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 い**** 

バイトのKちゃんの友達が、今度うちに臨時でバイトに来ることになった。
仮にXちゃんとする(笑)
紹介されたXちゃんは、色白で とても華奢な女の子だった。
髪も黒くストレート、浴衣が似合いそうな和風の可愛さを持った子なのだ。
「私、車の免許持ってないんです」と彼女が言ったとき、
「いぁ〜、車の免許なんか無くったって、周りの男の子がほっとかんやろー」と男性陣。
「そんなことありませんよぉー」とにっこり微笑むXちゃんに、
「仕事遅なったら俺送ったるし!」と何人かが申し出たのも無理はない(爆笑)
花にたとえると華やかな紅いバラよりも、清楚な白いユリって感じのXちゃん。
仕事はてきぱきやってくれるし、でもしゃべると
おっとりしていて、ホント可愛ぇ〜と女のDel が思うくらいの子なのだ。

さて、そんなある日 うちのA君が、休みの日に偶然街でXちゃんを見たらしい。
かっこいい彼を連れて、バイクSHOPに居たという。
「もう、羨ましいっすよぉ〜、Xちゃんニコニコして、
 彼氏の買い物につき合ってるんだもんな〜。やっぱり彼氏いたんだなー。
 男の趣味を理解してくれる彼女なんて、最高っすよ〜。
 あんな可愛い彼女俺も欲しいっす」
とA君は嘆いていた。 ぉお〜、彼氏の買い物にニコニコつき合う彼女かぁ。
バイクのことなんて判らないだろうに、彼氏と一緒になんて可愛いよなぁ。
もう、アンケートをとれば彼女にしたいナンバーワンにでもなりそうな感じやなぁ〜、
などと、わいわい話してると、それを聞いていたKちゃんが
「A君、それ間違い」っと笑いながら言うではないか。
「あ〜?彼氏じゃなくてあれは兄貴だったとかってオチがつくんですかぁ〜?」
とA君が聞くと、Kちゃんは大笑いし、
「それも違うって、根本から誤解してるって」という。
「まさか‥あの彼氏に見えたのは女の人だったとか!」
ってぉぃぉぃ...(笑) A君発想がすごいな(爆笑)
「‥っでなくてー」
「でなくて???」
「買い物につき合ってたのは彼氏の方だってば」
「?????」
「バイクに乗るのはXちゃんで、彼氏の方はまだ免許持ってなかったはずだよ?」

どっひゃぁ〜〜〜〜〜〜〜〜っ(爆笑)

A君だけではない、その時その場に居た人はほぼ全員固まった(爆笑)
Xちゃんがバイク???
「それって‥スクーターとかって‥」
「あ、違う違う、結構大きなヤツ、中免持ってるはずだしね」

が〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん(笑)

「だって‥車の免許持ってないって‥」
なおも食い下がるA君(笑)
「ああ、車は運転してておもしろくなさそーってゆってたからねー。
 全然興味ないんじゃないかなぁ?
 免許とるときも、最初からバイクだけしか頭になかったみたい。
 A君さぁ、一度後ろに乗せてもらったらいいよー、
 ちょっと運転荒いけど、上手だと思うよ」

運転荒いのかっっっ(爆笑)
嘘だろっっ(笑)

そうこうしているうちに当の本人がやってきて、
今その話をしてたとこだというと、いつもの のんびり口調で
「あ、ゆってなかったですねー。バイク乗りますよー。
 彼にも今免許取るように勧めてるんですけどぉ。
 今は私が運転してデートになるんですよねー。
 いつか二人でツーリングしたいですもん〜」とにこやかにおっしゃる(笑)

び、びっくりだ(笑)
ジェットコースターさえ恐がりそうな雰囲気をもったXちゃんが
バイク、それも中型、それも運転が荒い‥(笑)
人ってのは見かけに寄らないってよく言うけど、
ここまで持ってるイメージを覆す人もそうそう居ないだろう(爆笑)

これがXちゃんがショートカットでシャキシャキした
元気印の女の子ならまだ想像もついたけれども、
事実を聞いたあとで想像しても、バイクとXちゃんがどうしても結びつかない(笑)

ってことは、彼女がバイクのSHOPに買い物があって、彼氏が一緒に来てた、と(笑)
彼の趣味を理解する彼女という図式は、がらがらと崩れ去り
彼女の趣味を理解する彼氏、というものに様変わり(笑)。
A君は「女は魔物だぁ」とゆっていた(爆笑)
#それ、たぶん意味が違うぞ?(笑)

ってなわけで、本日のお題「い****」は
「意表を突かれる」…‥・あ、いや、これは前に使ったな(爆笑)
アカンアカン(笑)
んだば本日のお題は「イメージ」これで決まりだ(笑)

【イメージ(image)】
人が心に描き出す映像や情景など。

さて、「イメージ」ってのは先に書いたように、
本人を目の前にして想像するものもあれば、
例えば小説なんかでの「イメージ」ってのもある。

Del は、たいてい映画よりも先に原作を小説で読むようにしているのだけど、
これまた映像化されると絶対に抱いていたイメージは崩れ去る(笑)
ああ、あの主人公をこの俳優が演じるん??(涙)とか、
ちょっと話が持ってたイメージと違う方向のドラマになってもーてる…とか。
たぶん、映像化した監督さんの「イメージ」ってのと、Del が持った
「イメージ」が違っていたんだろうけれど、あまりに違うと、
これは、まったく別物だぁ〜とかって思うのだな(笑)

男女の悲哀が中心として書かれた推理小説が2時間ドラマ化されたとき、
2時間で収めるのは無理があったのかもしれないけれど、
単なる殺人推理ドラマに変わってしまっていて、小説のイメージがブチ壊れ(笑)
あの、そこはかとなく漂う悲しさはどこへ??(涙)
殺人そのものよりも、その背景に流れる男女の機微を描きたかったであろう
作者の意図はどこへ?(涙)…‥・って感じでしたね〜。
んだから、小説から受けたイメージを壊したくなくて、あえて映像化された方は
見ない、ということもあったりするわけだ(笑)
なんというか万人が「イメージ通りだ!」というものなんてやっぱり
つくれっこないよなぁ。

あと、吹き替え(笑)
これにもがっくりくることが多かったりする。
ぅああああ、こんなダンディな俳優さんに、そんな軽々しい声の人は
あてたらあかんやろーーーー(涙)
とテレビの吹き替え洋画を見ていて叫んだことはありませんか?(笑)
これまた「イメージ」から作り出す声ってのに、
上手く当てはまるのは難しいのだろうけどねー。

それで思い出したけれど、一ヶ月前のahan_ahanのBBSで、Del の書いている
「side story」の登場人物をドラマ化するとしたらどんなCastで?
ってな話題が出てたことがあった。
#読み損ねている人は9/20〜9/22の書き込みを見てくださいませ(笑)

これ一つ見てても、みんなあの小説に様々な人物をイメージして
読んでくれているのが判って楽しかった。
「Del はどういう俳優さんとかのイメージで話つくってるん?」って
訊かれることも多いんだけれど、
例えばDel が「主人公は俳優の○○のイメージで…」とかっていってしまうと、
みんなのイメージを固定してしまうことになる(笑)
そんなわけで、Del が想像しているイメージは、な・い・しょ♪(笑)

さて、小説もさることながら、
チャットなんかもかなりイメージをみんな膨らまして楽しんでいるんじゃないかな?
ハンドルからとか、口調からとか考え方なんかから、この人はこんな感じの人だろうな、
なんて、きっとみんな想像してる部分があると思う。
Del はオフ会に行ったことないから、判らないけれど、たぶん、最初みんな会ったときは、
おおおおおおお、イメージ通り〜とか、イメージと全然違う〜とか、
悲喜こもごもなんじゃないだろうか(爆笑)

そういえば、この間声質の話をしていて、Del が「地声が高いんだ」というと、
相手の人に「それは意外だった」と言われてしまったのだ。
「あれ?じゃ、どんなの想像してたん?」って訊いたらば、
「低くてドスの利いた声」って言われてしまったぞ!(爆笑)
おい、ちょっとまてや(笑) 聞き捨てならんわ、それは(爆笑)

低くてドスの利いた声で大阪弁まくし立ててたら怖いやん(笑)
っつぅか、この「Del は普段も大阪弁をまくし立ててる」というのも、
あくまでイメージなので、実際には大阪弁なんてしゃべらんのである(笑)
「でるふぃをタレントに例えると誰?」こんなのを訊いてみたら、
絶対に女漫才師が羅列されるのは想像に難くない!(笑)

あー、ヤだヤだ(笑)
誰か素敵な女性をイメージしてくんないかしら(爆笑)
#自分でゆってて、そりゃ無理やろっとツッコミいれてまうわ(笑)

てなわけでっっ、次回は「じ****」ですね。
どんなお題がやってくるかなぁ、と「イメージ」膨らませて待っててくださいなっ♪
当然その「イメージ」を裏切るつもりでお題をひねり出しますけれど(笑)
でぁまた来週ぅっ(笑)

Next Words Comming Soon!    ****?
October 22, 1999
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