葉緑体(chloroplast)



 緑体(ようりょくたい)は植物の細胞の中にあります。緑色をしたちいさなつぶで、太陽の光と水・二酸化炭素を使って食べ物を作ることができます。

 緑体は細胞の中を動きまわっていて、自分だけの遺伝子も持っています。このことから、葉緑体はもともとラン藻のような別の生きものだったのが、いつしか大きな別の細胞に取り込まれて一緒に生活するようになったのだという人もいます。

写真提供:http://www-biology.ucsc.edu/classes/bio3/overheads/chloroplast.html