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1998年07月26日 /27日

今回は日本からきた人と一緒にいったドルフィンウォッチングです。 天気は比較的よかったのですが、雲が多いように感じました。晴れても雨が降ってもおかしくないような。お友だちの船が今回は人数が少ないためかお休みになり仕方なく他 の船に乗りました。ところが、、、

とても多くのいるかたちに会うことが出来ました。船が出航するころにはとうとう空も 泣きだし、風が冷たくなってきました。いつものいるかの出やすいポイントへ行きます が、時間もお昼を過ぎていますし、天気もそれほどよくないので心配しましたが、出航 して20分もすると一頭のいるかがやってきました。いつも見かけるものとは違います 。この子がかわいいのは、船に近づくとまるで「船が来た!わーい」ってかんじで、船 の先を泳ぎ始めました。時々右に左に体を動かして、眼で船の上を眺めるようなしぐさ がとてもかわいいです。

ここには90頭ものいるかが住んでいるので、「一頭だけ」っていうのが気になり、「 お友だちもよんでおいで」と心の中で呼びかけました。その途端にひゅーっと泳ぎさっていきました。寒くなってきたので船内に入り、ホットココアをすすっていると、人の どよめきが。またまたいるかに会えたようです。今度は6頭ぐらいになって、、、この いるかたちも船の前を気持ち良さそうに泳ぎはじめました。

私もちょっといたずらして、くだんの眼で船を見ようとしているいるかに向かって、体 を何度も大きく左右に振ってみました。すると、このいるかはそれに合わせて、右へ左 へ蛇行しながら泳ぎ始めました。楽しいので私も何度もやってみましたが、やるたびに 返してくれるので、とてもうれしかったですよ。

そのうち、船の左手に平行して3頭のいるかが泳いでいるのに気がつきました。また、「君たちもおいで、一緒に遊ぼう」といったとたんに、それまで泳いでいたいるかに加 わり、船の前をみんなそろって泳ぎ始めました。たんなる偶然かも知れませんが、今回 は海の中に入れませんでしたが、船の上でも「一緒に遊んだ」という気持ちになりとて も楽しいクルーズでした。

港へ帰る途中では何とあしかを見ることが出来ました。あまりにも寒いので間違って入り込んでしまたのか、どうなんでしょうね?前に書いた7月始めのクルーズのときに はフェアリーペンギンをたくさん見ましたし、動物が多く見られるのでこのポートスチ ーブンスがますます好きになりました。

やっぱり偶然かも知れませんが、人といるかがお話できるというか、コミュニケーショ ンとるのも出来ないことではないのでしょう。

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