とにもかくにも、『物理教室』(河合出版)をまずやりましょう。
そして、『物理基礎問題集』(Z会)と『新・物理入門問題演習』(駿台文庫)をやります。
難しければ『らくらくマスター物理IB・II』(河合出版)
『入試物理の基礎固め』(河合出版)などに変えても構いません。
これらと過去問を完璧にすることに徹して下さい。
勉強のしかたは数学と同じで、わからなかったら解説を読み、
問題だけを見て解けるようになるまで繰り返します。
物理を合格ラインに乗せるためには、化学、生物、地学すべてをマスターするのと
同じだけの時間が必要になります。選択できるなら、避けた方がいいでしょう。
などです。
確かに、この勉強法は受験物理の中でもかなりの正攻法の部類に入るもので、
まともにこなしていたら時間ばかりを食ってしまうことになります。
いずれにしても、『物理教室』から入るべきです。
入り口としてはもっともスタンダードな路線であることだけは確かといえます。
微積を使って解きたい人はそれに越したことはないと思いますし、
テクニックでどうにかしようという人もそれもやむなしとも個人的には思います。