アカ色は2月14日追加分だ。前からある文章の頭にくっつけただけの、手抜き更新だす。どんどんフレームを増やそうと思ったけど、やめた。
長くする。
今回はいつもの哀愁メモ、自伝、日記、とは違うぜよ。
いつもと調子が違うけど俺がここの管理人、
もんげぇーと(肛門の毛のこと)伯爵
だ。
いやぁー、今日は楽しいバレンタイン。
お昼過ぎに近くのコンビニ「サンクス」にザンギ弁当を買いに行った。
「ザンギ」って言うのは北海道で、「から揚げ」のことだ。
会計時、お弁当にはウーロン茶がおまけでついてきた。
あと、何か知らんが、
ありがとうの気持ちを
Thank
いっぱいつめて
You.
1999.2.14
サンクス
と、書いてある薄っぺらい金色に光るでかいコインみたいなチョコをもらった。
いらねぇーよな。こんなの。
店員だって野郎だよ?
レジに立ってるほうも嫌だろうな。多分。
まぁいいや。
前回の更新のときに、一番最後に
ここまで見た人、あんた偉いよ。
暇人ですね。
メールください…。
あなたと俺、たぶん気が合うよ。
と、書いたせいか知らんが、結構メールが着たりなんかしちゃったんだな。これが。30通くらい。
一番最初は、掲示板でおなじみの「わかなのぞみ」だったけど…
一部のメールの一部を紹介すると…
「さいごまでよんだら、めーるをくれとかいてあったのでめーるをかきます」
「最後まで読んじゃいました。面白かったです。」
「なんとなく励まされたような気がした。」
「暇だからメールします。」
「上谷地さんのアドレスってわかる?」
「ちゃんと匿名で届いているのだろうか?? 」
「相互リンク張って頂けないでしょうか?」
「あなたのやってることは犯罪行為ですよ。TOPページは好きなので、それだけにしてはいかがでしょうか?」
などなどだ。
「上谷地さんのアドレス」について以外は俺に送る為にしたためたものだというのが理解できる。
だれ?上谷地って?しらねぇーよ。
俺んとこにリンクを張ってる危篤なページもあるほどだ。
あと、俺のフルネーム、ばっちり当てた人もいる。
掲示板をずーーっとチャックしてたらしい。
「もんげぇーとさんのレスはいつも長いのですぐに以前のカキコ消えちゃうけど」
だってさ。
割と意外だったのが「匿名メール」が、多いことだね。
でもまぁ、完全に自分のことを消すやつはなかなか無いみたい。
送り返すことができるやつばっかりだったので多い日も安心だ。
匿名メール
仮名メール
名の無いメール
あなたは、自分のことを相手に知らせない様にメールを出したことがありますか?
俺。ある。
E‐mailじゃ無くて、ホントのメール。
メールと言うと変だな。
手紙だな。
手紙。
中学1年生の時だったかなぁ。
だったかなぁ…とか言ってるけど完全に覚えてる。
八○中学校1年D組 芳賀先生が担任だった。
俺のいたところは人口もそれほど多くないので小学校から中学校になっても半分くらいは知ってるやつばかりだった。
ま、それはそれで良いんだけどね。
俺の名前は「や」で始まるので出席番号が後ろのほうだ。
下の名前が「ゆ」で始まるのでイニシャルは「Y.Y」だ。
よくイニシャルは「姓」が先なのか後か迷っちゃうけど俺は心配無い。
どっちも「Y」だからな。
どーでもいいや。そんなことは。
小学校の時はオトコとオンナが隣同士で、机がくっついていたもんだが、中学になったら机を二人一組でくっつけるという行為が無かった。
当り前か。
でも、縦に男女交互、という風には一応なってた。
男(おとこ)、女(おんな)
と言うのは当り前だが、
小中学くらいの時は
男子(だんし)、女子(じょし)
じゃなかった?
いつからこういう風に言わなくなったんだろう?
懐かしいよね。この呼び方って。
で、クラスには、ほとんど知ってる顔ぶれの中に全然知らない奴もいるわけよ。
当り前なんだけどさ。
入学直後は当り前のように出席番号順に並んでた。
その時「や」で始まる俺の横には「よ」で始まる女子がいた。
運命だった…
吉田真理子(よしだまりこ)
そいつがいた。
真理亜じゃねぇーぞ。
真理子だ。
真理亜のほうは最悪オンナ(過去ログより抜粋)。
一文字違いでもかなり違う生き物になる。
最近では
マリアファンクラブなんてものも出来てるらしい。
会員は一人だけみたいだがな。
多分すぐつぶれる。このFAN-CLUBは。
まぁいい。
芸能人でも同姓同名の人がいたけどそんなの問題じゃない。
すげぇーめんこいの。
「めんこい」は「可愛らしい」「カワイイ」の意味だ。
岩手めんこいテレビのめんこいだ。
俺は正直舞い上がってたよ。ほんと。
まじで、こんなめんこいコが隣なんか?
うれしすぎ!
とか思ってた。
とは言っても、すぐに席替えなんてイベントがあるので、俺達はすぐに引き裂かれるのだった…
と、思いながらくじ引きで、席替え。
ああ…吉田さん…
って、また隣じゃんか!
左隣が右隣に変わっただけ!
まじで!?
やるねぇ!神様!ええ!
とか、その時は思ってたに違いない。
絶対思ってた。
吉田さんは「かわいい」だけじゃない。やさしい。面白い。指が綺麗で、華奢。
趣味が「3歳の時からやっているバイオリン」というのがちょっと住む世界が違う感じがしたけど、俺が吉田に惚れるのは容易であったに違いない。
吉田さんは実は同じ小学校の卒業生だったらしいが6年生の秋に札幌から転校してきたので、俺は彼女の存在を知らなかった。俺が6年2組で、吉田さんは6年8組だったせいもある。クラスが遠い。
当時は吉田さんと話したいが為に学校に行ったもんだ。
もちろん同じような恋心を持ってる奴は腐るほどいたみたい。
よくしらねぇーけど。
かなりもててた。
多分学年で、一番もててなのではなかろうか?
もててるのを鼻にかけない姿勢が素敵だった。
一般的に友達が出来にくい人にも普通に話し掛けてる様はまるでジャンヌ・ダルクさながらだった。
ちなみに、「モテモテ!」って言うのは俺の事じゃねーよ。
俺じゃ無くて吉田さんがね。
俺はもてたためしなし。
リコーダー(縦笛)を舐めまわしたいくらいベタ惚れだった俺。
実は俺、吉田さんと一番仲良く話ができる男子でもあった。
…自慢だった。
誕生日が4月上旬の俺は、クラス換えとかがあるとなかなか祝ってもらえなかったりするんだが、吉田さんは
「もう過ぎちゃったんだ。おめでとね。」
と、言ってくれた。
はっきり覚えてる。
うれしかった。
町の神社のお祭りにも一緒に行った。
とてもよく覚えてる。
幸せだった。
音楽の授業の時に実技テストで一緒にペアになって、
「グリーンスリーブス」をやった。
俺の家で練習した。
母さんですら覚えてる。
充実していた。
電話で芳賀先生の悪口を一緒に言った。
人のことを悪く言うのはよくないけど、何か共通の話題がほしかった。
家の電話、何故かパンダのカバーがかかってた。
楽しかった。
さすがにクリスマスは一緒じゃなかったけど、中学1年の俺は十分幸せだった。
絶対義理だけどバレンタインデーはチョコくれた。
教科書見せてもらったり、
シャープの芯あげたり、
落ちた消しゴム拾ってあげたり、もらったり…
子供ながらに幸せだったに違いない。
些細なことでも俺は幸せだった。
でも、よく言うよね…
幸せは長くは続かないって…
吉田さんの親父さんは「ほくでん」のお偉いさんだったような気がする。
「ほくでん」は「北海道電力」のこと。
電機メーカーじゃなくて、電力会社だ。
これはすごい。
で、その親父さん、転勤するってことになった。
転勤と言っても、もともといた札幌に戻るだけらしいんだが…
当り前のように吉田さんも転校だ。
そして俺は…
我が耳を疑うこと、底知れなかったのではなかろうか…
現実を直視することが出来なかったのではなかろうか…
転校の事実を受け入れたくなかったのではなかろうか…
不安感と絶望感に打ちひしがれてたのではなかろうか…
居なくなる事象に目を背けたかったのではなかろうか…
俺を忘れてしまうのでは不安がったのではなかろうか…
俺自身も忘れないだろうかと感じたのではなかろうか…
アァ…コレガ、恋…、ナノデスカ?
俺は焦ったね。
離れちゃうのが嫌で嫌でたまらなかったに違いない。
もちろん俺の気持ちは知らないはずの吉田さん。
そんな吉田さんに思い切って
「恋文」
をしたためてしまったんだな。
俺は。
名前は…書けなかった…
匿名の手紙…
内容はたいしたもんじゃない。
普通。
面白みがまったく無いくらい普通。
字が俺である事を気づかれないように筆圧すらも変えて書いた。
好きであることを、ちょちょちょっと書いたに過ぎない。
「転校したら電話番号教えてね。」
とか、名前書いてねぇーくせに、余計なことも書いた覚えがある。
覚えがあるって言うんじゃない。
覚えてるんだ…はっきりとね…
手紙、机に入れた。
大親友の「良介」も一緒に居てくれてた。
春休みが近くなってテスト勉強でも始めようかという頃。
恐らく手紙読んだであろうと思われる頃。
吉田さんの転校が近づいてきた頃…
俺は普通に吉田さんと喋ってた。
教室でいつもの様に。
別にたいした事じゃなかったけど、
たいした事あった。
「浜木(はまき)君って、笠寺(かさでら)さんのこと好きなのかな?」
浜木とは話した事無いけど男の俺が見てもカッコよかった。
スポーツ万能だし、モテモテだ。
得意なことが無い俺とはえらく違う。
笠寺さんもモテモテ。
吉田さんと違っていかにも「私は人気ある!」って感じがして俺は好きじゃなかったけど、大変かわいい、人気者の人。
「浜木君の好きな人」
その一言は、吉田さんが浜木の事を好きであることを
容易に俺は理解する事が出来たに違いない。
多分そう思ってた。と思う。
その辺はよく覚えてない。
「しらない、口きいた事、あんましないし」
こう言うしかなかった。
知らなかった。
もしかすると俺の事が好きなのか?とか思ってた。
俺達結婚しちゃうかも!とか思ってた。
周りの奴らの嫉妬心?屁でもねぇ!とか思ってた。
まさに勘違い
吉田さん…
手紙のことは一切触れることなく転校しちゃいました。
スヌーピーのノートをもらいました。
いまだに持ってます。
あとから(高校になってから)笑い話のネタにと思いこの事を喋ったら、当時同じクラスにいた女に
「うそ?や○ちゃんだったの?あれ?」
と言われた。
「何で知ってるー?」
と聞いた。
「いや、気持ち悪いって捨ててたし。多分読んでないよ。今どうしてるんだろうね。吉田さんって。」
…え?
黒山羊さんたら読まずに食べた…
黒山羊さんたら読まずに食べた…
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黒山羊さんたら読まずに食べた…
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黒山羊さんたら読まずに食べた…
黒山羊さんたら読まずに食べた…
今年、24歳になる今でもこの事を思い出すと、切なくなったり、寂しくなったり、自己嫌悪になったり、いろいろ複雑な気持ちになったりする。
今日はハッピーバレンタイン。
皆さん、ハッピーでしたか?
俺はホームページの更新です。
一ヶ月ぶりくらいの更新です。
クリスマスもそうだったけど、こういうイベントの時ってホームページの更新ばっかりしてます。
なんで?
俺もハッピーになりたい…
勘違いでもいい…
心の穴を埋めてくれ…
ダレカ、シアワセニシテクレ…
ah…カミサマ…
オレハ…
って、結局いつもどうりの更新じゃねーか。
畜生め。
まぁいいや。
リンクひとつ追加。
しーど様なる人が管理しているアングラ系リンク集らしい。
よくもまぁこんな所とリンクするもんだと感心しますな。
暇なら行って見よう。
ここより遥かに素晴らしい所ばかりだ。
まぁいいや。
じゃね。