2001年9月17日
日本消費者連盟 代表運営委員 富山洋子
連絡先 東京都目黒区目黒本町 1-10-16 電話 03-3711-7766
「9.2個人情報保護法案をぶっ飛ばせ!2001人集会」と
宮崎学さんをめぐる諸間題に対する見解
個人情報保護法案をぶっ飛ぱせ2001人集会実行委員会宛の公開質問状及び参加団体に宛てた文書を拝受いたしました。
この文書を寄せてくださった皆様方の危機感は真撃に受け止めておりますが、私どもは以下のような考えで、当集会の実行委員会に参加したことをお伝えいたします。
今後、宮崎学さんと関連のある集会などにどう関わるかにつきましては、今後の私たちの行動を見ていただけたらと存じております。
1 個人情報保護法案は極めて危険性の高い法案であるにも関わらず、まだ一般への認知度が低く、その問題点が浸透していないのが現状です。そこで、この法案の危険性を広く訴えるためにも、日比谷野音での大規模な集会の成功は必要不可欠と考え、集会実行委員会に参加しました。
2 実行委員会に宮崎学さんが参加されていることは承知していましたが、宮崎さんは「個人情報保護法案拒否!共同アピールの会」として参加していると了解しており、弊連盟と宮崎さんとの関係は、共同アピールの会を通しての関係であると考えています。ですから、共同アピールの会へ宮崎さんが参加されていることに関して当方から何らかの要求をすることは「内政干渉」にもなりかねず、共同アピールの会が宮崎さんの参加に関して何ら対応しない以上、当連盟から云々する問題ではないと判断いたしました。
3 実行委員会の方針や集会の企画・運営については、すべて全体での合議のうえで進められたもので、宮崎学さんを中心に据えたり、宮崎さんの指示などで物事が進められたことは一度もありませんでした。弊連盟としては、実行委員会での決定事項に関して、参加団体としてすべてに責任を持って同意したものであると考えています。
4 実行委員会へ参加される団体・個人の情報が、宮崎学さんを通して公安調査庁に渡される危険性につきましては、各参加団体・個人が責任を持って対処していると理解しております。弊連盟につきましては、当実行委員会に限らず、原則的に会員情報や内部情報を他団体・個人へ知らせることはあり得ず、当実行委員会に対してもそのような情報を知らせたことは一切なく、要求はおろか、必要とされることも一切ございませんでした。もちろん、宮崎学さん個人からそのような要求を受けたこともございません。以上のことから、当集会へ向けた運動の中で弊連盟の情報が他者へ漏れたことは一切ないと考えております。
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