アーケードゲーム【arcade game】
(名)業務用ゲーム。主にビデオゲーム、エレメカ、ピンボールなどがある。

アーマー【armor】
(名)主にキャラクタを敵の攻撃から保護し、ダメージを無効に、または軽減する装備品。多くはキャラクタ本体に装着する。同時に攻撃力も強化するものもある。→ シールド

アーム【arm】
(名)(1)=アーマー《ダライアス》 (2)武器。(3)装備。

アールジービー【RGB】
(名)光の三原色。赤(red)、緑(green)、青(blue)の三色よりなるため、RGBと呼ばれる。

 −ディスプレイ【−display】
(名)光の三原色と目の錯覚を利用したカラーディスプレイ。旧ソビエト連邦で作られていたものは、共産圏での生産であることを隠すために赤色が出ず、代わりにカーキ(khaki)色が出るようになっていたため、KGBと呼ばれていた。

 −モニター【− monitor】
(名)=RGBディスプレイ

アールピージー【RPG】
(名)=ロールプレイングゲーム

アイー(感)
(1)〔声〕プレイヤキャラ(インディー:Indy)の発する悲鳴。〈インディージョーンズ〉 (2)((1)から転じて)主にキャラクターゲームにおいて、ミスをしたり危険な状況に陥ったときにプレイヤが発する言葉。

アイキャッチ【eye-catch】
(名)プレイの合間のグラフィックシーン。アニメーションなども含む。→インターミッション

あいさつ【挨拶】
(名・動スル)〔技〕ヘッドバット。[ダブルドラゴン]

アイシー【IC】
(名)integrated circuitの略で日本語では集積回路。ゲーム基板を構成する部品の一種で、小さな部品の中にトランジスタ、ダイオード、抵抗、コンデンサなどが埋め込まれて回路を構成している。一つの部品内のトランジスタ回路の数(集積度)によって、SSI(small scale integrated circuit)、MSI(medium scale integrated circuit)、LSI(large scale integrated circuit)、VLSI(very large scale integrated circuit)などに分けられる。

あいしているといってくれ【愛していると言ってくれ】
(感)エドモンド本田が春麗(Chun-Li)に鯖折りを掛けている様子。《ストリートファイターII》

アイテム【item】
(名)(1)プレイヤキャラクタが取得することによって、何らかの効果が得られる物。(2)あまり能動的な効果を持たないキャラクタ。(3)当たってミスになるまで気がつかないような敵の攻撃。

アウト【out】
(名)(1)プレイヤキャラクタを一人(一機、一体)失うか、ゲームオーバーになるようなプレイヤの失策、またはゲーム上の仕様。→ミス (2)〔ピ〕ボールを落としてプレイ続行ができなくなること。

 −レーン【− lane】
(名)〔ピ〕ここにボールが入るとアウトになってしまうレーン。普通はフィールドの両端、リターンレーンの外側にある。キックバックなどで助けられてアウトにならないこともある。

あうりあ
(感・名)〔技・声〕サガット(Sagat)がタイ式波動拳を撃つ時に発する言葉。正しくは「タイガー」か? また、そのタイ式波動拳。〈ストリートファイター〉

あえてかきません【敢えて書きません】
(感)〔メ〕ゲームの攻略法において、筆者が攻略法を確立していないか、または攻略法を文章として構成する能力がないことをごまかすための言葉。

アギラ【Agira】
(名)〔キ〕ポッドシュートされたポッドのこと。元はテレビ番組「ウルトラセブン」に出演したカプセル怪獣の名前より。《イメージファイト》→ウインダムミクラス

 −いけ【−行け】
(感)プレイヤがポッドシュートをするときに発する言葉。《イメージファイト》

あくしゅ【握手】
(名・動スル)〔技〕組手打ち。[ストリートファイター]

アクションゲーム【action game】
(名)ビデオゲームのジャンルの一つで、広義では、アドベンチャーゲーム、ガンシューティングゲーム、シューティングゲーム、テーブルゲーム、ドライブゲーム、パズルゲーム、レースゲーム、ロールプレイングゲーム以外のもの。狭義では、さらに対戦格闘ゲーム以外、または格闘ゲーム以外のもの。

アクションシート【action sheet】
(名)(1)プレイの状態に合わせて座席が動くようなゲームの座席。(2)プレイヤがゲームに熱中するあまり、体を動かしたために動いてしまう座席。また、そのプレイヤ。

アクト【act】
(名)面。元は演劇の「第〜幕」という呼び方から。一般に大きく場面の変わるものを区切りとした面を指すことが多い。→シーン

あさりぐい【漁り喰い】
(名・動スル)プレイヤキャラ(ベラボーマン)が匍伏前進状態で福引男の出すアイテムを拾うこと。地面に落ちている物を両手で掻き込んで食べているように見えるため。〈ベラボーマン〉

あじっこ【味っ子】
(名)エルガド(El Gado)、または、橙色のハリウッド(Holly Wood)。〈ファイナルファイト〉→味る

あじ・る【味る】
(動五)〔技〕空中からナイフ攻撃をする。元はTVアニメーション「ミスター味っ子」より。このアニメーションは日本サンライズの製作だったので、やたらと空中で包丁を振り回すシーンがあったため。〈ファイナルファイト〉→味っ子

あたりはんてい【当たり判定】
(名)キャラクタに対しての攻撃などが当たる範囲。見た目のキャラクタの大きさと異なっていることが多い。

あたらなかった【当たらなかった】
(形動)主にシューティングゲームにおいて、プレイヤが敵の攻撃を避けなかったか、または、避けられなかったにも関わらず、明らかにプレイヤキャラクタに当たりそうだった攻撃が当たらなかった様子。

あた・る【当たる】
(動五)(1)(攻撃が)命中する。(2)好結果を得る。(3)八つ当たりする。

あつ・い【熱い】
(形)(1)主にレースゲームにおいて、プレイヤキャラクタが他車と接触寸前まで接近した様子。→寒い (2)主に対戦ゲームにおいて、両者の実力が伯仲しているなどの理由により、白熱している様子。(3)敵の攻撃が激しい。(4)(特定のゲームや行為を指して)独特の魅力がある様子。

あつくなって・いる【熱くなっている】
(動上一)プレイヤがゲームに熱中するあまり、正常な判断ができない。

アップ【up】
(接尾)(「1アップ」のように前に数字を付けて)(1)プレイ順で〜番目のプレイヤ。(2)〜だけクレジットが増えること。(3)〜だけ残数が増えること。

 −キャラ
(接尾)=アップキャラクタ

 −キャラクタ【− character】
(接尾)(「1アップキャラクタ」のように前に数字を付けて)取ると〜だけ残数が増えるようなアイテム。

 −バージョン【− version】
(名)改良されたバージョン。

アップライトきょうたい【upright筐体】
(名)プレイヤが立った(あるいは、高い椅子に座った)状態でプレイするようなゲーム筐体。

アドベンチャーゲーム【adventure game】
(名)特定の場面において特定の操作を実行することによってのみストーリーが進行するようなゲーム。アーケードゲームのアドベンチャーゲームのほとんどはリアルタイムアドベンチャーゲームである。

あなたにはスープがたりないわ【貴方にはsoupが足りないわ】
(感)〔声〕正しくは「あなたには功夫(クンフー:kung fu)が足りないわ」。パイ・チェン(Pai Chan)の勝ち台詞の一つ。〈バーチャファイター2〉

アナログ【analog】
(名)連続的、階調的な値を取るもの。

 −ジョイスティック【− joy stick】
(名)方向のみではなく、その倒した角度によって量まで入力することのできるジョイスティック。縦、横軸共に量が入力できるため実質的には360°全ての方向と、その量を指示することができる。ベクトルジョイスティック(Vektor joy stick)とも呼ばれる。

アニメーション【animation】
(名・動スル)少しずつ違うグラフィックを連続的に見せることによってグラフィックが動いているように見せること。また、その一連のグラフィック。

あま・い【甘い】
(形)(1)プレイの過程、もしくは結果が満足いかない。(2)プレイヤキャラクタの当たり判定が見た目より小さいために攻撃に当たりにくい。(3)敵の当たり判定が見た目より大きいために攻撃が当たりやすい。(4)判定が特定のプレイヤやキャラクタに対して有利な様子。(5)敵の攻撃がプレイヤにとって苦痛にならない。

アミバ・す
(動五)他のプレイヤが編み出した技や攻略法を、あたかも自分が編み出したかのように使うこと。元は漫画「北斗の拳」のキャラクタ「アミバ」より。

アミューズメントマシン【amusement machine】
(名)アーケードゲームに遊園機器などを加えた業務用遊戯機器の総称。

 −マシンショー【A−M− Show】
(名)JAMMAが主催する業界関係者向けのアミューズメントマシン新製品発表会。入場には招待券が必要。

アルゴリズム【algorithm】
(名)状況に対する反応手順。アーケードゲームの場合はプレイヤキャラクタの行為に対する敵キャラクタの反応行為などがこれにあたる。多くは、その反応が画一的ではなく状況に応じて変わるものを指す。

あわ・せる【合わせる】
(動下一)プレイヤキャラクタの安全、または、攻撃の効率化のためにプレイヤキャラクタを特定の座標まで移動させて固定する。→位置合わせ座標合わせドット合わせ

あんぜんちたい【安全地帯】
(名)プレイヤキャラクタをそこに置いておけばミスにならない場所。広義では「一定時間だけ−」、「弾を撃ち続けていれば−」、「攻撃しなければ−」などといった条件付きのものも含まれる。

あんち【安地】
(名)=安全地帯

あんみつひめ【餡蜜姫】
(名)〔技・声〕正しくは「アンヌ ムツベ」。ナコルル(Nakoruru)の必殺技の一つで、それを出すときの声。《サムライスピリッツ》