■新時代社（旧第４インターＬ派）が宮崎問題に見解

　我々の活動の成果もあったのでしょうか、運動圏内にかなり浸透してきた宮
崎問題。今度は、新時代社（旧第４インター日本支部（「ダ・カーポ」のドキ
ュソ編集者・國貞陽一もかつて所属）Ｌ派）が、機関紙「かけはし」に、「書
評」ついでに宮崎問題への言及を行いました。
　この書評が対象としている本は、本メルマガVol.19でも採り上げた、内田雅
敏弁護士の著書「懲戒除名」。
　書評を書いた、新時代社の高島さん（我々の仲間いずみさんと最近大モメに
モメているSENKI派幹部大庭氏が、機関紙上で「シドニーオリンピック論争」
をやり合ったお相手）が語る宮崎問題は次のとおり。

　　この裁判闘争の過程に、公安調査庁と接触して情報を提供していたこと
　が発覚し「スパイ問題」として運動内外を騒がせているあの宮崎学が登場
　する。宮崎は内田さんの大学時代の旧友であり、資産食い潰しの手段に使
　われた土地の地上げに偶然からんでいたことから、この闘いの戦線に加わ
　る。宮崎は、地上げにからむ裏情報を提供したり、挑発されて腕力を奮い
　逮捕されたり、裁判闘争資金としてやはり内田さんの学生運動活動家時代
　の旧友からあずかった多額の資金を、借金の穴埋めと称して使い込んでし
　まったり、高級美術品を「行方不明」にしてしまったり、果ては内田さん
　を裏切って勝手な「和解」の取りまとめに走ったりと、この物語の「狂言
　回し」の役割を果たす。

　思えば、９・２集会、新時代社の国富さんが来場してましたが、この直後の
「かけはし」では、同集会の模様がレポートされたものの我々の取り組みの紹
介がなく、我々はずいぶんとがっかりしたものです(藁。その点、ごく簡単に
ではありますが、第４インター・SENKI派とともに、成田空港の管制塔占拠闘
争を担った３派共闘の１つである旧共労党−プロ青同、現蒼生が機関紙「グロ
ーカル」紙上でいち早く我々に言及したのとは対照的でした（未だ公式に「宮
崎擁護記事」を撤回も否定もしていないSENKI派は論外）が、我々はこの書評
をもって、新時代社からも一応の見解が出されたことと認識します。

　これで、宮崎問題に何らかのコメントを表明した主な党派・グループ・左派
独立系有名人は以下のとおりです。（順不同・敬称略）

　　批判的：中核派、革マル派、解放派現代社Ｇ、解放派赤砦社Ｇ、
　　　　　　新時代社、グローカル、かりの会、救援連絡センター、
　　　　　　「サイバーアクション」、神津陽（元ブント叛旗派）、
　　　　　　設楽清嗣（管理職ユニオン・元赤色戦線・労調委）
　　肯定的：SENKI派、三上治（元ブント叛旗派）、古賀暹（元ブン
　　　　　　ト情況派）

　なおウワサでは、他の党派も機関紙での「懲戒除名」の書評の中で宮崎問題
に触れる、との情報も。もし本当であれば、すぐに紹介したいと思います。

新時代社
http://www.jrcl.net/
「かけはし」掲載の「懲戒除名」書評
http://www.jrcl.net/web/framek956.html
中核派
http://www.zenshin.org/
革マル派
http://www.jrcl.org/
グローカル
http://www2s.biglobe.ne.jp/~mmr/glocal/
救援連絡センター
http://kyuen.hoops.livedoor.com/
神津陽塾
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/ty3my/
神津陽掲示板・自由に記入、時々返答（宮崎問題への言及多数）
http://www67.tcup.com/6701/kozu.html
SENKI派
http://www.bund.org/
三上治が経営する会社、聚珍社
http://www.shuchin.co.jp/
古賀が出版する雑誌「情況」
http://situation.jp.org/ja/
19号　内田雅敏「懲戒除名」紹介
http://miyazaki_kyusatsu.tripod.com/mag/0019.html

●超絶レベルなサイトを見つけたYO!

　我々について言及した、こんなサイトをみつけました。

http://isweb33.infoseek.co.jp/computer/kaeru2k/news/1.htm

　なんだこれは？？
　我々の９・２での取り組みを「中核派だろう」などと揶揄しておきながら、
そのまさに主要な部分であるところの焚火派も参加した「小倉あやまれ友の会」
を肯定的に採り上げるとは笑止千万。「このサイトはセキュリティーとプライ
バシー意識の育成」とか書いてありますが、こんな程度の情報収集力でよくも
「セキュリティー」を語れるな、といったところでしょうか。あ、語ってるん
じゃなくて騙ってるんですか、それはまた失礼。(激藁

◆またまたお詫び

　前号で、スパイ弁護士三島について「港合同事務所所属」と書いてしまいま
したが、これは実に初歩的なミスです。港合同事務所には三島は所属していま
せん。
　これは、前号で紹介した赤砦社「解放」にも出ている事実であり、なんでこ
んなミスをしてしまったのか、自分でもよくわかりません。疲労のせいにはし
たくないところですが…
　とりあえず、関係各位に対しお詫びして訂正します。