何が試験に出るのか? 何が試験で役立つのか?:勉強のしかた

「ゴール」へ「最短距離」で目指す

 受験生の皆さんは今、何を目標に勉強していますか?
 もちろん、「○○大学に合格する」ことですね。もちろん、大学に受かる以上の目標があって、 そのためのステップとしての入試の突破が当面目指すべきものでしょう。 それが当然のことです。ただ単に「どこでもいいから大学に合格する。その先なんて知らない」 などと漠然とした目標を掲げても挫折するに決まっています。 まずは、目指すべきゴールを設定しなくてはいけません。 そして、そのゴールを目指すための小目標を少しずつ掲げながら前進していくことが大事なのです。 具体的な方法は「成功するための動機づけの方法」や「生活習慣の身につけ方」 といったところにも絡んでくるので、後ほど詳しく述べます。
 ここで今ひとつ強調したいことは、 「自分の勉強法は本当にゴールに向かってまっすぐ進んで行けるやり方なのか?」 ということです。いきなり分厚い参考書を1ページ目から読む、問題集を復習もせずにやりっぱなしにする、 漠然と授業や講習に出て話を聞き流す、通信添削の答案を何時間もかけて仕上げる…… 大きな視点で見れば道草を食うこともためになるでしょうが、 あくまで「ゴールに向かう」という目標からみれば、寄り道は寄り道でしかありません。 つねに「ゴール」からの視点で勉強のしかたをみましょう
 何よりまず先立つ「ゴール」がなくてはいけません。そして、 その「ゴール」へ向かって最短距離で行く方法を模索することが大切です。

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