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1998年07月02日

今日は DOLPHIN SOCIETY ドルフィンソサエティが毎月行っている、ドルフィンミーティングに行きました。この集まりは、毎月一回、テーマを決めて集まり、講演会やミニコンサートなどが開かれ、メンバーの人は今までにどんな活動をしたかとか、または、講演会で話し合ったことを自分のすんでいるとこに帰ってフィードバックしたりするという非常に有意義な、そして楽しめる集まりです。いつも会社の事情で途中参加のMuranoが今回は「一人参加」しました、そのレポートです。

はじめに、ドルフィンソサエティのオリビア博士のあいさつがあり、今日のテーマだとか、そういったことが簡単に説明されます。おフランス人のかつブロンドの女性のおフレンチアクセントの英語のお話しを聞きながら、ついうっとりとしかかったところ、コメディアン風の男性が立ち上がり、「さあ、みんなで体操しましょう」と、いきなり「体操のお兄さん」に早変わりしました。いつも途中参加してたので、体操は初耳でしたがMuranoはスーツ姿のままそのまま、体操の渦中へと入り込んでいきました。腰の骨真ぽきぽき鳴るし、背中と肩は固くなっていたのですが、一気にリラックス。講演の前にこういうリフレッシュはとても効果あります。何せ、途中で眠くならないので。

今日のテーマは「私たちを取り巻く水」です。考えてみれば、私たちが何気なく住んでいるこの地上には、空気がありますが、イルカたちの住むまわりは水ですもんね。やはり水にも気を使わないといけないわけですと、、、私たちの身の回りにあふれている水ですが、どんなものが思い浮かびますか?海、川、湖などなど、、、このなかで、いちばん「供給源として」考えると、水の供給は97%が海からの水なんですって。そして、2%は氷山。私たちの地上にある湖や川は水の供給源としては1%程度何ですって。

もう少し詳しくいうと、海水から気化したものが、雲になり、雨を降らせます。そして、地上に降り注ぎ、川や湖を満たし、また海に流れていくわけです。ですから、川を汚していくと結局それが海に流れ、また、地上、つまり私たちに降りかかってくるわけです。海を奇麗にするということは、イルカだけでなく地球上に住んでいるいきものにとって大切なことなのですね。

ちょっと考えてみましょう。(これは私の理解のしかたであって、講師がいったことではないので、くれぐれも誤解しないでください)。地球を私たち人間のからだとたとえます。水の供給源の海を私たちの口にあてはめます。丁度私たちが水を飲むように、さっきの雨、川、海の順で当てはめていくと、川の流れはさしずめ排泄ですね。で、それがまた海に流れるっていうことは、それがたとえていうなら私たちの口からまた取り込むことになって、、、一昔前に自分のおし○○を飲む健康法がはやってましたが、これと同じことできます?これと同じ様なことを海に強いてはいけないでしょう。

オーストラリアでは今年、「世界環境デー」「海の年」にちなんでいつもよりも、海を奇麗にする活動が行われています。そこで、さまざまな提案がされていますが、今日すぐにでもできること、それは「たばこのポイ捨てはしない」です。たばこのフィルターは、水に溶けませんので、路上に捨てたフィルターは雨によって流され、川をへて海にたどりつきます。これは水に浮かんでいるので「うまそうだな」とうみがめがよく飲み込んでしまいます。イルカの子供も同様です。

そこで、「たばこを吸う人には、この携帯灰皿を渡しましょう」ってことになって、ドルフィンソサエティで作ったオリジナルの携帯灰皿を紹介していました。なんと、目から鱗の、フィルムのケースにドルフィンソサエティのシール貼っただけのもの、でした。膝をぽんとたたいちゃいましたよ。まさに、オージー的、お金をかけない発想!に感服のセミナーでした。

※ 環境保護運動などされている方いたら、見本をお送りしますのでメール下さい。

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