新旧の葉が混在するクスノキ |
「クスノキ」の新旧交代の季節が来ました。「クスノキ」は、クスノキ科の常緑高木。常緑樹といっても葉の寿命は1年で、春に新しい葉が出る頃になると前年の葉は落ちて一斉に交代します。このため「クスノキ」は葉の量が少ないく常緑樹の中では明るい雰囲気を演出しています。神戸の街にはクスノキがたくさん植樹されていますが神戸のイメージを明るくするのに役立っているのかもしれません。5月の終わり頃から小さな花を咲かせ果実は秋に黒く熟します。古くからクスノキの材を蒸留した樟脳が防虫剤として使わました。クスノキの葉脈は、主脈と元の方から分かれた2本の側脈がはっきりしている「三行脈」に特徴があります。側脈との分かれ目にダニ室のふくらみがあります。 |