PC日記(DTLA307020 * 2でRAID0) |
HDDは2台ともケース上段の電源上部にあるシャドウベイに取り付けた。 HDD取り付け用のベイは結構あるので取り付け場所は困らないが、一応発熱も考えて一段間を空けて取り付けてみた。
IDEケーブルが2本増えたため下段のM/B周りはケーブルの取り回しが非常にきつかった。 U-ATA/100対応のRAIDポートは右側のHDD奥のコネクターなので接続するのに相当苦労した。(後で気が付いたがM/Bを押し込む前につなげばよかったような・・・)
つい2日前のHDD1台増設でも結構ケーブルがゴチャゴチャで苦労したが2本もケーブルが増えるともう大変、きつい作業で手が傷だらけになった。
ケーブルが増えたためものすごくごちゃごちゃとして、だいぶ風通しも悪くなってしまったんじゃないだろうか?
CPUファンも交換しているし、M/Bのチップ冷却ファンも交換したばかりで、結構すごそうになってきたので、見ていて内心ちょっとうれしくなった(自己満足そのもの)。
HPT370のBios設定の画面。
ここで、ストライピングかミラーリングか等の設定などを行う。
今回は安定性は弐の次でパフォーマンスのみ重視!なので迷わずストライピング(RAID0)とした。
ドライブはIBM-DTLA-307020、MODEはUDMA 5(ATA/100) と間違いなく認識された。
とりあえず大丈夫そうなのでBIOSをセーブしPCの再起動、Windows2000を起動する。
Windows2000を起動しマイコンピュータでディスクの状況を見てみるが、
やはりマイコンピュータに増設したはずのドライブが見えていない。
デバイスマネージャではSCSIとRAIDコントローラのところにHPT370のコントローラが、ディスクドライブではDTLA307020はSCSI_Diskとして認識され、特に「!マーク」等も無く大丈夫そうだったが。
(BIOSやデバイスマネージャでは認識できてもフォーマットされてないのでOSでは認識出来ないのか?・・・・デバイスマネージャだってOSのモジュールのひとつか!?)
先日のHDD増設で操作は判っているので同じ事を行う。
まず、コンピュータの管理からディスクの管理画面へ行く、当然ディスク3として見えてはいるが、「未割り当て」となっていて使用できない状態になっている。
ディスクを選択して右クリックするとこのディスクを署名するかと聞いてくるので署名するを選ぶ。 すると、今まで「未割り当て」だったところが「空き領域」となり、左側に付いていた赤いマークも消えて使用できる状態になる。
さらにもう一度、選択したディスク上で右クリックすると今度は、論理ドライブの作成とパーティションの削除が出来るので「論理ドライブの作成」を選ぶ。
論理ドライブの作成ウイザードが出てくるので、
順に、パーティションの種類、
パーティションのサイズ、
ドライブ文字の割り当て、
パーティションのフォーマットを、答えて行くことで簡単にパーティションを作成することができる。
質問に答えるとパーティションサイズ、ドライブ文字やファイルシステムなどの確認画面になるので、間違っていなければ完了をクリックして作成を行う。 これでWindows2000でもディスクが認識され使用できるようになる。 が、ここでちょっとトラブルめいたことが発生!
マルチOS環境で、Windows2000のほかにもMeや98もあるのでFAT32でフォーマットして共有しようと考えていたが、何故かWindows2000からパーティションを作成フォーマットしようとするとサイズが大きすぎると怒られてしまう。NTFSなら問題なく完了するのに?!。 M/BのBIOSも大丈夫だし、FAT32なら2T(テラ)byteまで大丈夫と聞いていたのになぜだか判らずしばらく頭の中が真っ白。
インターネットで方々を探し回った末やっと発見できたが、それによるとWindows2000の仕様で、FAT32では32GB以上のフォーマットは出来ないが、既に他のOSで作成してあるパーティションは32GB以上でも読み書きすることが可能であるとの事だった。
※ここで発見! (ファイル・システムの制限 -- 2G/4GBytes超のファイルに注意 -- )
パーティションも作成できたので、HPT370のユーティリティを起動してみる。
とはいってもディスクの情報を表示する程度だが・・
HDDのところをクリックするとディスクの状態が表示される。
(Striped、IBM-DTLA-307020、PrimaryMaster、19624M)
正しくRAID0になっていることは確認できるみたいだ。
【HDBENCH3.22での計測結果】
一応すべて完了したので、早速HDDの性能を測定してみた。
以前の状態も測定してあるので、HDBENCH3.22でDJNA352030、DTLA307020のシングルと同RAIDでの結果を比較してみた。
DJNA352030(U-ATA/66)でのベンチ結果。
今思うと、あまりにもディスクの性能が悪い。なにかおかしいのか?
スレーブにDTTA351010(U-ATA/33?)が接続してあるのでそれに足を引っ張られるとか?・・
DTLA307020(U-ATA/100)シングルのベンチ結果。
さすがに速い!
ディスクのリード、ライトについてはそれぞれ2倍、ファイルコピーは10倍以上???
本当かい?? こんなに違うものなのか。
DTLA307020×2(RAIDD0)のベンチ結果。
うお〜・・こんな数字はいままで見たことも無い。
HDDの値は爆発的にいい値をたたき出した。もう言うことなし!
今回も特に目立った問題は起こらず無事に作業が完了。
伸び伸びになっていたRAID構想もやっと実現することが出来た。
これで当面はもう拡張する必要は無いだろうと思う。(たぶん・・・・・)
まあ、あとはこのRAIDディスクにWindows2000のインストールぐらいはやってみることにしたいが・・・・。
今回はこれで、おしまい。
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