「灘の生一本」で知られる灘五郷のうち西郷、御影郷、魚崎郷が神戸市内にあります。今日は三男の提案で灘の酒蔵めぐりを楽しむことになり私が案内することになりました。まずは三宮駅交通センタービル1Fにあるインフォメーション・センターで酒蔵めぐりのマップを入手。主な見学施設とモデルコースがわかりやすく案内されている便利なマップです。 今日は、「沢の鶴資料館」、「こうべ甲南武庫の郷」、「神戸酒心館」、「白鶴酒造資料館」を見学しました。特に、沢の鶴と白鶴の資料館には酒造りの各行程を映像を交えた豊富な資料が展示されています。それぞれ阪神淡路大震災で大きな打撃を受けたものを再建されたようです。 資料館内部 約30年ぶりの六甲山牧場。ゴールデンウイークで家族連れで大混雑でした。山上は風もあって肌寒いくらい。天気が下り坂との予報でしたが西の方が雲に覆われています。しかし時折日差しもあって一応の行楽日和。家族で味わう弁当も久しぶりです。六甲山牧場でとりたての牛乳をいただく。紙コップで150円でした。やはり市販品とは味わいが違います。 |
白鶴酒造資料館 「山田錦」をはじめとする播州の豊富な酒米、天下の名水「宮水」、丹波杜氏の伝統の技、六甲おろしの冷気、海上輸送の便。酒作りに絶好の立地条件を備えたのが「灘五郷」だったようです。それにしても、「寒作り」といわれる六甲おろしの吹きすさぶ厳冬に、洗米という厳しい作業から始まる酒作りの行程は、杜氏の指揮のもと大勢の蔵人たちによる手間と時間をかけた大変なものであったことが偲ばれます。桶や樽、数々の道具が展示されていますが、当時の人たちの息遣いが聞こえてくるようです。 酒蔵見学のあと昼食をどこか見晴らしのいいところでと、「ほかほか弁当」で弁当を仕込んで、一路六甲山へ。 六甲山牧場 |