さて、9・2に突然登場した日本革命的共産主義者同盟・革命的マルクス主義派(いわゆる革マル派)のみなさんが、機関紙「解放」9月17日号でこれについてレポートしています。
盛りあがらなかった9・2「個人情報保護法案」反対集会
宮崎スパイ問題に論議が集中!
今回は、前回と異なり、全文掲載じゃないですね。(このあたり革マル派は商売上手です(笑) ただ、バックナンバーくらい全文載せて検索可能にしてほしいものですな(検索機能はgoogle任せでも可)。自派の主張を本当に広く知ってもらいたければ。)
ということで、独自に入手してみましたので、早速3箇所ほど抜粋です。
だが、この主催者の策動を打ち破って一人の市民が発言をかちとった。「宮崎は公安調査庁のスパイだそしてこの宮崎に金やアジトを提供してもらっていたのが中核派じゃないか。権力とたたかうべき反対運動がこのようなスパイを隊列の中に入れていていいのか。主催者は明確な態度を示すべきだ。宮崎と一緒にやってきた佐高さんや辛淑玉さんも責任があるじゃないか」。会場は一時シーンといてこの発言に聞き入る。そして「そのとおりだ」「佐高は自己批判しろ」という声と割れるような拍手。……こうして集会は一転してスパイ弾劾の場へとつくりかえられたのだ。
ところで集会の一角に出店を出し、件の『公安調査庁スパイ工作集』の販売に精を出していたのが、元ブクロ派同盟員の「反軍兵士」・小西誠であった。権力の懐に抱きかかえられた白井朗の真正スパイ分子は、集会のあいだじゅうふてぶてしい面に笑みを浮かべ浮かれきった姿をさらしていた。ここに、公安調査庁から資料をもらい今回の暴露役を仰せつかったこの男の本性が隠しようもなくあらわになっているではないか。
そして「共産趣味者同盟」などという権力管理下のサイバー空間でノスタルジアとマスターベーションに耽っている輩が、「宮崎学よ、あなたは本当に公安調査庁のスパイをやめたノカ」などというピントはずれもいいところの横断幕を掲げ、赤ヘル・黒ヘル・モヒカンヘルを被って分不相応にも現実世界に登場したのであった。もちろんそれは、戦闘的な労働者・学生・市民の闘いの前にピエロとして映じたにすぎなかったのであるが。……
ひ〜ひ〜、革マルさん、藁わせないでくださいよぉ〜(>_<)~
これ、すごく楽しいだけでなく、すごく示唆にも富んでいます。
以下、ドキュソ國貞が云うところの「左翼みたい」にネチネチと。
1.「市民」の発言内容が事実と違うYO!
実は今だから書けますが(笑)、当日壇上でマイクを持って発言した人が我々と関係ないことは我々には当然明らかとして、では革マル系の人なのか中核系の人なのかそれ以外なのか、というのは、まさに「共産趣味的」に我々の内部で討議されてきたことです。まぁ、そんな推量しても全く意味がないのですが、趣味者ってことで。(藁
で、中核派でも中核派系の方を含む大衆団体でもないことは、逮捕令状問題を考える会からの速攻の抗議(とそれに即応した後の当方からの提起への沈黙)からしてすぐに明らかとなったわけですが、じゃ、革マル派系の人なのか、と言えば、「確かに筋違いな佐高糾弾はしていた」ことからすればそうかなぁ、しかし「もし革マルであれば、その中に必ず中核派弾劾のアピールが入るはずだ。しかしあのアジにはそれがなかった」ということからすれば違うかなぁ、ということで、判断しあぐねていたわけですね。
そう!鈴木邦男にマイクを与えられて壇上発言したこの人のアピールには、中核派へのネガティヴな物言いは含まれていなかったのです。
ということで、「解放」は、この人の発言に「なかった」ことを勝手に付加して掲載したことになります。
なぜだろう?うーむ。
2.小西さんのところに議論を挑みに来たみなさんの同志お2人の話はどこへ?
革マル派の方お2人が、フリマで「公安調査庁スパイ工作集」の売り子に励む小西誠さんのところにやってきて、「白井は今日は来ないのか」などとトンチンカンなことを詰め寄って、一定の討論の末、小西さんにケンもホロロに追い返されていたのを我々ははっきりと目撃しています。
このことは全く書かれていませんね。
確か以前、小西さんのことを「解放」が採り上げたときは、小西さんを「スパイ」などとは規定していなかったはずですが、その後前号「解放」までのいつ、小西さんは「真正スパイ」に「昇格」したのでしょうか。そして、「昇格」発表後の9・2に、白井氏の来場の有無をその「真正スパイ」に尋ねてどうしろというのでしょうか?
よくわかりません。
3.野田っちの役割は?
「公安調査庁から資料をもらい今回の暴露役を仰せつかったこの男」という規定からは、公調ストーカー=野田っちが「今でも」公安調査庁のスパイとして動いている、つまり、もうすぐ冬コミケで販売されるらしい(詳細待て!)「野田っち宅公調ガサ入れビデオ」の内容はすべてヤラセだ、というものすごいスペースオペラが出てくる他はありません。
いや、革マル派的には「いつもの話」なのかも知れませんが。
4.「共産趣味者同盟」ってなんですか?
革マル派は、我々を「共産趣味者同盟」として罵倒しています。ヘルメットの色の描写が正確なのは高く評価しますが(藁、しかしその「共産趣味者同盟」とは一体何なのか?
インターネット上に共産趣味運動が発生して早5年、その間、「共産趣味者同盟」などという名前の集団・個人(藁が登場したことは一度もありません。
ただ、類似名ならありました。「成年共産趣味者同盟(笑)」という、9・2で総合司会をやっていた米沢泉美氏がデッチあげていたグループです(2人いたらしい。このグループは既に空中分解し消滅しています(藁。このネーミングは、今回公開質問状にも名を連ねている津村洋氏が所属する「国際主義」編集会議の前身である、青年共産主義者同盟(準)からの拝借だったわけです。同派の前身は←青年闘争委員会←共産主義研究会←社青同太田派愛知変革グループ、というわけで、俗に言う系列分けではブント系ではなく社青同系です)。
が、これに対し、これをいつも「共産趣味者同盟」などと呼び、挙句の果てに「いずみは元ブントだったのでそういう名前をつけている」とまでのデマを流す輩が、実行委メンバーに存在します。
そう、人の言うことを読まない聞かない、いつも独断妄想の平野悠です。(激藁
つまり、革マル派は、平野悠と同レベルだった、ということがこの件について明らかとなったとも言えるわけです。
情報収集であれだけ抜きん出てきた革マル派が、なぜこのようなトンチンカンな誤認をするのでしょうか。
「河上イチロー事件」は、革マルにとって何の教訓にもなっていないのでしょうか??とネットワーカーたる我々は首をかしげるばかりなのでした。
5.「ノカ」ではなく「ノカー」である!!
横断幕の「宮崎学よ、あなたは本当に公安調査庁のスパイをやめたノカー」の語尾は「ノカー」であって「ノカ」ではありません。言うまでもなく、この表現は「オマエモナー」「オマエモカー」からの“活用形”であって、「ー」がなければお話にならないのです。これは2ちゃんねらーでもある我々の生命線です。(藁
#2 「公安調査庁のスパイを許さない市民の会」ってなんですか?
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9・20「司法改悪に反対する弁護士・学者・労働者・民衆の集い」に、謎の団体「公安調査庁のスパイを許さない市民の会」がビラ撒きに現れました。
もう1枚、ともに撒かれていたビラの内容ビラのうちの半分が「新自由主義にもとづく国家・社会の改革に連動した司法のネオ・ファシズム的改悪に反対しよう!」という、モロに革マル派的な内容であるため、この会は革マル派と関係があると思われます。なお、同会の連絡先はビラには書かれていませんでした。
ビラの大見出しは「公安調査庁のスパイとして暗躍してきた三島浩司を本集会の名において弾劾しよう!」。
内容骨子は「三島は弁護士として問題、だから弁護士は曖昧な態度を取るな」「救援連絡センターの山中事務局長は、真相究明、および山中氏への三島による「政治性がない」という罵倒に関して釈明し、きちんとケジメをつけよ」「宮崎を引き入れた文化人は疑惑釈明と態度を明らかにせよ」といったところです。
おいおい、救援連絡センターの活動に敵対してきた革マル派が何を言ってるんだ、という話もあるわけですが(藁、それは主義主張の問題なのでとりあえず置いておくとしても、お金の流れを、一方的に「公調→中核派」とだけ描き出す(これは事実に反します)あたり、「この問題に便乗して中核派弾劾をやろう」という意図も見え隠れしますね。
すべてのみなさん!「弁護士・学者・労働者・民衆の団結」で司法制度改悪公安調査庁のスパイとして暗躍してきた
三島浩司を本集会の名において弾劾しよう!
をうち砕いていくために、決して避けて通れない重大問題が発生している。それは、「救援連絡センター」の運営委員である弁護士三島浩司が、1994年6月以来公安調査庁の調査官樋口憲一郎との接触をつづけ、様カの情報提供をおこなう正真正銘のスパイとなっていた、という決定的事実である。本年8月20目発行の『公安調査庁スパイ工作集』(社会批評杜刊)によるならば、三島は、95年7月までのわずか1年余のあいだに30回も樋口と密通しているのだ。
例えば、一救援センターは○対(三島のこと)の指導で動いているといい、事務局長の山中をスタッフに[北朝鮮]に行った際の写真帳2冊を見せてくれた」(樋口報告書)という。彼のスパイとしての協力ぶりについては、「2ヶ月に1回位会って、当面『よど号』、北朝鮮、過激派弁護士などについて聴取していきたい。なお、○対は、当方の仕事を十分理解しており、トラブルになる可能性は全くない」(同)と書かれているほどである。
三島が、権力と闘う弁護士の一員であるかのようにふるまいながら、弁護士仲間のことを含めて、自分が知り得た事実を公安調査庁に売り渡してきたという犯罪的行為は、断じて許すことはできない。
権力の不当弾圧によって権利侵害や人権躁鰯にさらされている人民が、最も信頼し、依拠する存在が、反権力の姿勢を内外に明示して活動している弁護士ではないか。そうした弁護士の一人が、二ともあろうに金や酒食供応と引き替えに公安調査庁に情報を提供していたことは、信頼を寄せてきた全ての人たちに対する大裏切りなのである。弁護士のなかに発生したこのスパイ問題は、人権を守ることを使命としているすべての良識ある弁護士にとって、大衆的信頼にかかわる重大事なのだ。弁護士として、この問題を見て見ぬふりをしたり、あいまいな態度をとったりすることは許されない。
救援連絡センターが見解表明
この闇題に関して救援連絡センターは、8月末目付で、次のように公表している。すなわち、「少なくとも当時公安調査庁職員との接触は事実であり、重大事態であると認識する」。8月5目の運営委員会において、「公安調査庁は闘う人民にとって敵であり」「スパイは断じて許せない」「(運営委員は)解任すべきだ」という意見が出された。そして、三島に「文書での報告を求めたが、八月末目現在、辞任の意思は確認されたが、事実関係等についてはなんら回答はなされていない」ことから、救援連絡センター運営委員会は、「一連の事態についてこれを弾劾するとともに、三島弁護士が八月五目付で運営委員を辞任したことを確認し、『救援』紙上で報告し、公表する」、と(『救援』389号)。
同時に、山中幸男事務局長が、「お詫び」として、「三島浩司弁護士とも十年以上に及ぶ旧知の者として責任を感じている」と表明している(同)。
だがしかし、10年以上もつきあってきた者が、一片の「お詫び」ですませるのであろうか。救援運動にたいする決定的な裏切り行為を犯した三島を、たんなる「運営委員辞任の確認」ですませてよいのであろうか。救援運動を信頼してきたはずの人民大衆にたいして、納得のいく真相究明をおこなって信頼回復をはかるのが山中事務局長のつとめではないだろうか。
さらに、『よど号』グループの帰国問題について、「山中幸男……はまじめというだけで政治というものがわからず……ことの本質を教えられない」「もし教えて騒ぎだすと厄介な間題が起きること必至であ」る、などと三島に言われたという(94年11月18日樋口報告書)。このことについて、山中事務局長は、納得のいく釈明をするべきではないだろうか。
きちんとケジメをつけ、大衆的信頼を回復することが、司法制度改悪反対闘争の戦列をととのえるために、決して避けて通ることができないことのはずである。
スパイ宮崎を「反権カ」の文化人として
反対運動に導き入れた責任を明確に
ところで、この三島浩司に紹介されて樋口と会ったスパイ宮崎学は、中核派の情報を公安調査庁に流していただけでなく、中核派中枢に“黒い金"を渡し、アジトを提供してさえいた(前記『工作集』)。そのことによって、中核派が、最高指導者=清水丈夫議長の「非公然アジト」をスパイ宮崎に世話してもらうほどの正真正銘のスパイ集団であることが、今や満天下にあきらかとなった。「清く、正しく、美しく生きているつもりはまったくない」などとうそぶいている宮崎と永年にわたって親交を暖めてきた中核派幹部(金山克巳や高木徹ら)−−だが彼ら中核派は、三島浩司や元中核派政治局員・小野田猛史、同・小野田嚢二らの「転落スパイ分子」は「完全な粉砕の対象」だが、宮崎学については「粉砕の対象」ではないなどと、今なおうそぶき居直っているのだ。
そしてこの中核派は、スパイ宮崎学を盗聴法反対闘争などの先頭に立たせた。そして一部の弁護士・国会議員・文化人もまた、これに同調し、弾圧立法への反対闘争の戦列に、公安調査庁のスパイ宮崎を「反権力」の文化人として導き入れることに手を貸した。これに関与したすべての者が、大衆にたいして責任をとるべきなのである。
この集会の中にも、スパイ宮崎や中核派を支持したり、彼らと交流したりしてきた人がいる。その人たちは、今回のスパイ問題にたいする自らの見解を明らかにすべきである。スパイ行為を働いた者にたいしては徹底的に弾劾するという立場をとるかどうか、この大衆運動における対権力問題の原則を鮮明にすることが、小泉政府の司法制度改悪に反対する闘いの質を決するのだからである。スパイ三島や宮崎と交流してきたすべての人々は、疑惑を釈明し、今回の問題への態度を明確にし公表せよ!
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言うまでもなく、我々「糾察する会」は、革マル派系と思われる「公安調査庁のスパイを許さない市民の会」とは何の関係もありません。(ここまでお読みの方なら当然おわかりかとは思いますが)
いずれにせよ、今後、革マル派系の諸君が、様々なヒダリな戦線で同種の行動を行ってくる可能性が高いと思われます。
読者のみなさん、どうか、我々とこれら諸君を混同するようなことだけはお止めください(笑)
#3 早稲田大学新聞、「アンケート」を各方面に郵送 |
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早稲田大学新聞編集部が、宮崎「スパイ」問題についての「アンケート」を突然、各方面に送付している、との情報が寄せられました。
早稲田大学新聞と言えば、言うまでもなく、一般には「革マル派系」と言われている学生新聞。それにしては、下記の文面には我々と似通った表現がいくつか見られます。また我々と間違えられたりしたらはっきり言ってド迷惑ですが、まぁ公開した文章をマネされたこと自体には文句は言いませんよ、我々もよくやるから。(藁
共産趣味者的分析によれば(藁、こういう文章を「アンケート」名目で出して、宮崎問題を知らない人をまさに「煽る」ようなやり方は、確かに革マル派チックであるとは言えますね。
内容的にも、宮崎弾劾と中核派弾劾が同じレベルに並列されていますところに「革マルっぽさ」が匂っています。
そして、もしそうであるなら、この文章は中核派に近い大衆運動家たちに対して相当数送付されてきているのではないか、という風にも妄想されます。
しかし、宮崎が公安調査庁のスパイだというのは間違いないとしても、「公安警察のスパイだ」という話は、これまで話としてはたくさんあがっていますし我々もその傍証をいくつも掴んでいますが、今のところ、公開された決定的証拠のようなものは出ていないはずです。下のアンケート文では、後半、突然「宮崎氏は公安調査庁・公安警察のスパイ」ということになっていますが、早大新聞のみなさんは、「公安警察のスパイだ」という決定的証拠をお持ちなのでしょうか。もしあるのなら、ここはぜひ、大々的にご開陳していただくというわけにはいきませんかね…?:-)
いずれにせよ、この文章、いったいどういう人たちに、どのくらい発送されているのか、とても気になります。
読者のみなさん、「私ももらった」という奇特な方が周囲におられましたら、ぜひ我々までご連絡をお願いします。
以下、アンケートの全文を引用します。
◇アンケートのお願い◇
時下ますますご清栄の事とお慶び申し上げます。
現在・小泉政権が制定しようとしている個人情報保護法案に反対する運動の内部において、実に事態な事態が起こっています。
今年四月に発刊された『公安アンダーワールド』(宝島社)、および八月に発刊された『公安調査庁スパイ工作集』(社会批評社)という本において、以下の衝撃的な事実が明るみに出されたのです。すなわち、一九九八年いらいこれまで組織的犯罪対策法や国旗・国歌法の制定を阻止する大衆運動の“先頭”にたってきた「突破者」こと宮崎学氏(作家)が、反対運動を取り締まるための国家機関である公安調査庁と頻繁に密会を重ねスパイ行為を働いていた、という重大な事実が。そして四月いらい、この宮崎氏の“スパイ疑惑”をめぐって、インターネツトをはじめとする種々の媒体においてこのことが大問題となっているのです(資料参照)。
この本によるならば、宮崎氏は、一九九五年からー弁護士の三島浩司氏(オウム裁判弁護人)の紹介でー数回にわたって公安調査庁の工作員と密会し、宮崎氏じしんが中核派へ一〇〇〇万円を超える資金や幹部用に一〇カ所にものぼるアジトを提供していたという情報を売り渡していたとされています。そしてじっさい、当の宮崎氏は、みずからのホームページ(電脳突破党)のなかで、「公安に会ったのは事実」「自分は清く正しく美しく生きているつもりはまったくない」と語り、このことを認めているばかりか、最近では「似非政治家をやめたわし」は「文豪への道をめざす似非文化人に戻った」などと称し反対運動から身を引こうとしています。私たちは、公の場において事の真相を釈明するのではなくして、このようにして真実を闇から闇へと葬り去ろうとすることは決して許されることではないと考えます。
しかしそれだけではありません。右の本において宮崎氏との関係を暴きだされた中核派は機関紙上において、「われわれは宮崎への評価と対応を決定的に誤った」「対権力の無節操な人物を運動の前面に登場させ、あたかも闘う人土であるかのように多くの労働者人民に思わせてしまった責任は、わが革共同にあるという“自己批判文”を掲載しています。このことは、中核派の組織の幹部が、宮崎氏を媒介にして公安調査庁や公安警察のスパイとしてとりこまれてしまっている、ということの自認以外のなにものでもありません。
けれども、このような宮崎氏と公安調査庁・公安警察の“黒い関係”が社会的に明るみになったこんにちにおいても、“反対運動には裏切り者やスパイはつきもの”とか、“宮崎さんは最初から「公安と会った」と公言していたんだから驚くことない”などという声さえもが聞かれます。私たちは、このような見解に強い危機感を持ちます。政府・権力者にたいして、個人情報保護法案や組織的犯罪対策法、国旗・国歌法の制定に反対する運動の呼びかけをおこなってきた宮崎氏が、実は公安調査庁や公安警察にの情報を流していたーこのような反対運動が果たして法案を阻止する力を有しているといえるでしょうか?
いや、そのような“腐敗”を抱えた運動は内部から崩壊してしまうことになりかねないのではありませんか。
私たちは、この問題は、日本の反対運動に携わるものにとっては、極めて深刻な問題であると考えます。当会は、学生ジャーナリストとして、既成の論壇をのりこえるべく微力ながら奮闘してきました。そしてその時々の社会問題についても積極的な態度表明をおこなってきました。こんかいの間題についも社会的な関心を喚起していきたいと考え、そのための一環として各界各層の文化人・知識人の方々から御意見を伺いたいと考えています。そしてまた、このかん諸々の戦線で創造的な闘いをおしすすめている皆さまから、それぞれの立場でもって、忌揮のないご意見を、この〈アンケート〉にお寄せ下さることをお願いします。
二〇〇一年九月十七日 早稲田大学新聞会編集部
*なお、アンケートは、九月三〇日までに到着するようお願いします。
◇質間項目◇
(1) 公安調査庁などの国家機関が「協カ者」を活用して、反対運動の内部情報を獲得するというスパイ行為についてどのようにお考えですか。
(2) 宮崎学氏は、この件について、ホームページの中で、「スパイなんちゆうのはいたるところにおるよ…大腸菌といっしょであって、そんなんがちょっとはおるようでないと健全なサヨク運動とはいえない」などと、みずからのスパイ行為を開き直ってさえいます。これまで種々の課題の反対運動の代表し行動してきた宮崎氏のこのような見解についてどのように思われますか。
(3) これまで「文化人」を自称していた宮崎氏の行為について、残念ながら他の文化人・知識人諸氏からはこれを糾弾する声が殆ど聞かれません。このような文化人・知識人諸氏の姿勢についてどうお考えですか。
(4) 中核派は、宮崎氏から多額の資金援助や幹部用のアジト提供を受けるなどというかたちで、組織がスパイとして深々とからめとられてしまっていたということが明らかになっています。この中核派やその傘下にある大衆団体などが、このかん宮崎氏を担ぎ上げながら反対運動を担ってきたことは重大な問題だと思います。このことについてどのような見解をお持ちですか、考えをお聞かせ下さい。
※アンケートには、以下の資料が同封されていました
(1)『公安調査庁スパイエ作集』のコピー
(2)宮崎学サイト内「5・5発言」ページの画面コピー
(3)中核派機関誌『前進』第二〇一九号のコピー
混同するようなことだけはお止めください(笑)
#4 「市民の会」が豪華パンフをバラ撒きの怪 New!! |
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#2で採り上げた「公調のスパイを許さない市民の会」が、革マル派ド典型パターンよろしく、写真入り16ページの豪華パンフを発行し、各方面に郵送しまくっている模様です。
我々は特殊なルート(wから数ページの画像を入手しましたので、緊急でお届けします。
扉ページ |
宮崎の写真、もう少し最近の太ってるの使えばいいのにね。 |
冒頭 |
「大混乱しました」って、あーたたちが佐高をヤジったからでしょうが…(藁 |
目次 |
「ネットワーク」の図柄がコレじゃ、革マル派のITスキルもたかが知れてますな… |
9・2グラフィティ |
焚火派はじめ我々も写りまくってますな。(笑) |
ミヤザキ相関図(右ページ) |
あれ?なんで小野田兄弟が2人しか出てないの?(謎核爆)
しかし野田っちの写真が小さいね。(^_^;) |
ミヤザキ相関図(左ページ) |
おいおい、有田芳生や田原総一朗まで相関あることにするのは難しいだろう… |
共産趣味的に言えば「まさに革マルセンス全開」なレイアウトで、わくわくしてしまいます…などと不謹慎なことを言ってはいけませんね。
おそらく、近日中に模索舎などで発売されることと思われますが、我々も、現物を入手次第、サイトで紹介したいと考えています。
なお、同会の所在は豊中市服部南町3-5-26-20だそうですが、郵便の消印はなぜか日本橋郵便局だったとか。(笑)
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