庭の梅 |
小春日和に誘われて先日、岡山の閑谷(しずたに)学校を訪れました。シーズンは紅葉の季節ですから今は閑散としたオフシーズン。上郡駅から二駅目の「吉永駅」からタクシーで5分ほど。庭に数十本の梅の木があり満開で甘い香りを漂わせています。 閑谷(しずたに)学校は、寛文10年(1670)に、備前藩主池田光政が庶民教育を目的に開いた学校です。備前焼の瓦が美しい国宝の講堂をはじめ、敷地内の建築物のほとんどが重要文化財となっています。 創立以来、儒教精神に基づく教育がなされ、他の地域からの入学者も多かったそうです。 講堂 講堂の内部 |
石塀と火よけ山 学校の周囲を囲んでいる唐様の石積塀で重要文化財です。渓流沿いの山腹をめぐる敷地全体を囲っています。 |
聖廟前のカイの木 中国原産のウルシ科の落葉喬木で、ランシンボクとも呼ばれます。紅葉の季節には、左の木が赤く、右の木は黄色に色づきます。 |