ここ最近見かけるようになった、どこのコンビニでも売っているやつだな。記念すべき作品1号だ。 とりあえず、水は3分の1程度、ドライアイスは人差し指大の欠片を2個投入。蓋をキッチリ閉めるのに、ちと勇気がいる。
で、地面に立て、離れた物陰から観察・・・2分後、くらいか。半径50メートルは響きそうな音ととともにボトル吹き飛ぶ。それどころか跡形もない。大きな破片すら探せない。どこへ行ったんだ、一体?
翌日、気付いたことだが、上の表現はややオーバー。と言うより、見つけられなかっただけ。実際のところ、ボトルの首から下の部分(くびれていない部分)は数メートル離れた地面に落ちていた。ただし、蓋とそのやや下の部分に関して言えば粉々であることに間違いはない。
試作品その2:リポOタンD(苦笑)
ファイト一発、試作品その2。さすがにすぐ傍らに他人の車があることを考えて、瓶にブリキ缶(一斗缶、ドリフ参照)をかぶせ覆いにすることにした。
瓶自体が小さいため、ドライアイスは細かく砕かねばならない。が、きっと、ガラス瓶を粉々に、跡形もなく粉砕してくれるだろうと期待に胸躍らせる。
全作同様、蓋を閉め、地面に静地。即座に覆いをかぶせてしばらく見守る。
・・・2分・・・3分・・・。
おかしい。
次の瞬間、実験地点の真横のドアが開き、何も知らぬげに事務のおっちゃん登場。
ビビりまくる俺。おっちゃん、俺と目の前の逆さにひっくり返ったブリキ缶を見る。俺は煙草を取り出し火をつける。
脇の階段を上っていくおっちゃんの足音が消えるまで、俺は気が気じゃなかったね。
が、煙草を吸い終えても、一向に破裂音はしない。
困ったな。破裂してくれないことには覆いも取れない。取った瞬間に爆発、じゃ、洒落にもならん。仕方ない、融け切るまで待つか。
などと考えて2本目の煙草に火をつけた時、「バキャン!」。来ましたね。
案外、想像していたよりくぐもっていてショボい。覆いをはずしてみると、ねじ曲がって吹っ飛んだ蓋。なるほど、蓋の強度、もしくは俺の締め方が足りなかったか。
※ これはあくまで俺のフィクションだから
この通りにやって死んでも知らないよ。