連載をふりかえって…

反省、補足(4)


その20 退職願提出、そして事件

本当は退職願出す前は、社長のやり方についていけないからだと面と向かっていうつもりだった。 情けないことに言えなかった。
T社にいた時、私は、結婚して退職して 奥さんになってどんどんデブになる人をみるたび、「結婚して退社なんて逃げだ、なさけない、 私は仕事を続けるぞ!」と思っていました。 まさか自分が同じ手をつかうとはね。でも嘘だし。…一応、入社時に結婚/出産しても続けるようなことを言っていたので、「結婚前に実家に帰って家の手伝いをしなければならないので」と無理矢理理由をつけた。 今思えば、そんなの気にしなくてよかったのだ。社長は私を追い出したかったみたいだから。


その21 プライバシーを知らない

この文章を書いた時からさらに時間がたって、現在、社員のメールを勝手にみても 違法ではない、やってよいという考えはますます広まっているようだ。 OLさん向けの雑誌の記事で社内マナーなんかに載っている。理屈ではそうでしょうね。 会社の資産なんだから。
でも、世間がどういおうと私は、私用メールばんばん使える会社でないと就職しないと思う。 そんなこと言っていると就職先がまた狭められるのはわかっているが。やはり 個人でやるしかないかな。
ちなみにYさんのいるP社は全然OKだった。


その22 またも逆鱗に触れる

S協会のWさんに退社してから会った。社長とは仲がよいのだと思っていたら「辞めてよかったねー」と言われました。


その23 「来なくていい」

「来なくていい」と言われた時、正直いって「クビかー」と思うより、「嬉しい!!」と思う方が 大きかったです。
後で思い出したのだが、引き継ぎの話のとき「4月からの新入社員のための設定も必要ですし」といったら、 「いいんだよそんなの作らなくても。ID(アカウント)あげなくてもいいだろう、今いる人だけで」と言った。 そんなのかわいそうだよ。それに新入りのアカウントつくらないなら、いずれ社長以外のアカウントが 無くなるよ…(みんな辞めるから)


その24 さよなら、E社

その25 そして現在

というわけで辞めました。 朝礼の挨拶なしは、クビ扱いのあらわれだろう。
いまでもこのE社のビルの前を通る度、 なんともいえない嫌な気持ちになる。
さて私の夢はCG業界というか、CGを描く仕事をしたいという気持ちはいまでも変わりません。 もう、いっそのこと個人でスタートさせようかとも思いはじめました。 やっぱりZ市はE社の社長のような人が得をする土壌があるんですよね。いなかですから。 ここで就職すればどこでも一緒かも。でもZ市を出る気はない(家庭もあるし)。たんなる我侭とも言いますね。


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