに話しかけている。

・・・なんだ。お前ら友達同士なんか。

と、いきなり4番のコが俺に、

 

「この子がねー。あ、私の友達なんだけど、君のこと『好きな顔してる』って。」

 

えっ?まじで?

3番のコは・・・そこそこ可愛いと思うけど・・・

ヤスの「ヤバ」サイン効果のせいかもしれないけど俺から見ても挙動とかがおかしい。

おかしい言うか、変。

ヤスの反対隣・・・ヤスが左にいる反対。つまり右隣にいる男の人と話しもせずに俺の方を見てやがる。

こっち向くなよ・・・

あまり人に見られることに慣れていない俺はちょっと困ってしまいましたな。

しかも変な女に。

3番も同じ歳なのか?それにしては幼いような・・・

「このコ部活の後輩だったの。」

なるほど・・・20歳か。

それにしてもせっかく俺が話し掛けてあげてるのに返事もしないのはどういう了見なんだ?このアマ。

「すっごい恥ずかしがりやなのね。顔が赤いのは風邪気味なだけなんだけどね。」

風邪ひいてるなら来るなよ。

4番のコと話してはいるものの4番は4番で3番の代弁者。

隣の男の人も話もせずにムスッとしてる。

なんだか俺が悪いみたいじゃないか。

4番と話せないのは残念だけど早くこの席は移動したほうがよろしいようだ。

この頃合になるとだんだん見た目にだまされてはいけないことに気が付いてきた。

用心しなければ。・・・って、誰も俺のことイイといってくれるわけ無いので結構貴重な存在かもしれんなぁ。

でも、なんか嫌。

しかし、モテるという経験が無い俺としてはちょっと嬉しかったりするのである。

寂しい性ですね。

まぁ結局ツモ切りですな。

ま、いいか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6人目 6番

プロフィールカードを見せると

「大きい字ですね」

と言われた。

おっ!背が高くて綺麗な人だなぁ・・・

ちょっと引け目を感じちゃうよね。綺麗な人とか前にすると。

俺とは絶対つり合わないだろうな・・・

話してる間もなにやらサンダルの紐を気にしていたようだ。 

どうも俺のことはお気に召さないらしい。

しょうがあるめぇ。

38点程度じゃ太刀打ちできませんでした。金も無いしなぁ・・・

 ちょっとお高くとまっている・・・って、単に俺が下々の人間であるだけなのだが・・・綺麗な人と話して・・・って、たいした話もしてないけど・・・の、途中でファーストインプレッションの結果が配られてきた。

男性人気順位と女性人気順位。が書かれた紙がまわっきた。

 

ファーストインプレッションカード
この時点での男性の人気順位

4,5,6,10

12,13,15,17
この時点での女性の人気順位

21

13

 
男性番号 19
下の番号があなたを気
にいった女性の番号です
           
           

 

当たり前だけど俺の番号なんてどこにも無かった。

《男性番号》は自分の番号というだけだしなぁ・・・

女性13番は2位か・・・

一番人気の21番の人って・・・えっと・・・おっ。確かに綺麗だな。

 

男の一番人気は・・・ん?あぁ・・・スーツの人か・・・

かなわねぇーよ。誠実そうな人の見本みたいな感じだな。まじめそうだ。

ほとんどの人を毒舌トークでこなしている俺としてはかないませんな。

勝てそうな要素。

無し。

ま、こんなもんだ。

 

・・・って、思っていたら時間だ。

6番の人はまだサンダルを気にしてるようだ。

「脱げば?」

と、とりあえず余計なことを言いながら次の席へ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7人目 8番

んー。

可愛いじゃないですか。

同じ歳だし。イイじゃないですか。ねぇ?

キャミソールがとっても良いですな。

俺のプロフィールカードを見て、

「男らしい字書くね。」

と言ってくれた。

嬉しかった。

可愛い8番。

見た目ダサイ俺はまたもや引け目を感じつつお話。

「趣味水泳?泳ぐの好きなのー?」

「うん。あんまり上手じゃないけどね。」

「あぁ、下手の横好きってヤツね。」

と、余計なことをしゃべってしまいました。

まぁ、笑ってくれたけどさ。

実は腹黒いことを考えてるかもしれんしなぁ。

まぁいいべ。

病院の事務なんぞをやってるらしい。

この時も小心者の俺は羞恥の強がりを発揮し毒舌になってしまいました。

あぁ・・・こんな性格が嫌だなぁ・・・

余計なことをべらべらと。

・・・って、良く見ると彼女の前にオレンジ色の紙が何枚か存在していた。

このカードはどうも気に入った人に自分の連絡先を書いて渡すものらしいのだが、8番のコは結構貰っていた。

俺も書いて渡そうかと思った。

でも、可愛い人である8番の人に対し、小心の引け目を持つ俺としてはオレンジの「メッセージカード」を渡すことなんてできませんでした。

そのまま普通にお話をして次へ・・・

あぁ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8人目 10番

10番の人に近づくにつれ気が付いていたがうるさい女である。

10番は。

どう見ても三十路を軽く超えてそうな10番の年齢欄は空欄であった。

「歳書いてねぇーぞ。」

っていったら、

「いくつに見える?」

と言いやがる。

「35歳」

と喉元まで出かかっていたが、ぐっとこらえた。

優しいぜ。

俺。

俺のプロフィールカードを見ながら

「汚いねぇー。義務教育ちゃんと受けてきた?」

とか言う。

なんだ?こいつ。

胸糞悪くなってきた。

毒をもって毒と戦う俺。

敗北ムードムンムンであった。

おばちゃんにはかなわんぜ。

ファーストインプレッションカードを見ながら

「何で21番の人(女)が何で一番なんだろうね?」

「だって、綺麗でしょ」

と言うと

「アタシあーいう人好きじゃない。」

とか言ってた。

それは嫉妬と言うのだ。おばさん。

「俺は13番が一番可愛いと思うんだけどね。」

と言うと、

「そう?化粧濃くない?」

と言っていた。

お前のほうが濃いって。

 

あぁ・・・

そうか・・・

なるほど・・・

この人は俺と同じ人種なんだ・・・

同じなんだ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分より金持ちな人に対し唇を噛み締める人種なのだ。

自分より行動的な人に対して反発心を持つ人種なのだ。

自分より勉強ができる人に対抗意識を持つ人種なのだ。

自分より幸せな人に対してジェラシー抱く人種なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お金なんて無くても本当の幸せは探せるさ・・・」

「じゃぁ、君はお金が要らないのかい?無いからそう言うだけだろ?もし君がお金持ちならそう言うのかい?君のくだらない自尊がそうするのかい?あれもこれも欲しいだろ?欲しいのを我慢するのも大切だと思うよ。でもなにも買えない君はそれで良いのかい?貧乏な人はやりくりを知らない。蓄えを持つことをしないんだ。あるだけすぐに使っちゃうんだろ?君は。根っからの貧乏なんだよ。あぁ・・そうだ・・・これいるかい?君が欲しがっていたものだけど?どうせ要らないんだろ?でも喉から手が出るほど欲しいだろ?隠しても無駄だよ。心を隠しても君のくだらない自尊はここにあるからね。」

「・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くだらねぇーことばっかりやってるんじゃねぇーよ。あほか?おまえら。」

「本当は君も仲間に入りたんじゃないのかい?寂しいんだろ?いつもこっちを見ていたからね。趣味は?僕達を観察することかい?何でも知っているような気分になって僕達を評価するのかい?それでも僕達はかまわないよ。君は誰にも評価されていないからね。知っていたかい?誰も君のことなんて気にしちゃいないんだ。君は気にしているかもしれないけどね。君はなにも知らないって言うことをみんな知っているからね。みんなが知っているんだ。君以外の皆がだよ。君は知っていたかい?あぁ、そうだ。君も一緒に遊ぶかい?イヤだろうね。君のちっぽけな指を咥えた自尊は許さないだろ?僕達のことを。」

「・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちゃらちゃらしてんじゃねぇーよ。ばっかじゃねぇーの?」

「本気で言っているのかい?君は。僕達は格好良くなりたいだけなんだ。君はなりたくないのかい?カッコ良くなりたいだろ?洋服を買うのだって格好良くなるため。おしゃれなお店を探すのだってカッコつけるため。楽しい話をするのだってカッコつけるため。そのためにアルバイトとか仕事をするんだろ?違うかい?生活するためっていうことも当然範疇に入っているけどね。でも、そのカテゴリーの中には容姿についても係わり合いがあるんだ。君も散髪くらいはするだろ?それも同じだよ。君は違うと言うかもしれないけどね。あぁ、そうだ。これを着ていると絶対女の子に人気が出るシャツがここにあるんだけど。君はこれをあげるよ。着るかい?着ないだろうね。勇気無い受け入れることを知らない自尊が拒否するよね。着たとたんに自己否定につながるからね。」

「・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「勉強できたからって意味無いジャン。本当に将来に役に立つと思っているのか?冷静になれよ。生きていくのに本当に必要か?」

「あぁ・・・君は寂しい人だとは思わないかい?。こんなこと言う僕が間違いなのかもしれないけど。勉強は大切だよ。教科書通りにしかやらない君は判らないかもしれないね。いろいろなことに趣を感じたり、違うところで繋がっていたり、自分の考えの枠組みを広げるためには絶対必要になるんだ。根を詰めてやることが良いとは言わないよ。でも勉強そのものが楽しいものじゃなくてもその行為が良いって言う人もいるんだ。君はどう思う?友達と切磋琢磨することは素晴らしいことだとは思はないかい?あぁ・・・そうだ。これから皆で勉強するけど君は来るかい?勉強を沢山するだけだけど。来ないよね。君は。誰かに教えてもらって感謝できないんだよね。誰かに教えてあげることをしないんだよね。隠れて勉強するんだろ?負けず嫌いの人を許すことを知らない自尊がそうしたがっているのが判るよ。鏡を持っておいでよ。僕のことを見ているようだから君は自分が見えていないだろ?僕のを持ってきてあげようか?」

「・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一番人気の男8番に対しても

「なんか変な人だった。たいしたこと無いよ。」

と、言っていた。

ちょっと遠いけど、男8番と話している女の人は楽しそうに見える。

多分あんまし男8番に相手にされなかったんだろう。

この女もきっと寂しい人生を送っているんだろうな。

とかなんとかは思っていません。

ふぅ・・・こいつうるせぇーよ。まじで。

って、時間か・・・

 

 

ここで、ちょっと休憩らしい。

 

 

 

 

 

 

 

休憩タイム

10番の前に座りながらなんとなく時間をつぶす。

もともと似たような人種なのだろう。何故か10番とお話していました。

10番の女は結構こういうのに来ているらしくいろいろシステムについて教えてくれた。

休憩中の10番はなかなかイイヤツでした。

何だ。話せるじゃん。

歳食ってるけど・・・

 

途中、中間インプレッションの結果が書かれた紙が渡された。

中間インプレッションの紙を出したのは何時だったろうか?

忘れた。

まぁ、たいした気にもせずほったらかしていたな。

チラッと見ると下のほうに番号が書いてあった。

 

 

 

中間インプレッションカード
この時点での男性の人気順位

8,12,19

6,7,20

1,2,19
この時点での女性の人気順位

21

13

5,14,15
 
男性番号 19
下の番号があなたを気
にいった女性の番号です
27
14
     
           

 

 

ん?

何でしょうな?

良く判らないので10番の女に聞いてみることに・・・

 

「だからー」

 

だからー、って言われてもわかんねぇーんだもん。しょうがねぇーべぇー。

 

 

「下に書いてるの番号の人が君のこと気に入っているって言うことだよ。だから、これで言うと3人の女の子が君のこと良いって言っているわけ。」

 

 

まじ?

うっそー!

 

・・・って、

27番

・・・ゴリ女。問題外だ。

しまった変に優しくしてしまったせいか?

 

3番

・・・ちょっと可愛いけど絶対変な女。

見た目に騙されちゃいけ無い。

 

14番

ん?誰こいつ?

って、まだ話していないじゃん。

えっと・・・次は・・・12番・・・じゃないのか。13番。

の、隣ですかいな・・・って、綺麗じゃないか!

なんだー。

少し嬉しいぞ!

 

 

・・・と、心なしか喜んでいる俺に10番が

「すごいね。1位じゃない。あれっ?3位にもいるよ。3位の方は17番の間違いかな?でもやるねぇー。キミ。」

 

あぁ?

どれ・・・

おっ!

すげぇー!

俺、1位にラインクインしてるじゃねぇーか!

最初のやつじゃ全然お呼びじゃないって感じだったのに!

ここまでのトーク効果、『有り』と言うとこだな!

なんだよー!

皆毒舌で良かったんじゃないかー!

んもぅ!

なんか急にいい気になってきたぞ!俺!

単独1位じゃなかったけどなんか嬉しいぞ!

下の欄に番号書いてもらうより嬉しいぞな!

 

 

「誰が誰だかわからないし、番号も覚えていられないから19番って書いたんじゃないの?キミの字すごいから覚えちゃうんでしょ?」

 

 

 

 

 

うるせぇー女だ。

人が余韻に浸っているときにいちいち口出してきやがる。

 

 

 

・・・と言うところまで。ここから8月1日追加分なんだが・・・

おや、まぁ。

掲示板が荒らされてるわ。

困ったもんだ。

ついでに知人のmaroyakaこと「まる」に見つかった。

内緒だぞ。

 

 

 

 

で、続きだ。

どうも見た目はたいしたこと無いけどハートは認めてもらったようだ。

毒舌トークが冴えていたらしかった。良くわかんないけど。

とりあえずこの女ともやっとお別れの時がきた。

あーうるさかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

9人目 13番

さすが2番人気。

かなーり可愛いじゃありませんか。ねぇ?

しかし・・・

全然お話してくれん。

これにはまいった。・・・って、単に嫌がってるだけにも思えたのでこの辺は割愛。

 

 

 

 

 

 

10人目 15番

27歳。

やたらめったらアイシャドーがきつい人。きっとこれが彼女の精一杯何だろうなぁ・・・とか思ってましたな。

人当たりの大変よろしい人でした。

しかし・・・ホントに27歳か?

見た目でどうこう言えるような立場じゃないことくらい理解しているつもりだが・・・

んー。三十路か?

まぁ、優しい俺はちゃんと毒舌で応対。

結構喜んでくれたようだ・・・と、思う。

 

 

 

 

 

 

12人目 17番

まだ、何人か残っているようだったがとりあえず子の人で最後のようだ。

見た感じ・・・どこぞのお嬢様ですかいな?と言った感じ。

で、何気にプロフィールカードを見ると・・・ん?

住所:網走??

へ?ここ札幌だぞ?

ちょっと網走について説明するとですなぁ。かなり遠いです。日帰りはちょっとする気にはならないようなところですな。北海道の人なら判ると思うけどね。行ったこと無い人って多いんじゃない?道東方面。

ちなみに俺は北海道212市町村全てまわった猛者でもある。

網走についての感想としては・・・車でおばちゃんがタバコふかしながら100キロ以上でぶっ飛んでるようなところです。道が広くて走り易いせいだろうか?何も無いけど結構絵になるところですよ。網走というか道東方面。あんまし行ったこと無いからかもしれないけどね。畑が綺麗でしたよ。まじで。

そんな感じでちょっと気になった俺は、

「網走からきたの?まじで?来るだけでも疲れちゃうね。」

なーんて聞いてみた。したら、

「飛行機で1時間くらいですよね。飛行機で来たんです。」

へ?飛行機?

VIP待遇じゃねぇーか。

やるなぁ。金あるやつは違うぜよ。地下鉄代すらたまにもったいないと思ってしまう俺とはえらい違いだ。

やはり貧乏がいけないのか・・・

 

 

 

 

 

 

 

とりえず終了

さて、なんか良く判らんがお話は終了らしい。

一番人気の21番の人とはお話できずだったがまぁいいや。

最後に気に入った人を5人ほど選んでまた書かなきゃならない。

めんどいね。

はて?何番にしようかしら?

んー、とりあえずお話してない人は却下ですな。

最初のほうのゴリラ達もツモ切りだ。

んー、全然覚えてねぇーや。10番が俺的に強烈な印象があったものの・・・

アイツはやだしなぁ。

そう思った俺はぐるりと見渡してみた。

んー、8番のプレートが目に入った。確か水泳が趣味の人だ。

この辺で良いや。あとは2こ飛ばしで書いてやれ。

 

13

 

可愛いのでたいした話してないけど13番なんぞも入れてみた。

んで・・・待つことしばし・・・

その間はとりあえず17番の人とかヤスとお話してた。

まぁ、たいしたこと話していないけどさ。

・・・と、そこへ司会の人がやってきた。

「15番の方からメッセージカードです。」

あん?

なにこれ?

・・・って、ぬおっ!

 

 

 

メッセージカード
男性   わたしは
19
の方
 
15
です
今後の予定・・・『○印』をして下さい。
1 今度、食事&飲みに行きましょう。
A 今後お互いに連絡をとりましょう。
3 これから、もう少しお話しませんか?
4 メッセージ・・・
 
連絡先  
090-○○○○-○○○○
名前 ○○ジマ ユキ○
住所
電話

 

 

 

 

 

 

 

ありゃりゃん?

15番?

ちらりと左に顔を向ける・・・15番と目が合う・・・

 

「15番ったら、おめぇーか?」

 

なーんて、聞いてしまいましたな。

ま、これはこれでとっておきましょう。

 

 

 

 

って、思っていたら、司会の女が

 

「では、今日の・・・」

 

何とかこんとか・・・よく覚えてないけど、とりあえずぴったんこな人たちの番号を読み上げるらしいとのこと。

 

まず一組目。男?番と、女1番

2組目男?番と、女?番

3組目・・・

「男性20番、女性7番の方」

 

おっ!ヤスだ!やるじゃんか。

 

って思ってたら・・・

 

 

「男性19番、女性8番の方」

 

えっ?

マジで?

俺は我が耳を疑うことさながら・・・

振り向くとこっちを見てニコリと微笑む彼女がいた・・・

マジかい!

あぁ・・・とうとうこの時が来たのね・・・

俺はこう信じていた。

この世に神も仏もいないと・・・

だが俺は間違っていた。

いたよ!

神様!

やるじゃん!

神さん!

うっひょー!

どうしよ!

って、ちょいとめまいがしそうになっていた。

遠くに聞こえる 「今日は4組と少なかったですが・・・」 見たいな事がなんとなく聞こえてきた。

んなこたどうでも良い。

わさわさと帰る人たちを尻目に立ちあがろうとしたらタバコがばらばらと落ちた。

しょうがないので拾っていた。

この間、ヤスは7番の人に連絡先を教えてもらっていたようだ。

さて、俺も・・・ と、思い、8番の人の元へ・・・

って、いないじゃん!

・・・ってなことはありませんでした。

いたよー。俺の後ろに。

テーブルに貼っていた付箋をもいで携帯の番号を書いてもらった。

「これからビアガーデン行くんだけど・・・いかない?」 と、言われた。

この時期は札幌大通ではビアガーデンやってるからなぁ・・・

ホントはご一緒したいくせに

「嬉しいんだけど・・・今日はこのメンツで遊びに行くのだ。また今度、会う機会が あったら・・・ね。」

と、言ってしまった。

この日はヤスにキャバクラを奢ってもらえるのでこれは外せない。

前回の更新でもキャバクラ行っていたけどいつも行ってるわけじゃないぞ。

金無いから月に1・2回が限度だ。

で、こちらを優先した。

TEL番聞いてたしねぇ。

で、この場でお別れ。

何気に貰ったポストイットを見ると「あみ」と書いてあった。

「あみちゃんか・・・」

 

とか思いながら解散。

 

で、とりあえず小腹が減った俺達は居酒屋へ・・・

そしてキャバクラへ・・・

 

 

 

 

・・・で、もし7月25日更新時に仕上がっていたらここで終了のはずだった。

オチもなにも無いので、またキャバクラのことでも書こうと思っていた・・・

思っていた・・・

でも・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、この話にオチが付きましたよ。

よかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よかったってゆーか・・・

なんと言うか・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

嬉しいやら・・・

悲しいやら・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある水曜日(7月28日)。掲示板が荒らされる前日の夜かな?

俺は会社で一人、ボヘェーっとしながらデスクに向かっていた。

SQLサーバーのストアドプロシージャーって言うやつがあるんだけど・・・サーバーに仕事をしてもらうって言う感じのヤツね。

んで、適当に業務アプリケーション作っている俺は結構これが失敗する。

で、処理中、エラーが出るまで止められないのよ。

止めれるのかなぁ?ストアドって。

良くわかんないや。

で、失敗を直したらもう一回実行。

で、しばらく待ってまた失敗。

どうしようもねぇーよな。俺。

で、結構ヒマだったりする俺はしょうがないので自販機にコーラを買いに行った。

小銭しかない財布・・・

その中に付箋が折れてちっちゃくなっていた。

 

 

 

 

 

「あみちゃんのケータイだよな。これ・・・」

 

 

 

 

 

とかなんとか思った。

んで、自分の席に戻る。

また失敗してた。

なんだ?このエラー?

原因わからずの俺は適当にWHERE文書き直して再実行。

またヒマ。

で、この暇な時間を利用して・・・おもいきってTELすることにした。

 

結構勇気いたなぁ・・・この時は・・・

 

電話をかけた。すぐに出た。

 

 

「誰かわかる?」

 

と、聞いた。

 

「判るよ。字の汚い人だよね。この間の。」

 

 

おっ!覚えてるじゃんか!

ちょっと嬉しかった。

 

 

 

んで、適当にしゃべってた。

 

 

 

俺的に一生懸命しゃべってたのかもしれない・・・

喋って喋って・・・

 

 

 

 

一人で喋って・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今、仕事中なんだよなぁー。もうめんどいからどうでも良くなっちブツッ・・・ゃって・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話してる途中で・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

途中で・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貴方は電話を途中で切られた事・・・ありますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここから見える風景・・・

何時も見てる風景・・・

歩みを止めると・・・

貴方は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな夢を見た・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

モテることを知らない卑猥な若者が途方に暮れていた。

その人に話し掛けようとしたら、

僕に近づかないでくれと言う。

「なぜだい?」

問うが早いか、僕には何もないからだと言う。

「それでもかまわないじゃないか。君と同じ境遇の人だっているはずさ。」

だから放って置いて欲しいと言いった。

そんなことは判っているさ。ただ今だけは・・・今だけは・・・と、声を枯らして言った。

肩が震えているように見えた。

彼は続けた。

少しの間だけ優越してたんだと言った。

「なにに優越感をもっていたの?」と聞いた。

モテない人の籠に入ってその中での優越。そこでは一番だった。見上げても何も見えなかった。みんな下から僕を見上げてた。

空が見えた。掴めそうだと思って外に出たんだ。籠から出ると一番下だった。

知らなかった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・否。

知っていた。でも目を塞いでいただけなんた・・・

認めていた。でも耳を塞いでいただけなんだ・・・

感じていた。でも心を塞いでいただけなんだ・・・

だから今は膝を抱えていたいんだ・・・と言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃぁ泣くのかい?泣かないのかい?」と聞いたら、もう涙も枯れたよと言う。

多分、彼は夢の中と自分の区別がつかないのだろうと思っていたら、

区別はついているさ。夢であることくらい。知っていたと言う。

でもできれば・・・あわよくば・・・覚めては欲しくなかっただけさ・・・と言った。

最後に彼はこう付け加えた。

 

 

これも夢なのだから・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神様はいるということを俺は知っているんだ・・・

 

神様・・・

優しくて・・・

みんなに平等で・・・

何時見守ってくれて・・・

僕の事思ってくれていて・・・

 

 

 

 

 

 

 

でも僕は・・・

無情で・・・

卑怯で・・・

皮肉で・・・

卑屈で・・・

物臭で・・・

不精で・・・

卑猥で・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ねぇ・・・

 

 

 

 

 

ねぇ・・・カミサマ・・・

 

カミサマ?

聞こえる?

 

 

ボクの望み・・・

ボクの希望・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人との繋がりを良いものにと容姿を求めたが、

人の気持ちが判るようにと醜さを授かった。

 

人様の助けになるようにと知恵を求めたが、

得意にならないようにと無知を授かった。

 

何時笑っていられるようにと健康を求めたが、

思いやりがもてるようにと病気を授かった。

 

家族が幸せで有るようにと福音を求めたが、

努力を惜しまないようにと不運を授かった。

 

より良い環境で子供を養おうと富を求めたが、

傲慢な人にならぬようにと貧困を授かった。

 

 

 

 

そして・・・

 

 

 

 

女の子と話したいと嘆願し結果を求めたが、

しばしの間だけしか夢を与えられなかった。

 

 

 

 

 

 

短い夢・・・

ぼやけた夢・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はどんな夢を見ますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

って、こんな神様いらんてな。

いやぁー、ネタになってヨカッタよ。

また行ってみよーっと。

・・・って、ヤス誘ってくれるだろうか?あぁ・・・俺から誘えばいいのか。

でもヤスはキャバクラばかりに行きたがるしなぁ・・・

高いって。キャバクラ。

高くてもいいけどさ。

金無さ過ぎ。まぁ、いいけど。

いつか素敵な人が・・・って、分相応ってのを弁えなきゃならんな。俺。

ま、いいべぇ。

ちなみに「ヤス」と言っても安田君じゃないよ。

高校時代の「ヤス」だ。マル(maroyaka)、勘違いしないようにね。

あと・・・できれば内緒に・・・カッコ悪いから・・・

って、もともとカッコ悪いですな。俺。

あと、とうとう7月分の更新は8月に食い込んでしまいましたな。

まぁ、いいか。

8月更新は早めにやります。

とか言って、もう2度とやらないかもしれないけど・・・

 

 

もう夏ですしね・・・

 

 

 

したっけ。

 

 

 

 

 

 

 つぎ