野田敬生、宮崎問題他を語りまくり

01/09/14 23:00現在


 

 七篠です。

 昨日のイベントは平日・しかも台風接近というコンディションにしてはかなり多くの参加者で盛り上がったそうです。
 くそー逝きたかった…

 司会はプラスワン平野、ゲストは予告アリだった寺澤有氏の他、鈴木邦男と我らが同志(笑)小西誠。終了後、野田・鈴木・小西で3ショット撮ってたらしいです。
 我々の仲間も、9・2実行委もともに多数来場。あとサイバッチ!のkamezoもいて、客席に居た公安とおぼしき若い女性2人の写真を撮って嬉々としてたとか。ったくどいつもこいつもしょーもねーなー(笑)

 その2人、我々とは直接の関係がない某悪質共産趣味者の近くに座ってしまったのが運のツキ。そもそもメモ取りまくりでアヤシゲなのに、会話の内容もバレバレ。彼女たちが途中帰ろうとして精算しているとき、我々の仲間を含む共産趣味者たちのグループからは「残業ごくろうさん!」「領収書どこ宛?」などの悪質なヤジが浴びせられるも、2人とも終始無言だったそうな。なんだ、真っ黒じゃん。(激藁

 野田氏の話としては、これまでに出ていなかったネタとして「宮崎は公調と最低でも5回、恐らくは10回近く会っている」「自らが『かくまった』オウム信者、川本から宮崎は2000万円引っ張って、そのことが原因で宮崎と三島は仲違い(ちなみに、後に仲直りしています(9/12追加情報)」「宮崎は公調関係者と少なくとも2000年10月までは会っていた。もしかすると野田逮捕時に宮崎が暗躍していた可能性もある」などが語られました。

 これらはいずれも、宮崎への疑惑をますます、かなり深く強める情報です。
 まず、当初は「デマ」といい、その後「3回だけ会った」としていた接触回数が、実は5回以上だ、ということは、宮崎は2回もウソを言い換えた、ということであり、この問題に関するすべての弁明への信憑性がますますなくなってしまいます。
 そして、「「突破者」出して以来は会っていない」という話も当然信用できず、2000年10月の疑惑にしっかりと答えなければならない責務がますます増加するだけです。もちろん、それをしたとしてもそれすら信用できませんが。ってそもそも答えるわけないかもう。(藁

 この後、鈴木クニーが登壇。クニーはこれまでといささか異なり、「宮崎さんは何かやっている」という前提で「それでも宮崎さんは…」という論調を持とうとしたものの、それにしては不可解な点も多くなかなか苦しそうだったようです。終演後、「「創」と「スパイ工作集」読んだけど、やっぱり黒だな…」などとつぶやいていた、との話もあります。

 また、三島・宮崎がなぜ協力者だったのか、という部分で、野田氏もクニーも「よくはわからないんですよね」「動機が今ひとつわからん」ということで、あとは推理しかないけれど、野田見解では「宮崎は金に違いない。三島についてはよく分からないが、大物キブンを味わいたかったからなのかなぁ?」とのこと。(9/12追加:この「宮崎は金」についての詳解はFAQをご覧ください
 クニーからは、「オウム信者の逮捕を免れさせるために取引すべき相手は公調ではなく公安警察のはずなんだよなぁ…」と、まるで宮崎の「逮捕から護るため」という主張が虚構だと言わんばかりの発言まで飛び出したそうです。

 一方、小西さんも登壇し、この問題について「これは戦後最大のスパイ事件。もうまちがいない。中核も革マルも以前からこの情報を掴んでいたのに今まで何もできなかったのは、秘密主義だからだ。新左翼は解体的に再生されなければならない」と大演説。やっぱり軍人ですねー、カッコイイ、との声が一部から多数上がっていたとか。(謎)

※9/12に重要な追加情報です。
 鈴木クニーは、はじめは「オウムの友人を守ろうという動機なら、公調と接触しても非難される必要はないのではないか」と主張しましたが、これに対し客席から「例え仮にそうだったとしても、自分に命を預けてきた中核派革命軍の人々の命を売り渡すのは信義・道義に反する、犬畜生にも劣る行為ではないか(まさに権力の犬;笑)」との指摘が飛び、クニーはこれに「革命軍のアジトを売ったかどうかはまだわからないから」と反論。
 さらにクニーは、「中核派は小野田兄弟や三島よりも格下げして扱っている。これはやったことがそれほどひどくなかったのではないか」「中核に断った上で、公調に情報を流していたのではないか」と、宮崎をなんとか擁護しようと論陣を張りますが、野田氏「「前進」には「革命党の死活に関わる問題」と書いてある。これは非公然アジトのこととしか考えられない。」「中核派指導部にとって都合の悪い秘密をまだ握っているから追いつめるとまずいという事情に違いない」と分析。さらに小西さんが、「表面に表れているのよりもっと大規模なのが実態。中核派も革マル派も長期間黙っていたのはそのためなのではないか」と述べ、クニーはこれ以上反論ができなかった、という展開だったようです。

 質問コーナーではいろんな有名人も質問をし、9・2集会で総合司会をしたいずみさん(ちなみにこの人も焚火派ではあるんだが(笑)、9・2共闘には加わってない)が「平野さん、やっぱり野田vs宮崎イベントをやりましょうよ!」と提案するも、平野は乗り気ではなかったとか…
 これはぜひ実現して欲しいものですね。宮崎が応じるとも思えないけども。(藁

 それと、実行委厨房國貞が「この情報提供で、中核派は弾圧されるなどの実害を蒙ったのか?」と2度も質問していたようですが、公調は調査機関なので、「弾圧」にはそう簡単には結びつくわけありません。
 ま、こんな質問をする厨房、國貞クンの脳内では、「スパイ問題は慎重に扱うべき。実害がないのなら別にいいじゃないか」という絵が描かれているのでしょうね。そしてそのとおりの返事が返ってきて、1人喜んでいるのではないかと。全く問題の本質を見ることができない人です。これでよく編集者が勤まりますね、と感心しきりです。

※9/14追加情報
 野田氏が、このレポートでの質疑応答について、氏のメルマガ「ESPIO!」48号で詳しく採り上げています。
 ぜひご覧ください。(と野田氏からメールで「紹介しろ!」と脅迫されました(藁ので書きました(w)

 文章から受ける冷酷なイメージとは異なり、「ありがちなよくしゃべりまくる関西人」である野田氏、さぞや気持ちよくしゃべったんだろうなぁ…
 ただ、自らの公調解雇理由となった「セクハラ問題」については、「係争中なので…」ということでサワリ程度しか喋らなかったそうです。(藁
 …そうだ!宮崎さんも、何かナンクセつけて中核と裁判に持ち込んで、「係争中なので…」と言えばいいんじゃないか?このアイディア、もしパクるなら七篠にアイディア料2000万円ください、宮崎さん。そしたら焚火派と仲間割れしてあげるから。(激藁


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