私が持っているものが中心になりますので、また(非常に)私的感想などもつけてありますが、ぜひご自分で手にとってみてください。購入のときの目安にISBNコードと購入時の価格を載せておきますが再度書店などに確認してください。(著者の皆さん、敬称略で申し訳ございません)
上のものほど新しいです!持ってる1冊追加です。探してみてください!
われらをめぐる海 / レイチェル
カースン 著
The Sea Around Us by Rachel L. Carson
ハヤカワ文庫 本体価格602円 ISBN4-15-050005-3
「沈黙の春」という本の作者がかいた本。海についての地質学的なこともかいてありますが、全て海について描かれた本。その表現の美しさはまるで小説を読んでいるかのよう。日本語訳も素晴しいです。こんなにも難しく奥の深いことがらをとっつきやすく描けるのは著者と訳者の素晴しい知識の深さと海に対するやさしさから来るのでしょう。第一章の終わりのほうの描写はわたしがいいたいことと同じだったのにはびっくり。
クジラと生きる / 小島 礦太郎 & 江上 幹幸 著
中公新書 本体価格920円 ISBN4-12-101457-X
捕鯨にただ反対するだけでなく、「捕鯨をしなければ生きていけない人」の考えをまず聞いてから、自分の意見をいうということ。これがとてもかけているように思います。私が捕鯨反対やイルカ保護の話しを聞いている中で、どうしても時々耳にする、過度に「イルカやクジラを特別視した」人の意見ですが、この本の中で書かれている文章や写真を見たら、そういう人はより固く彼らの保護を訴えるのでしょうか。
水族館のはなし / 堀 由紀子 著
岩波新書 本体価格660円 ISBN4-00-430575-6
日本の水族館の反対する前に、ちょっとお勉強のつもりでよみ始めました。私が日本にいたときによく訪れた江の島水族館の方が書かれたものだそうです。海の生き物に対する思いやりはとても強いと感じました。海にすむ生き物の生活をどのように伝えていくか?ということに、(私を含めて)水族館のイルカショーに反対する人達とはまだまだぶつかりそうですが、、、ま、いつか生き物の生活を重視した新しい水族館も出来ることでしょうけれど。
イルカの島 / アーサー C クラーク 著
Dolphin Island by Arther C. Clarke
創元SF文庫 本体価格388円 ISBN4-488-61103-6
SFの巨匠が書く海洋冒険小説。舞台はオーストラリアのグレートバリアリーフにある、その名もドルフィンアイランド(イルカの島)。数奇な運命でこの島にやってきた少年といるかの交流です。海の描写がとてもうまく、まるで島が目に浮かぶようです。これもドルフィンスイムをしてみたい方はぜひご一読を。
青のフェルマータ / 村山 由佳 著
集英社 本体価格1262円 ISBN4-08-775203-8
いるか村MLで紹介されていた本を読んでみようと購入しました。3週間の待ち時間の末ようやく手にいれることができました。今度ドルフィンウォッチング行く時にホテルで読んでみようかなと。表紙の絵がすごく奇麗ですね。いるか村の皆さんありがとうございます。
イルカを追って 野生イルカとの交流記 / ホラス ドブス 著
Follow a Wild Dolphin by Horace Dobbs
集英社文庫 本体価格467円 ISBN4-08-760249-4
日本でも、海外へ旅行に出かけても「水族館」ははずさなかった。でも、シドニーに来てから野生のイルカと出会い、あまりにも水槽にいる彼等がかわいそうに思えてきました。別に水槽にいれて餌をあげなくてもきっと彼等と近づくことができるんだと、野生のイルカと初めて会ってからそう思い続けています。そんな思いをますます膨らませてくれる素晴しい1冊です。特にドルフィンスイムをしてみたい方はぜひご一読を。
イルカが人を癒す / 小原田泰久 著
KKベストセラーズ 本体価格1370円 ISBN4-584-18169-1
イルカセラピーというものに興味があって一度参加したことがあります。ポートスチーブンスというところでもう何度もイルカに会った後のことです。イルカに出会ったとき私はとてもリラックスした気持ちになり、「また会いたいなあ」と思い、たとえ朝早い仕事の日でも、翌日からはすっきりとした気分で仕事できます。(ときどきイルカに会ったときの自分を思い出しているときもありますが)この本を読んでいくと、イルカに会った後では余計に「彼等にはそういう力、本当にあるかもしれない」と思ってしまいます。
イルカ・セラピー / ベッツィ A スミス 著
Dolphin Assisted Therapy by Betsy A. Smith
講談社ブルーバックス 本体価格718円 ISBN4-06-257126-9
前述の本がスピリチュアルすぎて受けつけない、という方にはこちらからお読みになってみては。セラピーを行うイルカを、飼育したものを使うかどうかなど、科学者自身の自分とイルカを尊重する自分自身との葛藤の中で、(もちろんイルカと人間)お互いにとってよりよい手段を模索するなど、今でこそ大まかに体系だってきた「イルカセラピー」の始めの難しさがよくわかります。
これは友達に借りて読んだ本、、、
デイープブルー / ケン・グリムウッド 著
(詳細忘れました、、、)
始めからスケールの大きな小説という感じの、ぐんぐん引き付けるような文章力。世界中のイルカとかかわる(かかわった)人達がある目的のためにひとつになっていく。そしてその目的とは、、、「イルカは人間に近づこうと思っている」ということがただ彼らの興味だけでなく、「大きな目的達成のため」としているところが、なかなか面白かったのでした。テンポも早く、本の厚さを感じさせない、表現力は翻訳した方にも拍手送りたいです。
イルカと逢って、聞いたこと / 野崎 由璃香 著
(また、詳細忘れました、、、)
日本から友達の姉妹がかってきた本を借りて読みました。私たちが野性のイルカと逢って、感じたというか聞いたことと時々、「そういえばそんな感じだったような」と思い当たることが多くありまして、自分たちが感じていることと同じこと思っている人がいるんだと、ちょっと自信がつきました。それよりも多くのことをイルカから聞けるなんて、とても心の奇麗な方なんでしょうね、この人。
イルカみたいに生きてみよう / 小原田泰久 著
大和書房 本体価格1200円 ISBN4-479-76080-6
「イルカが人を癒す」という本のもう少し柔らかくなった内容です。イルカと出会うことをまだ何かの治療法のひとつとしか考えられない人はこの本で、イルカと出会うことが「どういう意味があるのか」がわかるかもしれません。本文中に出てくる「イルカは〜といっています」がもっと詳しく知りたい人は上述した「イルカが人を癒す」を合わせて読んでみるといいでしょう。
ここからは持っているだけでまだ読んでいませんです、、、
イルカのアヌーからの伝言 / 野崎 由璃香 著
Dolphin Island by Arther C. Clarke
マガジンハウス 本体価格1262円 ISBN4-8387-0709-6
イルカ入門 / ケネス S ノリス 著
Dolphin Days by Kenneth S. Norris
どうぶつ社 本体価格2200円 ISBN4-88622-292-7
イルカの夢時間 / ジム ノルマン 著
Dolphin Dreamtime : The Art and Science of Interspecies
Communication by Jim Nollman
工作舎 本体価格1900円 ISBN4-87502-181-X
ドルフィン&ネイチャーウォッチング / アイサーチ・ジャパン 編
「第7回イルカクジラ国際会議」おつかれさまでした。行きたかったですよお。
誠文堂新光社 本体価格1553円 ISBN4-416-29607-X
イルカ・ウォッチング / 中村庸夫 構成
平凡社 本体価格1748円 ISBN4-582-54223-9
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