雪色は1月18日追加分だ。

 

いやはや、久しぶりの更新だなぁ・・・

今日は有休休暇でした。

岩手県に行ってたからねー。

姪っ子に会いに。

いや、まじで可愛いもんですな。子供は。

オムツなんか取替えちまったぜ!こんちきしょう!

まぁ、いい。

わざわざ行った甲斐があったもんだ。

子供は良い!

かわいい!

 

うーん、なかなか良い時間だった。

岩手旅行は。

 

でも、帰りは結構、憂鬱だった。

 

なんせ今回の岩手旅行は妹と一緒だったからなぁ・・・

 

行きはどうしても寝台列車と言うものに乗ってみたくて

「北斗星」

なるものに乗った。個室。

なんかちょっと狭い感じがしたけど、なかなかいがった(よかった)。

秘密基地みたいな感じか?

あの狭さは。

なんとなく良い感じだった。

妹は飛行機で行ったらしい。

行く時はね。

 

 

帰りだ。帰り。

 

 

帰りは、行った先の人が(姉ちゃんの旦那さんのお兄さん)JRの人で、ホントは駄目らしいけどちょっと安く切符をとってあげると言ったので、断るのもなんだと思い、JRで帰ることにした。成人式の後だったしね。込んでるみたいだったし。

 

親切な義兄さんのお兄さんは

俺と妹を、最初から最後まで指定席で隣同士にしてくれた。

 

 

 

 

 

・・・チッ、

よけいなことを…

 

 

 

 

まぁいい。

 

「イヤ」とも言えないしな・・・

しょうがない。

親切で言ってくれたんだしな。

 

 

 

はっきり言って俺の妹はアホだ。

と、思う。

 

 

 

勉強は俺よりできる。

身長も俺より高い。

友達も多い。

そして、給料も俺よりいい。

 

 

それでもアホだ(過去の自伝参照)。

 

 

妹が隣に座っているだけで俺は結構つらい。

なかなか洞察力があるらしい妹は、

俺が思っていることをべらべらとしゃべる。

しかも当っているからタチが悪い。

 

 

一ノ関〜盛岡

(新幹線にて…MAX初体験)

新幹線は速い。北海道は通ってないしね。

いやはや、便利な乗り物だ。

「二階があるんだなぁ…これ…」

などと感心しつつ乗り込む。

 

ホントは上に乗りたかったけど下だった。

まぁいいや。窓側だし・・・

 

 

って、

・・・外の景色見えねぇーよ。

なんだよ、あのガードレールみたいの。

邪魔。

まじで邪魔。

せっかく窓側なのに…

なーんてことを思いつつ、最初の駅へ到着。

 

 

おっ!

 

MAXの下の席って

ホームより下に座らさってるのか!

近くにスカートなんぞはいてる人通ったら

見えちゃうんじゃねぇーの?!

ウヒヒヒヒヒヒヒッ!

おいおい、二階じゃなくてもいいことあるねぇ!

 

やるな!JR!

 

ってな事を考えつつちょっと見上げる…

 

 

 

 

マリア(妹)

お前、今、

覗けるとかもー!

とかなんとか思ったろ?

 

エロめ。

 

 

 

 

だって。

 

ヒドイよね・・・

 

確かに、ちょっと当ってる…

いや、むしろ完全に当ってる。

でも

「エロ」

は、無いんじゃないか?妹よ…

 

見えるわけ無いだろうけど一応そう思っただけなのに…

かなり近くを通らないと見えないだろうし…

分かってるんだ…

分かってるのに…

 

 

エロは無いだろ!

 

エロは!

 

 

 

畜生・・・

妹がいるとろくなとこにならん。

新幹線は30分くらいしか乗らないけど、

盛岡から函館まで…どれくらいかかるんだ?

 

心配だなぁ…

 

 

 

 

盛岡〜青森

(はつかり13号くらい)

相変わらず妹は俺の隣。

香水の臭いが結構きつい。

なに付けてんだ?こいつ。

人が買ってきたお菓子を

ぼりぼりと食う様は食欲魔人だ。

JRの食欲魔人。

 

あ、そう言えば昔、空の食欲魔人って漫画あったな。

少女漫画だったか?確か川原いずみ?

んなこたどうでもいい。

 

俺も妹も喫煙者だ。

だから当然、喫煙車に乗ってるわけだ。

 

最近タバコの値段が上がってつらいよね。

旧国鉄の借金の利子の返済のためなのに、JRは禁煙車の方が多いのはなぜ?

 

 

なんて事を妹と話していると

なにやらライターの石がシャリシャリいう音が聞こえる。

 

隣だ…

通路を挟んだお隣さん。

 

どうも火がつかないらしい。

 

若い女性。

特別美人でもなんでも無い。

毒にも薬にもならない。そんな感じ。

 

でも、こーゆー時ってちょっと手を貸したくなるよね。

 

ね。

 

 

で、だな。

 

「ライター貸そうかな…どうしようかな…」

 

 

なんて考えてたら…

 

 

 

 

マリア(ちょっと小声)

 

「ユウ、お前、今、

隣の人、気になってるっしょ?

やめとけ。

あんた、どーせ、相手にされないべぇー。

それにほれほれ、カレシ帰ってきた。

カレシにライター借りればいいもん。」

 

 

 

 

 

…俺だって気付いてたさ…

 

彼氏がいっしょだって事くらい。

 

楽しそうに話してたもん。

お隣さん。

 

うらやましくて、うらやましくてどうしようもなかったもん。

お隣さん。

 

「どーせ、俺のつれは妹さ!兄妹で悪いか!え!」

とか思ってたもん!

 

 

 

ちくしょう・・・

 

 

マリア(妹)、マジでぶっ殺してぇ…

 

 

 

俺の考えること、いちいち口出す。

なんで?

もしかして、俺、思ってること口に出して喋ってるのか?

んなこたねーよな・・・

もしそうだったらかなりヤバイって。

 

あっ・・・

ポテチもカールもポッキーも無い。

 

 

マリア

「東北限定の焼き味噌味買ってくれば良かったのに」

「ポッキーってさー前歯でぽりぽり食う?奥歯でシャリシャリ食う?」

「カールってさー、歯にくっつくよなー」

 

 

うるせーんだよ!

アホ女め…

俺買ってきたの全部食ってんじゃねーっての!

 

 

あぁ…まだ函館まで遠いよ…かぁさん…

 

 

って、故障につき青森で乗り換え?

乗換えなしで函館まで行けるんじゃないの?

めんどくせぇー

 

 

 

なんなんだ、JR!

 

 

 

だんだん心が狭くなっていく自分に気がつき始める・・・

 

 

 

青森〜函館

(違うはつかりたぶん13号くらい)

 

青森から函館に至るまでには青函トンネルがある。

青函トンネル抜けるまでずっと爆睡。

何も見えないし。外。

もう暗くてね。

妹も寝てる。

ちょっと安心。

 

そこへ

 

 

車掌さん

「切符を拝見いたします。用意してお待ちください。」

 

なかなか張りのある声だ。

俺と妹ちょっとビクッとして目覚める。

 

あぁ、もうトンネル抜けたのね。

 

ん、なにごそごそやってるんだ?こいつは。

 

どうも「木古内町」で降りた前に座っていた客が席の隙間に落としていった雑誌を拾ってるらしい。

木古内町は青函トンネルを抜けて最初の駅だ。

 

 

マリア

「あっ、このゲーム知ってる。ほしがってる人結構いるもん。」

 

 

 

なになに…

あぁ…FF[か…

コンビニ予約2月11日だったよな。たしか。

予約したほうがいいのかな?

FFY以降はあんまし好きじゃないけどやっぱりやっとかないとな。

このゲームは。

 

なんて事を喋ったら、

 

 

マリア

「ふーん、

このメーカー(スクウェアのことらしい)は偉いねぇ。

お前みたいな寂しい人が日曜日にやるようにしてるんだな。

確か今年バレンタインデー日曜日でしょ?違ったっけ?

もらえない奴ってさー結構家の外出たく無いんじゃないの?

なんかいかにも暇してますって感じでさー。

普通のチョコとかも買いにくいだろ?なんとなく。

そんな人のために14日のちょっと前に発売なんだよ。

きっと。」

 

 

 

 

・・・何なんだ?

こいつは・・・

 

 

 

 

 

人の楽しみをぶち壊すようなことを喋るだけでなく、モテない暇な男全てを迫害するようなとこを口にしてるんだぞ!お前は!しかもお前の言ってる事は全て当ってるんだ!畜生!ああ、そうさ!どうせ俺は誰からも貰えず日曜もきっとファイナルファンタジー[やってるさ!どこにも出かけず、ただただ、黙々と…イヤむしろ、淡々とファイナルファンタジー[をやってるにちがいないさ!それに何故かこういう日ってただ単にチョコを食いたくても買えないんだよ!別に普通の板チョコすら買えないよ!だーれも気にしてないだろうけどなんか買えないんだよ!ああ、そうさ!去年から知ってるさ!発売日がバレンタインデーのちょっと前で、バレンタインデーが日曜日だって事ぐらい!知ってたさ!お前に言われなくても俺は一日中ファイナルファンタジー[を家から一歩も出ずにやることだってできるんだ!一日中だぞ!え!一日中だ!できるか?お前に!お前に分かるか?理解できるか?分かろうとしてるか?理解しようとしてるか?俺の気持ちを!俺だってバレンタインデーくらいチョコなんぞ貰ってみたいさ!貰いたいんだ!でも、貰えないんだ!絶対!貰えるわけが無いんだ!欲しいんだ!欲求だよ、欲求!貪欲なほどの欲求だ!貪欲だぞ?すごいだろ?貧しい欲望と書いて「貪欲」だ!ワケわかんねぇーよ!どうせ貰えないって分かってても毎年「もしかしたら、誰かが俺の事見てて、そんでもって思いきって今日という日にチョコなんぞ渡してみようかしら…って思ってる人がいるかもな」って思ってるよ!悪いか!そんでもって結果論から、やっぱり貰えないという事が分かって肩を落とすのが悪いのか!お返しを気にすることも無いんだ!経済的にも有利じゃないか!別にケチなわけじゃないぞ!確かに貧乏だけどな!お前に同情されるほど貧乏じゃねぇーんだ!いや、むしろ同情されたいくらい貧乏だ!悪いか!貧乏が!そんなに悪いかよ!お返しを考える楽しみだ?そんな楽しみなんて無いわ!どーせ俺はファイナルファンタジー[を楽しみに生きているつまんない男さ!貧乏な男さ!ダサイ男さ!いや、むしろクサイ男さ!ダサイとクサイ一文字違いじゃねぇーか!傑作だな!こりゃ!両方俺じゃん!悪いか!悪いのか?もしかして悪いのか?実は悪かったりするのか?

 

 

 

悪いかよぉ…

 

悪いのかよぉ…

 

 

妹よ…

 

これ以上お兄ちゃんを苦しめないでくれよ…

 

俺…生きてる価値あるのかいな?

 

無いのかなぁ…

 

もしかして無いのか?

むしろ無いのか?

地味に無いのか?

全然無いのか?

 

 

 

 

 

俺、だめじゃん!

 

 

 

 

やっぱり駄目人間なのか?

 

 

 

 

 

 

函館駅〜札幌駅

(特急スーパー北斗)

妹とはここでお別れ。

苦痛な時間ともここでお別れ。

別れ際に妹に「豪華幕の内弁当」と「不二家ネクター・ピーチ」をおごってもらいました。

 

とてもおいしくいただきました。

 

ありがとう…妹よ…

 

また一つ自分発見に貢献できた。

いったい何に貢献したのかは知らないし、

だからどうしたってワケじゃないけどな。

まぁ、いいや。

 

学生さんは成人式か?

ま、どーでもいいやね。

 

3連休(1月15〜17)は、実に有意義だったよ。

ホント。

 

 

気が狂ったような長い文章ごめんなさい。

 

ここまで見た人、あんた偉いよ。

暇人ですね。

 

メールください…。

あなたと俺、たぶん気が合うよ。

ここまで読んだならね…

まぁ、いいや。

 

 

じゃーね。

 

 

 

 つぎ

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