9月11日に行われた、9・2実行委の総括会議が、ものの見事にハラホロヒレハレだった模様です。
いろいろと議論があったのはよいのですが、結論として、「今日確認したことは、『実行委は9・2当日をもって解散済みである』ということだけ」のようです。
とにかく多くのみなさん、「当日は成功した、万々歳!」の合唱に終始。
さらに、「実行委は解散したんだからこんな質問状に答える必要はない!」などの暴論が噴出しました。
特にこれを強行に主張していたのは、「左翼排除は当然」などと公然とのたまうチンピラ作家、目森です。(ま、発言に一貫性があることは確かですがね(藁
その他、以下の驚愕すべき事実が明るみに出ました。
- 黒字が140万円出た
- 黒字分は意見広告にでも使ってはどうか?
- 当日の有料入場者数(前売り券による入場も含めて)は1,300人
これにより、2団体連名の公開質問状の質問事項2にもある、「参加者水増し」が事実として確認されたわけです。
しかし、倍に水増しするのなんて、イマドキ、中核派でもあまりやらないんじゃないでしょうか。
そしてこれに噛み付いたのが、持ち前の反骨精神、というよりは天邪鬼精神全開のロフト平野。
以下、平野のナイス名言集です。
- 焚火派の連中はみんな市民運動とか担ってるんだよ
- おまえらなんか文化人の道楽じゃないか
- 140万、あんたらが使うくらいなら、この運動をまじめに闘う若い人たちに寄付した方がマシだ
- 公開質問状に答えないなんてそんなふざけた話があるか!
ちなみに、平野のこの指摘、2・4は拍手喝采ですが、1・3はちとおかしいですね。
まず1.について、焚火派は、「市民運動家」ではなく「反体制運動の周囲をうろつく個人」の集合体です。メンバーの中には、市民運動やっている人もやってない人もいます。
また、ネット組織としての「焚火派」と、我々と共に9・2行動を担った「焚火派9・2共闘」は別物です。「焚火派」は「反体制運動の周囲をうろつく」「ヘルメットコスプレを肯定する」「1人1派でもがんばる」という3点を認めれば誰でも名乗れる集団であり、実際の行動形態は「その中の有志がリアル社会での個別の闘争課題で1日限り共闘する」というものとなり、「9・2共闘」はまさにその中の4地区委から提出された「9・2を闘う上での綱領的立場」と一致した者が集ったものです。
端的な具体例として、宮崎問題に関する公開質問状に名を連ねるザーカイ氏(労組活動家)は焚火派メンバーですが、「9・2共闘」には加わっていません。しかし9・2当日は我々とともに行動し過激に闘いました。
いわば、ツリー様の中央集権党でもリゾーム様のネットワーク組織でもない、アメーバ様組織が焚火派であり、そのとある瞬間におけるスナップショットが「9・2共闘」をはじめとする1日共闘です。なくこのあたり、旧態然とした「組織」へのイメージしかない人には理解し難いかも知れませんが。
ま、そんな話はどおでもええのですが。(藁(c)Kさん
また、2.については、「大勢の現場スタッフが機材片付けなどやっている横で、出演者は勝手にビール飲んで打ち上げやっていた」というのがその象徴的な出来事として平野により語られています。これは間違いなく事実です。
2団体連名の公開質問状の質問事項3で採り上げられているとおり、今回の法案は、出版やジャーナリズム以上にネットワーカーへの影響が大きいもののはずなのに、四トロ二次会掲示板へ闖入したドキュソ編集者國貞が妄言を繰り返し、それを多くのネットワーカーから正当にも指弾されるや逆ギレし、「ネットワークはウルトラ排外主義しか生み出さない」などと吐き捨て、「ここにはもう登場しない」と言いつつ1日も経たないうちに再登場し、都合のよい質問にだけ答えては逃げる。これではネットワーカーとの連携などつくり出せるはずもないですし、結局「出版が権益保護のために運動やってんだろ」という批判に答えることができないはずです。
そしてまた、國貞他の投稿にしばしば登場する「内々に」「私の周辺で」などのレトリックは、9・2実に内輪な秘密会議が設けられているという噂(そして我々の調査ではこれはまちがいなく事実)を自己暴露しているようなものですが、これこそまさに「エセ文化人のサロン」以外の何でもない存在でしょう。
問題なのは3.でしょう。
そもそも、9・2実で出た黒字は、あくまでも9・2集会の有料入場者および広告出稿した出版関係各社から出されたものなのであり、基本的には9・2実の枠内で処理すべき問題のはずです。
ところが、「実行委は9・2で解散した」という既定事実があるらしいので、黒字を処理する方法が思いつかない。
だからこそ荒唐無稽な平野の提案も出て来ざるを得ないわけです。「処理する実体がないならカンパしたってええじゃないか」と。(そこまで平野が考えて言っているとも思えませんが(藁
結局、「既に解散済」という自爆を作ったことも、それに対して平野案のようなメチャクチャな案が出されることも、すべてがすべて、「多様な人・団体が集う共闘組織はどう運営されるべきか」という方法論がまったく不在だったところに起因しています。つまり「顔じゃねぇ」ってことですか。(藁
なお、平野の後日の発言によれば「若い人」の中には焚火派も含まれるようですが、焚火派メンバーはこれに対しロフトプラスワンで「そんな金欲しくもねえよ!」と平野に面と向かって直接弾劾の声を叩きつけています。(藁
4.に関しては、平野の他、ドキュソ編集者國貞が「回答すべきだ」と平野と同じ少数意見を述べています。
これについては、結局、チンピラ目森他の多数に対し、平野・國貞の見解が通り、「ノンフィクション作家の橋本克彦氏に回答案を書いてもらう」ということが決定されました。
会議全般として、まだ結論が出ない点が多かった、ということで、25日にもう1度会議を行うことも決まりました。
そこで何がどうなるか。注目です。
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