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 き**** 

「Del せんぱーい、わいつーけぇってなんですかぁ?」
唐突に、うちのバイトのKちゃんが訊いてくる。
横からUさんが「なんや、KちゃんY2Kもしらんのかいな」と横やり。
「Y2Kっちゅぅのはやな、ファスナーのメーカーや」(ぅはははは)
そりゃ、YKKやっっ!(←Del の心のツッコミ)
「Uさん…あまりにそれはベタすぎますよー」(涙)
すると今度は、W君が
「違いますよー、わいつーけってのはぁ、豚カツ屋さんですよね〜」(わはは〜)
おいおい、それはKYKやっっ!(←またもDel 心のツッコミ)
「…W君、それもベタすぎ」(涙)
うはは〜と笑いあってるUさんとW君。めちゃ平和や(涙)
#ちなみにUさんとW君は我が社の凸凹コンビと呼ばれている(笑)

「でぇ、結局なんなんですかぁ?Del先輩。わいつぅけぇって〜?」
「あー、外野はほっといて(笑)んーと、Y2Kってのは…(中略)ってことなの」
すると、大きく頷いたKちゃん、
「なるほどー、よーく判りましたぁ。
 2000年になったらパソコンが壊れるよってことですね〜」
ぉいっっ、全然判ってへんやんっかっっっ(爆笑)

ってなわけで、こんちゃ、でるふぃです。
いやぁ、マジですわ。実話実話(笑)
まー、とっても平和な会話だったんですけど、もう一度おさらいをしておくと、
Y2Kってのは、Y=year、2=2、K=Kilo(つまり千)なわけで、
2000年を指すんだけれど、同時にコンピューターの2000年問題を意味してる。
「え?Kってさ、1024じゃないの?」って思った人、あなたマニアックすぎです(笑)
いぁ、実はDel もそう思ったんだけどさ(爆笑)
それじゃ2048年問題になるよな(笑)
※ 1KB=1024バイト

アカン(笑)話が逸れてるけれども、
そのY2Kってやつは、今雑誌でもなんでもいろんなところで取り上げられている。
どーしてそんな問題が起こるかってのを書きだすと、これから先一ヶ月は
そのネタでエッセイが終わりそうなので、はしょって書いてみると、
コンピューターのソフトウエアは、西暦の年数部分を下2桁の数字だけで扱ってきて、
例えば99年なら「99」で表すんだけど、2000年になると「00」となり、
1900年と間違えるなどの不具合が生じることがあるってのが、ざっとした説明。
#ホンマざっとした説明やな(爆笑)

でもって、あちこちのソフトウエア会社やなんやらが、
修正プログラムとか出しているんだけれど、はてさて。
どれくらいの人がそれに気を付けているんだろうな?

そんなわけで今日のお題は「き****」。
そう、危機管理だ(笑)

【危機管理(ききかんり)】
〔悪い結果になりそうな〕危険な場合を想定して、気を配り、とりしきること。

Del の友達で、某PCメーカーに勤めるA君は、お正月返上で出勤だと嘆いていた。
何が起こるか判らない2000年1月1日は、万全の態勢を整えて、
会社で待機していないとならないらしい。
まさに24時間交代勤務らしくて、とんだ正月になりそうだと言ってたけれど、
ほんと、ご苦労様ですわ。

そういう風にいつもY2Kを考えているPC関係の仕事に就いている人は別として、
Del たちエンドユーザーは、どーなんだろうと言うと、結構のほのほ〜んと
しているような気がする(笑)
#まさか今初めて「Y2K(2000年問題)」ってのを耳にした、と言う人が
居ないことを願うばかりであるが?(笑)

あなたのPCは大丈夫か、とかっていう記事が雑誌に載っていて、
今使っているPCは何年に購入したものかとか、OSは何を入れているかとか、
いくつかの質問に答えて「あなたのPC危険度」ってのが診断されるんだけど、
Del が使ってるPCもあにちゃんが使っているPCも、おもっきり引っかかる(爆笑)
笑い事じゃないよな?ほんと。
でも、どうしようか、BIOS設定とか変えないといけないなら、ちょっと困るよなぁ。
(とDel は思う。あにちゃんは、詳しい人だから出来るんだけど)
一人一人のPCによって、全然状態が違うわけだから、これを一つ入れたら、
Y2Kはおっけ〜♪なんてもんはありゃしない(爆笑)
自分が入れているソフトが一つ一つ大丈夫なのかどうかってのは、
当然そのメーカーなりなんなりのWeb Pageを見るとかして、
対応済みなのか何もしなくても大丈夫なのか、などっていう
情報収集を自分でしなくちゃいけない。
一体いくつ入っている?(笑)自分のPCに。
フリーソフトを合わせると、とんでもなく多いぞ?(笑)
なんだか、それを考えただけで、面倒〜って思っちゃうよな。

自分のPCに入っているソフトを解析して、あなたは、これこれこれを入れたら
OKよん、とかってゆってくれるヤツとかあらへんかなぁ、って冗談でゆってたら、
ほんまにそんなソフトが出てきたって書いてあってびっくりした(爆笑)
#何でも商売になる世の中である(笑)

何社かが既に出しているんだけど、それをインストールして診断すると、
あらかじめY2Kに対応済みかどうかのデータベースと照合して、
どれが対応していないかとかを教えてくれるらしい。
だけどデータベースってたって限度があるっていうか、とりあえず有名どころだけ。
この世に出回っている全てのソフトがデータベースに入ってるわけは無し(笑)
結局そのデータベースから漏れてる分は自分でやらないといけないのだ(涙)

ここで危機管理とは当然、そういうことをちゃんと考えて、手を打っておくことで、
まー、片端から調べて対応していくというのも手だし、
または、とにかくデータだけはバックアップをとっておいて、
最悪2000年1月1日に駄目になったら、新しいPCでも買ってデータを修復するとか、
いろいろあるわけだけど、なかなか、危機管理って難しいものだと考えさせられる。
たまたま2000年問題ってのは、起こりうる日がはっきりしているからいいけれど、
日々のことならどうだろう?
もし、明日急にPCが動かなくなったら?その時ちゃんとバックアップもとれてて、
大丈夫っていう危機管理が出来ている人はどれくらい居るだろうか?

いつ何が起こってもいいように対処しておこう、と思ってはみるものの、
「いつか」「何かが」起こることなんてないだろう、なんて心のどこかで思ってる。
けど、きっといつだって私たちは危機と隣り合わせで、
たまたま、回避できているだけに過ぎない。

実際にDel 自身、過去2回Windows 95の再インストールしているし、
この間はバイト生のNote-PCがぶっ壊れて再インストールしたばかりだ(笑)
どれも割とWindows 95を使い初めて、そんなに経っていない状態からだったので、
そんなに無くなって困るっていうデータが入っていなかったのが
不幸中の幸いだろう。

だけど、使いこなしているPCで、Email AddressやBookmarkや、
鍛えたユーザー辞書やらが、ぶっ飛んでしまったら?
考えるだけで怖ろしい。
大阪弁で鍛えたユーザー辞書が無くなったら、たぶんDel は立ち直れない(爆笑)

となれば、「いつか起こりうる危機」に対して、出来ることは対処しておきたいね。
それが必要ないものになれば、それはそれで喜ばしいことだし、
少なくとも、対応できていなくて嘆くよりは、よほどいい。

さて、これを読んだあなた。Y2Kのことも含めて、
お使いのPCについての危機管理をもう一度考えてみましょう。
大事なデータのバックアップ、ちゃぁんとしてますか?
市販のソフトは入れ直せばしまいだけれど、
自分で作ったデータ、自分で集めたデータは絶対に戻ってきません。
「また今度」でいいだろう、ではなく、「今」やってください。

自戒も含めて、今日は珍しく問題提起のエッセイでした(笑)
はぁ〜、書き上げたこのエッセイ、さっさと保存しておかな(笑)
これ消えたら、もう二度と同じものは書けないっつぅねん(爆笑)

さてそんなわけで、次回は「り****」ですね。
り、り、り、かぁ。
り〜ん、り〜んと鈴虫が鳴いている〜風流じゃのぉ〜
#現実逃避すな(笑)<Del

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September 24, 1999
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