憲法運動・戦後保証などの問題に取り組んでいる弁護士、内田雅敏氏が太田
出版から「懲戒除名」という本を出しました。

　この本自体は、とても面白く読める本です。
　この本で描かれているのは、内田弁護士と「悪徳弁護士」＝稲山との徹底対
決ですが、その途中、バイプレイヤーとして宮崎が登場します。
　この「悪徳弁護士」は、宮崎の著書（ホントに本人書いてるんでしょうか？）
「突破者それから」にも登場しています。

　ただ、我々として当然気になることは、この本と宮崎学とのかかわりです。

　実は最近、宮崎学が太田出版と急接近しています。
　太田出版から出る「アウトロージャパン」という雑誌、宮崎学責任編集を銘
打っているらしいのですが、編集長横山茂彦（９・２集会で第１部に出演）を
はじめ、青山敬子（９・２で三上＝味岡と漫才していた宮崎信者）なども関わ
る、ある意味「宮崎一家のワーク」と言うべきものです。
　
　そんな中、太田出版から、間接的に宮崎の宣伝にもなりかねないこういう書
籍が出る、ということは、何やら意味深な感じもします。
　宮崎がこの企画を持ち込み、出版界での生き残りを画策している、という可
能性は高いのではないでしょうか。

　我々の元には、太田出版と関係の深い（上記雑誌スタッフとは別の）宮崎信
者が我々の身辺調査をはじめた、という非常にキナくさい情報も入ってきてい
ます。（ま、調査しても何も有用な情報は得られないと思いますが(藁

　我々は、宮崎学に「氏ね」などと言うつもりはなく、運動圏と関係ないとこ
ろで「出版界での生き残り」を画策すること自体を非難するつもりはありませ
ん。
　ただし、その場合でも様々な疑惑への真摯な弁明がない限り、我々はどこま
でもそれを追及しつづけるし、もし出版界に足場を確保しつつ再び運動圏復帰
を画策するのならそれは完全に粉砕されなければならない、ということです。

　また我々は、内田弁護士のこれまでの業績にも、また読み物としてのこの本
自体にも敬意を払いますが、しかし、内田弁護士は一連の宮崎「スパイ」問題
をどう考えているのか、これをきっかけとしてぜひ伺ってみたいところです。

＃…って、これ結局本の宣伝になってないか？(w

太田出版
http://www.ohtabooks.com/
「懲戒除名」書評
http://www1.jca.apc.org/aml/200110/24137.html
青山敬子と三上の漫才
http://miyazaki_kyusatsu.tripod.com/0902/damedame.html#ajioka